転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

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ブラック企業と知らずに新卒で入社!半年で異業種への転職した体験談

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給料だけで選んではだめ!新卒で就職した職場はブラック企業!

もう10年以上前の話ですが、私が専門学校を卒業して初めて就職した会社はいわゆるブラック企業でした。

目先の給料の高さと選考基準のゆるさによく考えもしないで入ってしまいました。

そこは自社の分譲マンションや、他社が売り残したマンションを買い取って売る不動産の会社でした。

私は、営業事務と、営業どちらがいいか聞かれ、迷わず給料の良い営業を選びました。

それが間違いでした。

営業は大変だよ、とは念押しされましたが、いえ、若さとやる気で乗り切ります!と意気込んで配属された部署で新社会人生活が始まりました。

ありえないほどの残業量と休日出勤!休みは月に1日なこともあった

採用されるときに聞いた話では毎週決まった休みと隔週で連休もある、と言われていましたが、とんでもない、全く連休はありませんでした。

それどころか、マンションが一件も売れてない月は一日しか休みがありませんでした。

私が女性でもこの扱いですから、男性社員の待遇はもっとひどいものでした。

女性だからと、一応終電ぎりぎり間に合うかどうか、くらいに帰してもらえることが毎日でしたが、男性は夜通し投函チラシを現地まで行ってやらされたりしていました。

たぶん残業していたのでしょうが、定時は一体何時だったのかすらわかりません。

今思えば、とんでもないブラック企業だったなあと思います。

ここでは書きませんが、他の違法行為も様々やっていたように思います。

パワハラやセクハラに耐えられない!半年で音を上げて転職活動を開始!

結局体調を崩してしまい、このままでは精神も崩壊しかねない、と危機を感じ、半年経った頃から転職を考え始めました。

そのような勤務体系なので、転職活動をする暇も無いので、その当時、禁止されていた社内恋愛で射止めた先輩社員とこっそり同棲をしており、退職してからの転職活動中ほんのちょっとの間養ってもらうことにして、転職することを決意しました。

意を決して、直属の上司に退職願を出したところ、もちろんあっさりとは受け取ってもらえず、何時間も鬼のように詰められ、顔がぐしゃぐしゃになるくらい泣き腫らしてようやく辞めさせてもらうことが出来ました。

半年足らずの新社会人生活でしたが、3年くらい働いたんじゃないかという気持ちでした。そのくらい、色々な経験をしました。

中年の男性が時々中途で入ってきても、私のの同期や先輩が上司から殴られたり、灰皿を投げつけられている様を見て怖気づき、翌日から来なくなる、ということが日常茶飯事でした。

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なので、自分で言うのもなんですが、19歳で入社した田舎出の女の子がそんな男性社会の荒波で半年耐えたのだから、たいしたもんだと思いませんか?思って欲しいです。

セクハラもたくさん受けました。

毎日「○○ちゃん、胸触らして」や、「外回りなんかやめてホテル行こうよ」などと言葉のセクハラを受けて、なんだか当たり前のあいさつみたいになってなんとも思わなくなっていきました。

そんな会社でした。

転職先は女性が活躍できる憧れの場所でパワハラやセクハラとは無縁

私が転職した先は、打って変わって女性だらけの結婚式場でした。

華やかなドレスに囲まれ、パンツスーツをビシッと着こなしたキャリアウーマンといった感じの先輩がたくさんいる職場で、ここが私の来るべき職場だったんだ!と思いました。

当たり前ですが、お給料はそこそこでしたが、きちんとお休みも残業代も頂けて、セクハラもパワハラとも無縁の楽しい職場でした。

何より年齢は同じ年でキャリアは数年先輩、という女の子がたくさんいたので、すぐに打ち解け、先輩、後輩関係なくため口で話せて、退社後は毎日飲みに行ってはくだらない話しで盛り上がり、ストレスはほとんど感じませんでした。

もちろん、結婚式という一生で一番大事なセレモニーをお手伝いさせて頂く仕事なので、少しでも失礼があってはと仕事はとても気を張っていなければなりませんでした。

でも、前述の不動産の会社の経験から比べると天国と地獄ほど違いました。前者は毎日憂鬱な気持ちで通勤していましたが、後者は明日もはりきってがんばろう!と前向きな気持ちで働くことが出来ていました。

転職してよかった!責任ある仕事を任されるからとてもやりがいがある

その結婚式場では約5年ほど働きましたが、2年もしないうちに衣裳担当の主任を任され、在庫管理や新しく入荷するドレスを本社で選ばせてもらったり、新人の教育係など様々な責任ある仕事を任され、やりがいもとても感じることが出来ました。

お客様からも感謝のお手紙やメールを頂いたりと、この仕事を選んで良かった、と思える経験をたくさん出来ました。

クレームを頂いたこともありますが、その時は真摯に受け止め、次回に活かせるようにしてきました。

そのように辛いことも無くは無かったですが、楽しい思い出の方が多くて、今思い出しても楽しかったなあというのが一番の感想です。

ある意味酷い会社に最初に就職したからこそ、普通の待遇だったかもしれない次の転職先の会社を素晴らしく良い会社だと感じることが出来ていたのかもしれません。

どっちにしろ、男性社会と女性が活躍できる仕事の両方を経験出来たことは、とても貴重だったと今は思います。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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