転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

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訪問介護の仕事に限界を感じ退職を決意!後悔しない転職にしたい

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会社は好きだけど介護職という仕事に限界を感じ退職することに決めた

私は今現在訪問介護事業所で働いています。

人にためになる仕事をしたいという理由で介護職を選びました。

最初はお年寄りが入所されている施設で働いていたのですが、1人で25人の方を対応する事もあり対応がどうしても雑になることが多く、1対1で関わることが出来る訪問介護事業所に転職することとなり今の会社に入社しました。

そして、勤め始めてから3年になります。

仕事自体はしんどいことも多いのですがとても学べることが多く毎日が刺激的で勉強になりました。

今の会社の環境は良くて居心地が良いと思っています。

一緒に働いている人も良い人ばかりでこれからもずっと続けていきたいという気持ちもあります。

ただし、介護職という仕事を続けること自体が嫌になり先日会社を辞める決意を致しました。

退職にあたって引き金になったきっかけはないのですが心身共に限界だと感じています。

この業界に対してやるせない感情を抱き続けていて自分の気持ちに折り合いがつかずにしんどいまま働くのはもう限界です。

だから退職することを決めました。

在宅介護の現場は利用者から職員に対する暴力や暴言が日常茶飯事

私が介護業界で働きたくなくなった大きな理由が介護現場での職員に対する人権侵害です。

よくテレビやインターネットのニュースなどでは介護職員がお年寄りに対する虐待が取り上げられていることを目にします。

職員がお年寄りに対して暴力をふるっていたり暴言を浴びせていたりする事件などです。

そのようなことは絶対に起きてはいけないことです。

なので私はそのニュースを見るたびに心を痛めます。

しかし、私が現場で働いていて感じることは、介護職員からお年寄りに対しての虐待よりお年寄りから介護職員に対する虐待の方が多いということです。

あくまで私が働いている現場のことなのですが、お年寄りから介護職員への人権侵害は日常茶飯事です。

訪問介護の現場では職員がお年寄りの各々の家に訪問してそこでサービスを行います。

基本的には1対1です。

訪問しているお年寄りの中には介護職員に対して暴言を浴びせる人や介護職員を召使のように扱う人は少なくありません。

そういう方の所に行くとずっと罵声を浴びせられます。

「死ね」という言葉を言われることもあれば、「あなたは人間として生きてる意味がない」と言われたこともあります。

性差別を受ける事もありました。

「あの人は男性だから嫌い。絶対に家に来てほしくない。」という人もいれば「あの人は女だからいう事に対しては何も言わず行うことが当然だ。」と理不尽に怒る方もいらっしゃいました。

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60分のサービスの中で50分罵声を浴びせられ続けたこともありました。

そういう方が居ればお断りしたい気持ちが山々なのですが原則事業所の方から断ることができない決まりがあります。

不衛生な家で介護の仕事をしなければいけないことも多々あった

さらに、相手の家の中がすごく不衛生な場合でもそこで仕事をしないといけないので、私にはきつかったです。

床にゴミを散乱させている人もいて捨てようとすると「それはゴミではないから」というので捨てることが出来ず虫が湧くこともありました。

だから、ウジ虫が湧いている部屋で黙々と作業をしないといけないのです。

相手の家の中の事なのであまり立ち入ることができない現状がありました。

行政機関に相談しても何の解決にもならず、その人の生活環境だから仕方ないと流されることもありました。

水虫の人のお風呂介助のサービスを行った際、家では十分に対策が取れず、水虫が移ることもありました。

お年寄りに対して介護をすることは感謝をされることも多くやりがいもあるので今の仕事自体は大好きなのですが、今の介護保険の現状では安心して働くことが出来ないので退職という手段をとるしかありませんでした。

介護の仕事を続けたいという気持ちもあり、退職を決断するまで悩んだ

この業界で働き続けたいという気持ちもあったので、退職をするという決断に至るまでは色々な人に相談しました。

すごく悩みました。

今の職場の社長に何度も相談をしました。

社長は親身になって動いて下さったのですが介護保険というルールがあるので変えられない限界もありました。

退職をしようかどうか考えてから3か月は悩んだと思います。

その間は本当にたくさんの人のお世話になりましたが、最終的に退職と言う答えを出すことにしました。

退職を決めてからも今現在も自分自身の中で色々な葛藤があります。

退職して本当に良いのだろうかと何度も何度も頭の中で巡っています。

私は家庭を持つ立場なので退職という決断にはすごく勇気がいりました。

家族の事を考えると退職という決断は正しいのか疑問に感じます。

しかし前に進んでいかないといけないので前向きに考えることにしています。

後ろめたさを引きずったままではせっかくの決断も悪い方に進んでしまうと思うからです。

今は退職と言う決断が正しかったかどうかなんてわかりませんが、後から振り返ったらあの時決断して良かったなと思えるようにこれからの人生は歩んでいきたいと思っています。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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