転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

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寿退社でも円満退社は難しい?退職を伝えたあとの上司の行動に唖然

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経営の悪化が原因で退職者が増加し残業が増え体調を崩し退職を考えた

独身時代、社内のシステム課で、コンピューターのプログラムを作る仕事をしていました。

仕事をするのは好きでしたし、入社5年ほど過ぎて、仕事にも慣れ、楽しくなってきていたところでした。

ただ、年齢が20代後半になり、今後どうするのか、少しづつ考え始めていた時でもありました。

そんなころ、いろいろなうわさが流れ始めました。

会社の経営状況が悪く、銀行から融資してもらえなくなるのではないかとか、今年はボーナスが出ないのではないかとかいう、うわさでした。

会社の業績が悪いのは、知っていましたが、そこまで悪いとは思っていませんでした。

会社が危ないといううわさが流れると、社員が退職し始めます。

会社が倒産する前に、他の会社に転職しようとする社員が少しづつ退職し始め、人事異動が多くなり、ますます社員が辞めていくという流れが加速していきました。

仕事の効率も悪くなり、残業が増え、しかも、残業代は出ないという状況になっていき、残って働く社員は、疲労して体調が悪い人が増えていきました。

こうなると、さらに残業が増え、体調を崩すという悪循環です。

私も、ストレスなのか顎関節症になり、口が開かなくなりました。

治療しながらの仕事も負担になり、年齢的にも、転職するには良いタイミングかと思い、退職を決断しました。

退職理由は円満に辞めるために寿退社ということにして上司に相談

退職するとき、どんな方法で退職したら良いのか、考えました。

地方のサービス業の会社でしたので、女性は寿退社をする人が多く、会社もそれを当たり前としているような雰囲気がありました。

私の仕事は、現場ではなく事務所の仕事でしたが、事務の方も、女性で結婚して働いている社員は、その当時ほとんどいませんでした。

円満に退社するなら、転職とか告げずに、結婚という理由にして退職しようと考えました。

そのころ、お付き合いしていた彼氏も了解済で、まず、直属のお世話になった上司に、退職の意思があることを報告しました。

転勤のある人との結婚という話で納得してもらいました。

そこまでは、何の問題もなく話が通りました。

ただ、どうしても今出ないとだめなのかということを確認されました。

ただでさえ、人がいなくなって忙しくなっている時期だったので当然といえば、当然です。

私も、予想はしていました。

監督責任を問われることを嫌う上司は毎回退職希望者と揉めていた

一番大変だろうと思っていたのは、部長への報告でした。

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転職で退職していった女性の先輩と、毎回、もめていた話を聞いていたので、転職というと、またもめるだろうという予想のもとで、結婚を理由に退職しようと考えていたのですが、それでも、いろいろな嫌味を言われました。

自分が顎関節症になったのも、会社のせいではなく、私の仕事のやり方が悪かったからだと、会社の責任ではないという話をされ、他の課に異動してから辞めるように言われました。

他の課に異動してから辞めるのであれば、自分の監督責任が問われないから好きにしてという意味かなと思いました。

サービス残業もして、自分なりに頑張ってきたつもりでしたが、それらも否定された気がして、少し悲しくなりました。

残念な終わり方でした。

6年近く働いてきので、辞める時は嫌な思いで辞めたくはなかったのですが、社員が次々辞めていく状況の中で、また部下が辞めるということで納得いかなかったのかもしれません。

あと、2か月ほど働いて辞めたかったのですが、ほかの課に異動するように言われたので、異動せずにすぐに辞める決断をその場でしました。

その報告の次の日、私の席が、課内で部長から一番遠い席になり、パソコンも古い機種に取り換えられていました。

冷静に、驚きました。

退職が決まった後は次に備え、半年かけてパソコンや簿記の資格を取得

会社での退職にまつわる話を、彼氏にも報告しました。

事後報告でした。

辞める時は、寿退社で会社には報告することは、伝えていましたが、時期については決めていませんでした。

私が、思い立った日に退職して、その話を伝えると、そろそろ転勤が来るので、結婚して転勤についてこないかという話をされました。

転勤するまでは、私も仕事をする予定でしたので、結婚後のことを考えて、事務のパートが出来るように、パソコンや簿記の資格を取ることにしました。

半年間、ポリテクセンター7に通って、ワープロ、表計算、簿記の資格を取りました。

その後は、パートで営業事務や経理事務の仕事に転職しました。

プログラムを作る仕事は、家庭との両立が、当時は難しそうだったからです。それからは、ずっと事務の仕事をしています。

円満退社は難しいと痛感!後味の悪い退職経験になってしまった

最初の仕事のおかげで、今のパソコン業務は抵抗なく、好きな仕事になっていますが、やはり、すっきりと退職できる方法はないものかと思います。

どんな会社でも辞める時にトラブルになってしまうと、それまでの楽しかった職場が嫌な思い出になってしまいます。

退職した後も、顔を出せるような辞め方をしたいと、最近は特に思います。

せっかく縁があって、入社し、仕事をしていた職場に退職後は近寄れないといのは、寂しい気持ちがしています。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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