転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

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責任が重く、見返りが少ない!何度も退職を考えた信用金庫での仕事

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何度も辞めたいと思った信用金庫の仕事

私は、福島県の某信用金庫で渉外係を担当していました。

業務内容としては、主に取引先の売上げの集金、預金・融資の相談と提案、保険・投資信託の相談と提案が主な業務です。

金融機関では、それぞれ預金、融資、渉外の各係に別れており、私は4年間渉外係をしておりました。

職場が金融機関と聞けば、良いイメージで捉えられがちですが、私はこれまで何度も辞めたいという葛藤に陥りました。

完璧を求められる銀行の仕事!1円でも合わなければ探せ!

金融機関に勤めている方であれば、「命の次に大事なお金を扱う」という言葉を誰しもが聞いていると思います。

これは当然のことではありますが、言い換えれば、常に完璧な仕事を余儀なくされるということです。

それを実感したのが、取引先であるタバコ屋さんに集金に行ったときのことでした。店主は77歳の男性で、良く言えばまめであり、悪く言えば人のミスをとことん責め立てる方でした。

月末で多忙の中、会議を控えていたため、集金を終え、急いで会社へ戻っていたところ、携帯電話が鳴り、本日中に預け入れしたいから、すぐに集金に来るようにと呼び出しがかかりました。

会議の時間が迫っていたため、明日ではどうかとの依頼をするも、何としても今日中にと言い張り、折れる気配が無かったので、急いで車を方向転換させ、そのタバコ屋へと向かいました。

着くと、1000枚を超える硬貨が大量に袋詰めされており、これは時間を要すると判断した私は、上司に説明をし、会議に遅れることを伝えました。

そこから、15分かかって勘定を終え、預り書を記入していたところ、その店主は「ここにもあった」とポケットから何枚かの硬貨を渡してきたのです。

今思うと、私は嫌われていたのでしょうが、焦りといらいらのピークであった私は、追加の硬貨を数え、書き直した預り書を渡し、急いで会社へ戻りました。

会社で再び、預かってきたお金を数えていると、45円足りません。

金融機関ではデート1円違わず合うまで帰れないという話がありますが、まさにこの言葉通りであり、更に焦りました。

先ほど預かってきた硬貨を1枚1枚確認すると、黒ずんだ硬貨がありました。

良く見ると、50円玉であり、先ほど数えたときはこれを5円として数えていたようです。

会議を控えて、とにかく急いでいた私は電話で事情をタバコ屋の店主に伝えましたが、「そんなことで銀行員がどうする!現金その場かぎりなんだから、今更訂正など聞けない!」という言葉の連続であり、渋々、会議には行けない旨を上司に伝え、別な上司と謝りに行ったのでした。

10分にも及ぶ怒りと批判の言葉をぶつけられ、再び上司からのお叱り、そして予め決まっていた会議のドタキャンに対するスケジュール管理の杜撰さを厳しく指導されました。

元はと言えば私の全責任ですが、この硬貨事件は今でもトラウマとなっています。

必死に撮ってきた融資の新規開拓先もあっさり却下!

金融機関の収入源は、何と言っても貸出です。

そのため、融資業務の出来高は出世争いにも大きく影響します。

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「新規開拓」という課題を与えられた私は、1日何社もの法人に顔を出し、融資の提案をしていました。

しかし、業況が良い会社にはメインバンクがついているのは当然であり、顔見知り程度の金融機関では困難な仕事なのです。

そんな中、毎日顔を出し、必死に提案を続けてきた新規取引先のA社の社長が借入の相談があると電話をくれたのです。

私は、ようやく実が結んだとすぐにA社を訪れ、借入申込書を記入していただきました。

A社は事前に提出してもらった決算書から判断して、まず問題ないだろうという金額の申し込みであったため、心踊る気持ちで会社へ戻り、すぐに稟議書(審査する際に用いるお伺い書)を記入して、審査部へ持ち込みました。

決算書の数字とようやく獲得した新規先ということを考慮して前向きに審査するという審査部担当者の反応があり、大丈夫だろうと内心思っていました。

しかし、3日後、「否決」の回答があり、私は審査部担当者にその原因を問い詰めました。

彼によると、A社が存在するエリアでの焦げ付き(不良債権)が非常に多く、この地区の新規先については、業況にもよるが、超優良先でない限り、預金等の実績を積んでから融資に応じるとの方針に急遽変わったとのことでした。

確かに、A社は超が付くほどの優良先ではないが、貸し出しても返済が困難にならないという計画書を提出しているし、熱心に顔を出してくれたからという理由でのお付き合いでの借入申し込みであったこと旨を担当者に話すも、当然結果が変わることはなく、A社の社長に泣く泣く謝絶したことがあります。

こんなことは日常茶飯事という銀行マンもおられるでしょうが、今までの努力が無駄であったかのように思えて、打ちのめされました。当然、その後のA社との取引は作れず、「期待させんな」との社長の言葉が今も胸に刻まれています。

みんなが思うほど銀行の仕事は給料が良くない

金融機関と言っても、都市銀行から地方銀行、私の属する信用金庫、信用組合、農協などさまざまであり、それぞれ経営基盤が全く異なります。

信用金庫は営業区域が決められており、遠方のエリアや県外へ転勤する心配はありません。

そのため、給与面も都市銀行や地方銀行等より劣り、ギリギリの生活となるのが普通です。

友人や親戚から、「金融機関は高給取りでいいわね。」と言われますが、信用金庫の給与は一般の会社員と同じか若干低い水準なのです。

周囲から憧れの眼差しを向けられると、飲み会などで余分に出してしまうことも多く、見栄を張っている自分が嫌で仕方ありません。

こんなことなら、もっと給与面が優遇されている会社へ転職しようと心から思い転職エージェントを活用して転職をすることに成功しました。

転職エージェントのメリットはなんといってもその人の能力や実績を高く評価してくれる会社を紹介してくれること。

辞めたいと本当に思っていた頃は、取引先からのヘッドハンティングも受けましたが、もっといい会社があると思い、断り続けたことで、後に引き返せなくなっていました。

そんな時に、たまたま登録した転職エージェントが私の人生を変えてくれました。

銀行員というとこれまでお話ししてきた実態と違い世間体は良いですし、一般企業からも重宝されるようです。

実際に、私は転職エージェントの非公開求人を通じて、某金融会社へ年収230万円ほどアップの条件で転職をすることができました。

参考⇒転職エージェントを使って転職活動をしないと損をする3つの理由

今では、あの頃の地獄は嘘のように恵まれた環境で仕事ができていますし、生活にゆとりもでました。

早いうちに転職を決心して本当に良かったです。



2017年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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