転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

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希望の人事部に就職できたのに上司のせいで毎日残業!体力の限界で退職

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人事部の仕事に就職できたけど理不尽な上司に限界!

私は就職して初めて念願だった人事採用の仕事に就くことができました。

しかし、激務に耐えかねて2年半ぐらいで退職してしまいました。

その時の体験についてご紹介したいと思います。

希望の人事部に採用されたのに仕事を教えてもらえなかった新人時代

配属されたのは念願の人事部で、すぐに採用関連の業務に就けることになりました。

就職したのは精密機器メーカーだったのですが、当時発注数がこれまでにないほど伸びていて、会社が一番忙しい時期でした。

そんな中で配属されたのですが、私に仕事を教えてくれる人がいないという状況でした。

なんと私のポジションに前いた人はうつ病で休職中とのことでした。

それで、先輩ではなく上司から仕事を教わることになったのですが、上司なので細かいことは教えてもらえず、何をしたらよいのかわからない状態でした。

しかも、会社の伝統なのか、細かい手順を教えるのではなく、「面接のスケジュール組んで」といきなり言われるような指示の仕方でした。

会議室はどう予約するのか、面接官は誰にするのか、どのように依頼するのか、面接の実施にあたってどんな準備があるのかわからない状態でした。

細かいことを聞かれるのが嫌いな上司に「聞く前に調べたのか」といつも言われました。

一応前任者の残してくれたファイルがあるのですが、必要な事項がそろっているわけではなく、マニュアルも整備されていませんでした。

会議室の予約や交通費の経費処理のことなど基本的な事項は当然のっていません。

それで怒られながら、必要なこと一つ一つ聞きながら仕事を進めていくような感じでした

怒られてばかりだったので、毎日が本当につらかったです。

今思えば必要な情報を得られない中で仕事をしていたのだからしょうがないとも思いますが、当時は怒られてばかりいたので「なんて自分は仕事ができないのだろう」と泣いてばかりいました。

準備していた交通費を隠す?上司の謎の教育方針

私が一番びっくりしたのは面接を受けに来た学生に交通費を渡すのですが、交通費を机の上に置いたままトイレに行った時のことです。

席に戻ると交通費が消えていました。

私は焦って1時間ぐらい探し、周りの女性の先輩にも協力してもらいました。

そうして1時間ぐらいすると上司から「何かないの?」と声をかけられました。

絶対に怒られると思いながら報告すると、上司はおもむろに机から交通費を出しました。

「これでわかったろう。お金をなくしたら大変なんだから席を外す時は机にしまわないとダメだ」と言われました。

私はあまりのこと呆然として開いた口がふさがりませんでした。

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言いたいことはわかりますが、隠すまでするのはやりすぎでないでしょうか。

1時間も無駄にしました。

しかし、そこまで苦労したからこそ絶対に同じ御過ちは繰り返さないだろうと思っての愛のムチだったのかもしれませんが、私にはまったく意味がわかりませんでした。

しかも交通費はきちんと封筒にも入っていましたし、何かの拍子でバラバラになったり落ちてしまったりするような状態でもありません。

そんなやり方で自分は良い教育をしていると思っているところが全く理解ができませんでした。

上司の上司も若いうちは苦労をさせるものだと思っている人だったので、私の上司の対応を認めている感じでした。

仕事に無駄な手間をかけることを要求!毎日残業で体力も限界

私の上司はバブル時代の入社で仕事は時間をかけてたくさんやっただけすごいと思っている熱い性質の持ち主でした。

従って、仕事でも手間をかけただけ良いと思っているために私の仕事は何かと時間をかけなければ、次に進んでよいという承認がもらえませんでした。

郵送すれば済むような書類を営業でもないのに、手渡しに行かされたり、メールで済む内容もいちいち直接頼みに行かされました。

もちろん必要な手間もあったでしょうが、とにかく手間をかけただけ良いと思っているのは良い仕事をすることとつながってないと思えました。

中でもどんな仕事を進めるにも計画書を作成してそれを上司に承認印をもらうのですが、数時間かけて作成したものを持っていくと「何時間かかけただけで持ってくるな」と言われました。

あまり手間を加えないで1週間後にも持っていくとやっと承認がおりると具合でした。

上司の中では「これだけ手間をかけたのだから次に進めて良いだろう」ということだったのでしょう。

しかし、時間をかけたからよいととか、物事の本質とは全く別のことだと思うので私は毎日辟易していました。

その結果毎日12時まで残業する羽目になりました。

遅いときは一人で深夜2時まで残っていたこともありますし、朝の6時から会社に行ったこともあります。

平均して毎日16時間は働いていました。

当然お昼も食べない日も多く、食べても10分ほどでカレーを飲み込む、というくらいでした。

それでも80時間以上を超えると役員承認がいるので、12時まで残っているのに9時ぐらいでタイムカードを切ったりしていました。

それでも月の残業は60時間から80時間にはなりました。

残業代は払ってもらっていたのでブラック企業とは思いませんが、前任者をうつ病に追いやった自覚のない上司だと思いました。

家には寝に帰るぐらいで、毎日「家に帰りたい」といつも思っていました。

当時は自分が生きているのか死んでいるのかもわからず、疲れのあまり床に横になりたいとばかり考えていたものです。

この会社は2年半ぐらいで辞めましたが、もっと早く辞めればよかったと思っています。

そもそも入社したこと自体が間違いだったのかもしれません。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

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しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

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また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

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