転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

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九州から憧れの東京へ就職!しかし外勤の仕事に慣れる事ができず退職に

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地元の九州から憧れの東京に就職!

私は九州熊本県出身でわりと田舎で育ちました。

高校を卒業したら絶対に東京に出たいと思っていたので、大学や専門学校には行かず就職することにしました。

運よく東京の就職試験に合格し、夢の都会ライフが始まりました。

就職した会社には独身寮があって、寮費が安かった為とても助かりました。

東京は家賃が高いイメージがあったのでなんだか安心しました。

就職して最初の一週間は研修期間で、その研修が終わったら各職場、部署に配属されるというかんじでした。

研修期間はみんなまわりは新入社員で、特に緊張することも気をつかうことなく普通にすぎていきました。

少し仲良くなった同期とアフター5に買い物に行ったりしてむしろ楽しかったです。

でも、楽しい時間はこの時だけでした。

これから始まる会社生活がどんなに辛いかこの時は考えてもいませんでした。

研修を終え配属が決定!外勤に決まり、東京で慣れない運転をすることに

一週間の研修期間が終わり、自分が働く部署に配属されました。

私が配属された部署は男の人が多く、女の人は少なかったです。

と、いうのもその部署は外勤の方がほとんどで事務的な業務をする人が少しいるようなところでした。

女の人は3人ほどで、一人は結構年配の方、一人はおとなしめな中堅くらいの方、もう一人はどちらかというとガテン系女子で姉御肌っぽい人でした。

私も当然事務的な仕事をするんだろうなあと思っていたのですが、若手はまず外勤の基礎を叩き込むみたいで、外勤にされてしまいました。

外勤ということは車を運転しなくてはなりません。

私は高校卒業前の宅習期間中に運転免許は取りましたが、東京で運転なんてしたことがありませんでした。

地元にいた時でさえ車を運転したのは数回です。それに、外勤の業務だってまったくわかりません。

最初から不安だらけでした。

慣れない運転に上司の叱責に落ち込む毎日

車の運転はもうすごくこわかったです。

外勤は一人では行かず、上司と行動します。

先輩は18歳くらい離れたおじさんです。

怒鳴るしこわいし毎日おびえていました。

しかも、行先まで地図を暗記していかなければなりません。

今時ナビがついているのにナビの使用を許可してくれないのです。

運転も未熟で東京の地理もよくわからず、上司には叱られ、毎日気持ちが落ちていました。

外勤も私の要領が悪いのかなかなかうまくいかず、上司に迷惑をかけるばかりでした。

そんな時にいつも励ましてくれたのはガテン系女子の先輩でした。

先輩は私が落ち込んでいると、ごはんに誘ってくれたり話を聞いてくれたりしました。

このガテン系女子先輩も外勤で、2年ほどやっている方です。

女の人の中では一番年齢が近かったのですごく仲良くなりました。

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先輩と比較され叱られることが続き、会社に行けなくなってしまった

ガテン系女子先輩と仲良くなったのはよかったのですが、同じ外勤の女性として、まわりの男性社員からガテン系女子先輩と私を比べられるようになりました。

「ガテン系女子先輩はできるのに、なんでお前はできないんだ。」と言われることもありました。

比べられることがすごく辛かったです。

こんなに私も頑張っているのに、九州から一人で上京してきて一人で全部やっているのに、なんでこんなに言われなくてはいけないの、と毎日毎日考えていました。

上司は怒るけど私の成長の為に怒ってくれているのに私はそれに応えられていないし迷惑をかけてしまっていてとても申し訳なくなりました。

そんな毎日に押しつぶされてしまいそうなり、とうとう会社に行けなくなってしまいました。

実家にしばらく帰り休むことに。先輩からの励ましもあり会社に復帰

会社を休んで1週間。

上司から電話もありました。

とりあえず休暇も残ってるし落ち着くまで実家に帰ってみたらという提案で帰省することにしました。

地元はやっぱり落ち着きます。

安心できるし何も辛いことはありません。

でもなんか物足りない気持ちもありました。

そんなある日、ガテン系女子先輩から電話がありました。

やっぱり「会社に戻っておいで」という内容の電話でした。

ガテン系女子先輩とたくさん話をして、話を聞いてもらって泣いて、何を話したか覚えていないけど、それから数日後会社に復帰しました。

復帰後外勤から事務職へ勤務変更し、その後退職を決意するまで

上司にいろいろ相談し、外勤から事務にかえてもらいました。

裏で陰口をいう先輩もいましたが、気にしないことにしました。

それからの自分は何かがふっきれた感じがしました。

事務になって気持ちが楽になったのかもしれません。

自分が本当にしたかったことがなんなのか考えるようになりました。

この会社で、事務職になってこれからもこの仕事を続けて、老いていって後悔はないかとかいろいろ考えました。

この時本気で会社を辞めたいと思いました。

でも背中をおしてくれるものがなく悶々としてた時、同期の仲が良かった子が会社を辞めたという話を聞きました。

その話を聞いて、「同期が辞められたんだから自分も辞めれる」と思い、その日のうちに上司へ相談し退職に至りました。

退職の引き継ぎや有給消化はスムーズではなかった

退職する日が決まり、業務引き継ぎや有給休暇の消化のスケジュールをちゃんと組んで辞めたかったのですが、あまりうまくいかなかったです。

突然決めた退職だったからかもしれません。

今は会社を辞めて後悔はありません。

ガテン系女子先輩にはとても申し訳なかったですが。

辛かった経験も事務職での経験も自分が成長するのに必要だった経験だと思っています。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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