転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

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目指していた整骨院の院長になれたけど、理想と現実の違いを知り退職

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専門学校を卒業し、整骨院で働きながら目指していた院長になることができた

昔自分は高校時代に柔道をやっていて、怪我も多く、整骨院の先生にお世話になる事は多々ありましました。

その際に整骨院の先生と言う仕事を知り、人のためになる仕事で、人から感謝されるのにお金貰えて生活が出来るという事で、何とか整骨院一本で食べていきたいと思い、資格を取りました。

専門学校を卒業後は色んな整骨院を転々としながら勉強を行い、各種勉強会や独学でも勉強なども行い、様々な技術を得る事に躍起になってました。

その甲斐あってか、雇われですが院長になることが出来ました。

オーナーからの要求で経費削減を強いられ、仕事量は増える一方になった

しかしそこは雇われでしたので、オーナーの言い分は絶対であり、例え知り合いの税理士が計算し、黒字であろうが土地家屋の相場を計算するのが仕事の人が計算し黒字であろうがオーナーから「赤字」と言われれば赤字でした。

経費を削減しろと言われれば、使っている消毒液を安いものにしてさらに使用頻度を減らし、衛生的に問題のあるところの掃除の頻度を減らし、色々問題が出そうな状態になりましたが、それでも経費削減しろと言われていたので、どうしても譲れない部分は頑張って交渉して出してもらうか、出せないといわれた時は自腹で何とかしました。

それでも赤字と言われた分は従業員にしわ寄せがきますので、自分の給料が降給になり、当時自分が居た店舗のために雇った従業員なのにかなり遠い別店舗の配属になり、最終的には自分一人で雑用から保険請求までやるようになりました。

さすがに毎日始発から終電(終電も乗れず院で寝泊りした日も多々)が続き、身体も心もボロボロになったので、何度か辞めようと思いました。

しかし頑張ればもう少し生活が改善されるかもと思い、雇われとはいえ院長になれたので、もう少し頑張ろうと思ってました。

この時降給の影響もあり、実は生活するだけでやっとでした。

生活費が不足してカードを切って生活する日が続いていました。

ついにその日が来ました。

一人院長で働いている時、頑張れば少しづつでも改善されると信じて働いていましたが、カードが5社分焦げ付き、使い物にならなくなった時に限界を感じ、辞める決意をしました。

改めて過去を振り返ると院長とは名ばかりで、当時の会社に入社したての従業員としての給料と、その後その会社で雇われ院長として働いていた時の給料は同じでした。

しかし院長なので保険請求等の責任ある業務もあるばかりではなく、一人なので雑務も多々。

少し前は従業員で働いていた時間・給料よりもやること・拘束時間が増えたのに給料ダウンはさすがに辛かったです。

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整骨院を退職後は借金を返すためにアルバイトを掛け持ちして働いた

それで終わらないのが人生です。

今までカードで焦げ付いた分が約200万です。

会計時にカードを使っていたのでカードショッピングになりますから、キャッシングしてお金を借りたわけではないので、過払い金と呼ばれるようなものも発生しませんし、返済は自力で行う事が前提になりました。

まずは整骨院1本は諦めて、アルバイトを掛け持ちでガンガン働くことにしました。

整骨院を辞めてすぐに他の会社で正社員は難しいのはわかっていました。

それにすぐに生活費が必要になりますので、まずはアルバイトをいくつかかけもちして、次の仕事を探すことにしました。

その時倉庫作業で時給1300円の場所がありましたので、そこに応募することにしました。

そこでは派遣と言う形で働くことになるので、WワークはOKで在る程度時間は都合がつくとのことでしたので、大変重宝しました。

かけもちの仕事もある程度安定してきて、コツコツ返済できるようになってきた頃、メインで入っていた派遣の倉庫の仕事に変化が起きました。

派遣から直接契約に変わったことでWワークを辞めるように指示された

派遣も一番長い人を3年雇っていると直接契約にしなければならないらしく、その影響で1年ちょっとで直接契約に切り替わりました。

待遇面では同じとの事でしたが、実際は少し違ったのです。

派遣では派遣元に帰属し、派遣先の労働に従事しますが基本派遣元に従います。

しかし直接契約になると今まで派遣先だった会社に直接契約しているので、会社の規律に従事するかたちになります。

結果会社からは幾度と無く「Wワークはちょっと…」と言われ、そのたびに「ここ1本にしたいのですが借金があり、すぐには1本化出来ません」と頑として貫いてきました。

しかし、派遣から直接に切り替わる際に受けた説明の中に「評価制度」がありました。

勤務して最初は6ヶ月、次は1年勤務してその人のあらゆる事を評価し、評価対象がA以上なら契約継続だがB以下なら契約終了になるといった評価による契約更新・終了の制度です。

Wワークをしている自分は確実に評価が下がります。

契約更新が近づくたびに上司から「次はない」「次は無い」と言われてました。

実際は何とか契約更新できていましたが、度重なるそういった発言と、勤務年数が増えるにつれ厳しくなる評価制度に改めて「自分にはこの会社では長くない」という意識が強く芽生え、辞める決意をしました。

結局辞めるきっかけは多々あるでしょうが、他人との兼ね合いが多いのでは無いでしょうかと思います。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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