転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

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怒鳴り声が飛び交う職場で精神を追い込まれてどんどん人が辞めていく!

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最悪の環境に昇給の変化!5年働いた事務の仕事を退職した背景

これは私が退職した会社での実際の体験談を書いています。

私は地元に本店のある、書籍の会社で事務の仕事をしていました。

事務という作業内容もあって職場は女性のみです。

パソコンの前に一日中座り、お客様対応や商品の管理などの決まった作業をします。

そんな会社で務めて辞めたいと思った理由・出来事を時系列に沿って4つにまとめました。

1.質より量が大事?事務の仕事なのに営業のような成績評価

入社してすぐ、壁に張られた張り紙の前に連れていかれました。

『これは毎月発表される成績表です』と上司に説明されました。

出た電話の回数、処理したデータの数をカウントし、月末の朝の会議で上位者を発表します。

全員でトップの人に『おめでとう!』と言いながら拍手をする風習がありました。

成績上位者にはちょっとした賞与やお菓子などがプレゼントされます。

数をこなさなければいけないという雰囲気を作り、常に最下位の人は精神的に追い込まれていきました。

スピード重視・数をこなす事のみが評価され、作業の正確性はまったく評価されませんでした。

正確に作業しなければお客様にご迷惑をかけることになるのですが、大きなクレームとして出て来なければ叱られることはありませんでした。

『数をこなし、ミスは見つからなければいい』と言う意識が生まれていきました。

それは同じ作業をする人間全員に共通した意識でした。

2.部下を指導できない上司!年下の部下だけを怒鳴りつける

事務の部署は上司は30代の女性でした。年齢的にまだまだ若い方です。

部下の平均年齢は20代ですが、アルバイト採用では40以降の主婦の方もいます。

女上司は歳が下の人間が騒いだ時に怒鳴る以外でけん制する事ができないし、歳が上の部下が大雑把な仕事をしてミスをしても叱る事が出来ず悩んでいるようでした。

女上司も指導方法にとても悩んでいたようです。

仕事中に『私は上司としてダメだ、自信がない』と嘆いている姿を見たことがありました。

怒鳴るのは20~30歳までの自分より歳が下の部下のみで、主婦などの歳が上の部下には笑顔で応対していました。

歳が下の部下がミスをした時は、全員の前で怒鳴るという行為を必ずします。

怒鳴られている時に泣いていたとしても、フォローは入れません。

そして定期的にビルの上階から、社長と係長が下りて来ます。

上階から社長が下りてきた時は、社員全員で起立して挨拶をします。

書類を一枚取りに来たという、ちょっとした雑事の時でも退室するまでは作業の手を止め、お辞儀をしたままの姿勢で過ごします。

その時に、社長や係長から怒鳴られるのは女上司です。

『君の指導はどうなってるの?』全員の前で女上司だけが怒鳴られます。

上の人間が、ミスした人間を怒鳴って叱りつける。

下の人間はひれ伏す、という習慣が出来上がっていました。

3.会社の異様な空気に、新入社員もどんどん退職していってしまった

毎日のように怒鳴る上司のいる職場だったので、怒鳴られてその場で泣き出す女性社員も多く存在しました。

どの女性社員も怒鳴られ続けることで自分に自信を失っていき、涙を流しながら辞めていきました。

お昼ご飯は決められた個室で食べる事、休憩時間は私語をしないという事も義務付けられており狭い部屋に大人の女性が8人座ってお弁当を食べているのに、全員が無言という異様な光景でした。

初めて見た人でもその異様さはすぐに分かると思います。

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本来会話が好きなはずの若い女性が、死んだように俯いて誰もしゃべろうとしない光景です。

新入社員が積極的に話しかけても、話題を広げず『そう』とだけ短く返事して黙りこくってしまいます。

その光景に驚いて、次の日から無断欠勤で来なくなった新人が出た程です。

それでも私は、最初の頃は声を潜めてコミュニケーションをとり、仲の良い同僚も何人か出来ました。

ですが仲良くなってもすぐに退職していくので、だんだんと話しかけても無駄だと感じるようになりました。

それは残っている他の同僚も同じ気持ちだったようで、新しい社員が入ってきても誰も手助けをしません。

それどころか、ミスを擦り付けるなどの盾として新人を利用していました。

研修期間中の方がお昼の休憩時間に、無言で失踪してそのまま帰ってこなくなったこともあります。

これが普通の事務の職場での出来事と思うと、相当過酷な労働環境だと思います。

同じ室内で長時間過ごす同僚とは協力していくべきだと思います。

ですが、会社の側でそれを阻止しようとしているかのような雰囲気でした。

作業中に少しでも手を止めると、女上司が怒鳴り散らしにやってきます。

定期的に巡回してきます。

まるで奴隷労働のようでした。

4.退職を決意したのは、新入社員の給料引き上げで自分と同じになったから

3で、次々と新人社員が辞めていくし、長く続いていた人も最終的には追い込まれて辞めてしまいます。

毎年6~8人ぐらいの新入社員、元々いた通常の社員が退職していきました。

部署内の人数は40人ぐらいですが、とても多いと思います。

対策として給与面・研修の時だけでも叱らず優しく接するなどの対策を実施するようになりました。

今まで黙って耐えてきた社員の私としては、給与面に差が開くことに一番不満を感じました。

昇給があるから頑張ってこれていたのに、新しく入ってきた方の給料と、何年も続けて昇給をした私の給料が同一になるという事が耐えられない事として感じられました。

また、募集要項には性別に関する指定は無いものの、男性お断りという暗黙の了解がありました。

採用されるのも女性のみで男性はお断りするような場所でした。

女上司より歳が上の人間も正社員枠では不採用になりました。

女上司が扱える人間か否かが合否の基準です。

気に入った人間には優遇をするという選民意識もこの会社には蔓延しており、新しい剣を取り入れる、社員の意思を組むといったことは一切無く、社風そのものが腐敗していると感じました。

以上の理由があり、私はこの会社を5年前に退職しました。

あのままあの会社で仕事を続けていたら、間違いなく体調を崩していたと思います。

私の人生は、仕事が一番ではありません。

やりがいと言った綺麗ごとも言いません。

給料を重視します。

これら辞めたい理由の中でトップで辞めたくなったのは給与面でした。

給与が良ければ、過酷な労働環境であっても私はもう少し続けていたでしょう。

ですが、辞めた方がよいと感じているのなら辞めた方が良いです。

好きでも無い仕事を無理に続けて、病気になった友人も身近におります。

無理に続けることがいかに愚かな事かも知ったうえで4年続けていました。

他の方は、上司に叱られる・社内の人間関係の段階で次々と辞めていきましたが私の場合は給与という出来事がきっかけで辞める方向に意志が働きました。

心と体の健康を維持できることが人間の生き方として正常だと私は考えます。

そしてお金があることが大切です。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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