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人事で突然クレーマー専任に!組織での仕事が嫌になり退職し個人事業主へ

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突然の人事異動でクレーマー企業の専任に任命されてしまった!

私は北海道在住の35歳男性です。

私が転職を決めたきっかけと再就職の話をさせてもらいます。

私の前職はシステム機器の販売会社で、大学卒業後に入社をして13年間勤務しました。

33歳の時に会社と上司に対して不信感を抱いて悩んだ事がありました。

業務内容は会社を相手にシステム機器を販売する営業と取引販売店への卸売りでした。

入社して6年間は飛び込み営業を中心に新規顧客の開拓をしていました。

そうして28歳の時に取引販売店の担当をすることになりました。

担当販売店の業績も伸ばすことが出来ていたので、会社からも満足いく評価をしてもらっていました。

ところが、33歳の時に人事異動で厄介な仕事をすることになってしまったのです。

それは、クレーマーのような販売店の専任担当だったのです。

この販売店の社長のクレーマー振りは業界でも有名で、私の会社も今まで散々迷惑を被っていて困っていました。

しかし販売店への卸業務は、メーカーからの代行業務であったために、会社として取引を止めることが出来ない事情がありました。

今までは複数での担当にしていて、1人の営業が深く係わらないような対応をしていたのですが、メーカーから赴任をしてきた社長から、「専任」を付けるという方針が出されてしまったのです。

そこで、ある程度の業務経験のある社員から何故か私が任命をされてしまったのです。

私の担当販売店は、そこの会社だけで朝から晩まで、そのクレーマー社長と一緒に行動することになったのです。

当初は出向で行かせるという話もあったらしいのですが、流石にそれは社員の精神的負担が大きすぎるということで、数人の部長達の意見が通って無くなりました。

私は人事なので断るわけにもいかずに嫌々ながらも承諾しました。

辞令を受けた時に、直属の上司であるO部長からは「何人かの候補がいた中で、今までの実績も踏まえて君しかいないということで決めたので、大変だと思うが私も含めて周りみんなでバックアップをするので頼む」と言われました。

担当した企業の社長からの無理難題の毎日に消耗するばかり

私はこれから毎日顔を合わせることになるM社長の噂は、沢山の先輩方から聞いていたので覚悟を決める事にしました。

まずは、「何があっても1ヵ月間だけは我慢をしよう!」と自分自身に言い聞かせました。

仕事初日から、次々と問題が噴出してきました。

沢山有りすぎて挙げるときりがないので、その中の幾つかを紹介します。

担当初日に、M社長の取引先のなかでも大手の会社に同行しました。

M社長から「うちもメーカーの〇〇から選任を付けてもらったので何でも言って下さい!」と紹介をされたので、先方の社長と名刺交換をしようとした時でした。

いきなり私の指から私の名刺を力任せに取ったかと思ったら、「こんなもの無くても大丈夫ですから」と言いながら、ちぎって投げたのです。

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私もその社長も一瞬ぽかんと口が開いたまま固まってしまいました。

この出来事がM社長から受けた私への嫌がらせの第一弾でした。

他にも財布を落として、一緒にいた私が盗んだんじゃないのか!と言いがかりをつけられたり、絶対に下げることが出来ない仕入れ金額を更に半額にしれ!等、毎日こんな調子です。

私が断ると、「お前は何のための専任なんだ!全く使えない奴だな!」と怒鳴られて、上司のO部長に電話を入れるのです。

するとO部長は直ぐに飛んできて、「大変申し訳ありません、そのように対応させてもらいます。他には何かご要望はありませんか?」などど猫なで声でM社長からの無理難題を全て聞いてしまうので、専任の私がいる意味が全くないのです。

いちばん私が納得いかなかったのは、仕入れ金額をいじって大幅に下げたことです。

他の真面目にやってもらっている販売店は少ない利益でも、一生懸命販売をしてくれているのに、M社長はただごねて仕入れ金額を下げさせることで、利益がすごくあるのです。

要は部長の権限で、特別価格を出すことが出来るのです。

もし一般の社員が同じことを承諾したものなら、決済は降りることは無くて始末書ものです。

「こんなことをみんな見て見ぬふりをするのは、おかしい!ルールを破って会社に損失を与えて平然としているなんて真面目にやってくれている販売店が馬鹿をみるなんて、絶対にやっちゃいけないことだ!」と思い、直接O部長に言いに行きました。

するとO部長は「まぁまぁ、私もやりたくてやっている訳じゃないんだから、君のことはちゃんと評価しているから、あまりM社長に刺激を与えないでくれ」と言ってきたのです。

上司に意見を述べた数日後に左遷!退職し今は個人事業主として働いている

私はその日の夜はムカムカして眠れないでいました。

翌日、朝一でO部長に呼ばれたので行くと、「悪いけど今日からM社長のところに行かないで社内で仕事をしてもらえないか。」と言われたのです。

「まぁ、君には本当に大変な思いをさせてしまって申し訳ない。M社長からも担当を変えてくれと言ってきているので、君の力を発揮できる所を見つけるので、また頑張ってくれ!」と肩をたたかれました。

そうして私は、その3日後に関連会社へ出向になりました。

以前の上司や先輩方から心配して、いろいろと声を掛けてもらいましたが、ある上司からは「うちの会社は、いくら正当なことを言ってもダメなんだよ。部長クラスでも自分の保身が優先になって、みんな現実から目を背けてしまうんだよ。」と言われました。

この事がきっかけで35歳で退職をしました。

私は、組織に中で揉まれて嫌な思いをするのはもうこりごりだったので、個人事業主で出来る仕事を探しました。

現在は個人でフィールドスタッフとして、旅行ガイドの促進の仕事を見つけることが出来て毎日飛び回っています。

収入は以前の半分くらいになってしまいましたが、この仕事をやりながら、今後は何か資格を取って新しい事業をやりたいと考えています。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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