転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

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会社が信用できない!顧客からの暴力を受けた時の対応に失望し転職を決意

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新卒で保険会社に入社。営業で代理店をサポートする仕事に従事した

筆者は一昨年、新卒から務めていた会社を辞め、地元で勤務できる会社に転職しました。転職当時の年齢は26歳です。

前職を辞めるきっかけとなった体験をご紹介したいと思います。

辞めるきっかけをお話しする前に、簡単に前職でどんな仕事をしていたかをご説明します。

前職は保険会社で、私は営業を担当していました。

保険会社の営業というと、個人のお客様のご自宅や職場を訪問し、パンフレットや見積書の内容を解説して、自分がおすすめした保険商品に加入してもらうといったイメージを持っている方が大半だと思いますが、私の場合はそうではありません。

私は上記の業務に従事している代理店の方々をサポートする、云わばメーカー側の営業担当者として仕事をしていました。

主な業務は、代理店の方々が高品質なサービスをお客様に提供できるよう、トークスクリプトの提供やマーケットの分析・販売網開拓の提案をしたり、新商品やコンプライアンス等の勉強会を取り仕切ったりしていました。

代理店の方々から来る保険商品の細々とした質問に回答するのも業務のひとつでした。

転職の理由は会社都合で一人暮らしをしているのに家賃補助がないこと

私が前職を辞めようと思ったのは主に下記の理由からでした。

①仕事が楽しくなかった

日々の業務をこなしていく中で、自分は営業職に向いていないな、と感じるようになったことが大きかったです。

新卒で入社した会社でしたので、営業職ももちろん人生初の経験で、自分に適性があるかなんて働いてみなければ分かりません。

そして4年働いた結果、私自身の個人的な購買意識として、営業職からニーズ喚起をされることでモノ・サービスを購入するという姿勢が、心理的にどうしても理解できないということに気付いたのです。

そんな意識の元、代理店の方々の営業支援をしていても、表面上の薄っぺらいものにしかなりません。営業職に従事し続けることに限界を感じ、転職を視野に入れるようになりました。

②家賃補助を会社から受け取れなかった

前職ではエリア限定職という枠の中で正社員雇用されていましたが、会社側の都合により、入社時から実家からは到底通えない場所に通勤しなければなりませんでした。

エリア限定職とは、主に「地元で働きたい」という女性の従業員のために、引っ越しを伴う異動を命じない等という条件で採用される枠のことです。

事実、同じ職場の女性の多くが実家から通勤していました。

しかし私は、エリア限定職採用にもかかわらず、先述の通り会社側の事情で実家から通うことは許されず、やむなく一人暮らしをすることとなりました。

そしてその際、会社からは家賃補助が一銭も出なかったのです。

会社側にその理由を聞くと「エリア職は実家から通うことが通例であり、家賃手当を出すことは考慮していない採用枠だから」とのことでした。

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これには到底納得できませんでした。

私は家庭の事情もあり、いつかは実家へ帰らなければなりませんでした。

地元への異動願いも会社側に出し続けましたが、人気のあるエリアだったためか希望が叶うことはありませんでした。

このままでは実家から離れた場所でずっとキャリアを積まなければならなくなり、気が付いたらもう転職が厳しい年齢になってしまうのでは、という危機感を抱き始め、転職を視野に入れるようになったのです。

顧客から暴力を受けたときの会社の対応に失望したことが転職のきっかけ

上記に記載したのはあくまで転職の理由です。

上記に関する問題意識は常に持っていましたが、実際に転職活動に踏み切ろうと思ったのには、また別のきっかけがありました。

それは業務中、顧客から暴力を振るわれたことです。

具体的な内容は特定を避けるため省かせていただきますが、相手は女性で、同じく女性である筆者に対して、身体的な暴力を振るってきました。

もともと激高していた状態の顧客に突然引き合わされ、訳も分からないままひとりで応対し、一般的なクレームマニュアルを頭に浮かべながら平身低頭の体で接していましたが、結局相手を宥めることはできず、暴力を振るわれた、というのが大まかな流れです。

問題はその事件が発生した後の会社側の対応です。筆者個人としては非常に不誠実に感じるもので、そのことに大変傷つきました。

「たとえ高給でも、もうこんな会社からは給料を受け取りたくない」と、私に思わせるには十分でした。

私は先述の通り、転職をしたいという理由を複数抱えていましたので、この事件は具体的な転職活動に踏み切る大きなきっかけとなったのです。

転職エージェントを利用し、希望通り地元で働ける企業に転職成功!

上記の事件の後、私は固く転職の意志を固め、転職サイトに登録し、転職エージェントサービスを利用しながら、本格的に活動を始めました。

そしてその結果、それまでの職歴と年齢の部分が評価され、地元で働ける会社に内定をいただくことが出来ました。

もしあの暴力事件が無かったら、ずっとグズグズ前の職場で燻っていただけだったかもしれません。

そして恐らく、年齢の部分で好機をみすみす逃してしまっていたのではないかなと思います。

きっかけとなった出来事は、筆者自身としてできれば経験したくないものでしたが、結果的にそのおかげで、現在の職に就けていることを思うと、人生何がどう繋がるか分からないものだなと実感しています。

もし現在、転職したいと思っていても、なかなか踏み切れない方がいるとしたら、筆者の上記の体験談を読んで、何か感じることがあるかもしれません。

筆者のようなきっかけはなくても、一生に一度しかないかもしれない好機を逃さないよう、自分の人生は自分の手で舵取りをするべきです。

筆者の経験が少しでもお役に立てるのであれば幸いです。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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