転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

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人事異動で職場の雰囲気の悪化!有料老人ホームを辞めた体験談

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介護職として勤務し始めた当初は最高の職場だった老人ホーム

介護職として有料老人ホームに勤務していた時の話です。

入社して1年目は先輩、上司、同僚と職場の人間関係に恵まれて、きつい仕事ながらも楽しく働いていました。

先輩と上司は仕事ができる人が多く、彼らと一緒に働いて動き方を見ているだけで効率の良い働き方の勉強になりました。

職場の人みんながそれぞれ割り振られた仕事を的確にこなすので、空いた時間でサポートしあったり、ホームに入居しているお年寄りのケアをさらに手厚くすることができていたと思います。

人事異動来た新しい先輩達が全く仕事をしないせいで仕事量が激増!

それががらりと変わってしまったのは、2年目に人事異動で有能な先輩上司がごっそり他の施設に移り、他所の施設から新しい先輩が来てからです。

この先輩たちが厄介でした。

介護職なのに、入居者の世話をちゃんとしないのです。

頼まれたことを忘れる、割り振られた仕事を余裕をもって設定してある時間内に仕上げられない等々、最初は新しい施設で戸惑っているのかと思い、他の職員でサポートしていましたが、数か月、半年経っても改善が見られません。

むしろ、先輩自身が担当していて仕上げなければいけない分まで他の人(特に私たち後輩)がやればいいという考えが透けて見える態度でした。

自分たちに振られた仕事があるのに、それらを終わらせてさらに先輩の分までとなると大変です。

ただでさえ介護は体力がいる仕事なのに、分担せず限られた人だけでこなしていると疲労感が増すようになりました。

人相手の仕事なので、時間内に終わらなかったからと帰ることができず、先輩の作業が遅くて残った仕事をサービス残業して帰ることもよくありました。

さらに、問題の先輩達は入居者への態度も悪く、クレームが来るようになりました。

クレーム対応にさらに時間がとられるようになりもともといた職員たちも余裕がどんどんなくなっていきました。

上司に何度も先輩の業務姿勢や入居者への態度を相談、訴えましたがなあなあにされるだけであまり改善されませんでした。

優秀な人が辞めていき、職場はますます混乱!このままでは体が持たない

そのような状況が半年以上続くと、残っていた数少ない有能な先輩や同僚が転勤願いを出して異動していったり、転職して辞めていきました。

「このような職場では体がもたない」と皆口にしていました。

元々自分の担当している仕事に加えて、先輩に押し付けられた仕事、先輩が入居者を怒らせたせいで増えた仕事をさらに減った人数でこなさなければいけない状況になりました。

そんな時会社全体の研修会があり、たまたま問題の先輩が以前いた施設で働いている同期に会って話を聞くと、「以前の職場も同じ状況だったが、いなくなってから仕事がスムーズに回るようになりみんな喜んでいる」と言われました。

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私の職場は厄介払いを押し付けられたんだなと思い、この時から会社そのものが信用できなくなりました。

転職活動中に恋人からプロポーズ!新しい土地で仕事を探すことにした

自分では今の職場の環境を変えるのは不可能だと思い、逃げるが勝ちと転職活動を始めました。まずはいくつか転職サイトに登録して、募集のある会社を見て応募しました。

今回の職場の件で、介護業界は人間関係に左右されすぎる点が嫌だと思い、20代前半だったこともあって他の業界も視野に入れて仕事を仕事を探しました。

いくつかの会社から書類選考合格の連絡があり、面接へと進みました。

介護職だったので勤務がシフト制のため平日休みが多く、転職活動中は面接のアポイントメントが取りやすくて良かったです。

ところが、面接を進めているうちに私生活の方で転機が訪れました。

この時ちょうど長く付き合っていた交際相手が地方に転勤することになりました。

「今の会社を辞めてもらうことになるが結婚してついてきてほしい」と言われました。

交際相手には職場での愚痴をあまり言っていなかったので、申し訳なさそうにプロポーズされたのですが、私としては仕事も堂々と辞められるし、新しい土地で仕事も探せると思い、喜んで了承しました。

転職活動はいったん休止し、職場に結婚と退職を伝えました。

最終出勤日まで3ヶ月くらい残っていました。

退職決定後、有給の処理ミスが発覚しますます会社への信頼がなくなった

退職までの最後の3ヶ月、なるべく立つ鳥跡を濁さないようにしようと働いていました。

相変わらず嫌な先輩に仕事を押し付けられそうになることはありましたが、さすがに半年以上もその状態なので、上手く逃げられるようになっていました。

お客様である入居者の対応はしっかりしつつ、入居者にあまり影響の無い事務的な仕事をサービス残業してまでさせられそうな時はしっかり断るようにしていました。

「後輩のくせに生意気」と言われることも増えましたが、「その生意気な後輩はもうすぐいなくなるのでご安心ください」と返していました。

上司は相変わらず見ているだけで、誰にも注意や指導は入らず、失望しますますこの職場を辞めることになって良かったと思うようになりました。

最後、たまっていた有給休暇や長期休暇を消化しての退職になりましたが、ここでトラブルになりました。

処理を担当した先輩の故意か不注意かはわかりませんが、一部の有給休暇が当日病欠扱いになっていて、最終月の給料から罰金が引かれていました。

すぐに本社の方に連絡して、罰金が払い戻されましたが、この件でこの会社に対する信頼は0になりました。

業界大手の会社でしたが、今後介護業界で働くにしても二度とこの会社の系列では働きたくないと思いました。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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