転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

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システムエンジニアから未経験で医療事務の仕事へ転職成功!

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初めはSEの仕事を探していたが、思い切って医療事務を資格取得を目指した

まず、仕事を辞めたいと考えた時、次にどのような仕事をしようか考えました。

マーケティング会社のシステム部に在籍していた為、同じ職種でシステムエンジニアの仕事で転職先を探しはじめました。

しかし、新卒から6年間同じ会社に勤めており、かなりコアな業務内容だったため、私の技術力は狭く・深くの状況でした。

システムエンジニアと一言で言っても、データベース系からネットワーク系、アプリケーション系などかなり幅が広い職種です。

私の知識や技術は他社ではニーズがなく、「6年のキャリアがあります」と言っても、業務内容によっては新卒と変わらない状況ではないか・・・?と思いはじめました。

また、システムエンジニアでの転職でもう一つ悩みの種だったのが、現在の職場の上司・同僚とまたどこかで一緒に仕事をする可能性があることです。

実は、仕事を辞めたいと思ったきっかけは、一人の上司からのセクハラ行為でした。

同じ職種だと横の繋がりがあるため、知人の知人で近況を知られたり、偶然にもまた同じ会社に勤めることになったりでもしたら、仕事を辞めた意味がありません。

そう考えると恐怖で、同じ職種で転職することに不安がありました。

上記の2つの理由から、私は、思いきって全く経験のない新しい分野へ挑戦しようと決意しました。

インターネットを使って、いろいろな職業や求人情報を調査しました。

そして私が選んだのが医療事務です。

比較的資格取得がしやすく、働き口が全国どこにでもあるというのが最大の理由です。

20代後半の年齢にもなっており、これから専門学校や大学に通うような大掛かりなことは避けたかったので、短期間の勉強で資格が取得できるのは魅力的でした。

また、今後、結婚・出産などで生活スタイルが変わったとしても、働き口がたくさんあり、パートタイムで働いている人も多い職種なので、まさに女性に人気の仕事だと思いました。

転職に向けて、働きながら医療事務の資格取得のための口座を受講

医療事務の仕事に転職することを決意してから、まず資格取得のために講座を受講することにしました。

仕事を続けながらの転職活動だったため、仕事に支障がでない様に、日曜日のみの講座で3カ月程通いました。

週に1回とはいえ、1日5時間の講座はかなりキツイもので、夕方にはクタクタの状態でした。

しかし、今の仕事を辞めるため、スムーズに転職するためだと思い、勉強に励みました。

平日は毎日残業し、日曜日はみっちり講座という、体力的な疲れももちろんありましたが、会社に退職のことを話すまでは、水面下での活動だったため、バレてはいけないという精神的な疲れもあったことを覚えています。

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医療事務の資格試験の日から逆算して退職の日程を決定し、上司に伝えた

仕事を続けながら、資格取得のための講座を受講し、転職活動をしゅくしゅと進めていました。

講座のカリキュラムが終了してから、約1ヵ月後に資格試験があったため、その期間を逆算して講座終了の1ヵ月前に、上司へ退職の意を表明しました。

例えば、1月~3月が講座期間とした場合、資格試験が4月となるので、2月に退職を切り出したかたちになります。

私の場合、有給休暇が1ヵ月以上あったため、3月の後半までは出勤し、4月はまるまる有休消化して退職となりました。4月の有休消化期間中は、資格試験に向けて勉強の日々でした。

無事資格を取得し、未経験で医療事務の仕事への転職に成功!

4月末日で会社を退職しましたが、資格試験は4月後半だったため、合否の結果通知は約1ヵ月後の5月になります。

結果通知が届くまでの間、仕事はどうしたかというと、講座を開催しているのが大手の人材派遣会社であったため、無資格でも働ける病院を紹介していただきました。

医療事務は経験がないと就職することが難しい時代ですが、無資格、未経験で、仕事を斡旋していただけるのは大変ありがたいことでした。

もちろん、無資格の1ヵ月間は案内窓口やカルテ整理などの庶務でしたが、資格取得後は算定やレセプト請求業務などの専門的な業務をさせていただきました。

違う分野への転職を目指すのなら、期間や費用などの計画は念入りに!

私は、人生初の転職で全然違う分野への転職を無事にすることができましたが、振り返って思うことは、やっぱり計画性が大事だということです。

仕事を辞めるとなると、次にどんな仕事がしたいか考え、実現するためにはどの程度の期間や費用がかかるかを計算する必要があります。

私の場合は、畑違いの分野への転職だったため、期間や費用の計算は念入りに行いました。

資格試験に失敗した時のことを考え、1,2ヵ月余裕をもって退職のタイミングをずらすという選択肢もありましたが、有給休暇がかなり余ってたこともあり、1ヵ月は資格試験勉強に充てることができるので、一発合格できる自信がありました。

また、1ヵ月無資格の期間があるため、就職先が見つからないという可能性もありましたが、その点も講座から就職までをフルサポートしてもらえることを事前に調査して理解したうえで、講座の申し込み、退職の時期も計算しました。

実際に、仕事を辞めようと考えてから辞めるまでには半年ほどかかりました。

転職先や職種などの条件によって、準備期間は様々だと思いますが、行動する前にまず計画を立てることが大事だと実感しました。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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