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勉強しながら働ける環境でスキルアップ!病院勤務から調剤薬局へ転職

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薬剤師として最初に就職した病院はやりがいがあった

薬剤師をしている者です。

3年前に病院から街の調剤薬局へ転職をし、今はとても満足して人生を楽しんでいます。その時の体験談をお話します。

大学を卒業後、前の職場である病気に就職しました。

病院での業務は入院している患者さんへの飲み薬や注射薬を調剤したり、実際に患者さんの所へ行ってお薬についての説明を行ったり、医師などの他の医療関係者への薬の情報提供を行っていました。

この様な仕事は現場での病気の事がリアルタイムにわかることや最新の薬の情報などを沢山勉強出来るので、専門家としてとてもやりがいのあるものでした。

業務量が多く、毎日残業!ハードな仕事でプライベートなんてない

やりがいのある反面、業務量が多く慢性的に人手不足だったのもあり、1人あたりの負担がかなりのものとなっていました。

9:00~17:00の勤務でしたが、ルーチン業務である入院患者への薬の払い出しが終わるのが早くて18:00頃でその後、個人別に振り当てられている新薬情報に関する書類や入院患者の服薬指導記録などを書いたりしていたら20:00になるのは当たり前になっていました。

週休2日なんてものはなく、日曜と月に2回土曜日が休みになります。

しかも休日出勤といって日曜や祝日は当番で1人だけ出勤しないといけない日もあって、ほとんどプライベートの時間なんてありませんでした。

この病院には将来性はない!求めるスキルアップのため転職を決意

薬剤師は基本的な国家資格の他に認定薬剤師と呼ばれる様々な分野での専門の資格が存在します、学会や研修会に参加したりして単位を集めたりして、試験を受けて合格すればその資格が与えられます。

前の職場では業務が多忙すぎてそのような資格を取るための時間がなく、学会や研修会の費用も自己負担でした。

このままではいつまでもスキルアップができないと感じていました。

そして一番の決め手はその職場の将来性でした。

職場の年齢層は40~50代の方が多く、20代の人は自分以外おらず、3年間新卒を募集していても、全く応募がなく自分の下の代の後輩がいない状態でした。

このままでは20年後位に自分が管理職になった場合、同じ立場の同年代の人間はおらず、人手不足も重なって自分にかなりの負担になのではと考えはじめました。

ある程度のキャリアを積んだ3年目で転職する事にしました。

オマケにその病院はずっと赤字経営状態でしたので、共倒れはしたくなかったのも大きな要因でした。

病院から調剤薬局へ転職することを決めた

辞める3ヶ月前に上司に報告しました、引き止められましたが、後継者がいないと自分が辞めれないというのが見え見えでしたので、キッパリと辞めることを伝えました。

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その間に転職活動を行いました、また続けて病院にしようか、それとも調剤薬局にしようか迷っていましたが、病院で働いている間、患者さんに服薬指導する事にやりがいを見出していたので、沢山服薬指導が出来る調剤薬局に就職する事にしました。

サイトの紹介で見学に行った薬局はパワハラが蔓延している職場だった

まず薬剤師専用の転職サイトを利用して、転職先を探し始めました、そこで給料も良くて自分の住んでいる地域に近い所が見つかったので1度見学にゆくことにしました。

そこで色々と説明を受け、給料や福利厚生もよかったので、そこを第一候補にしようとしていたのですが、その薬局の系列に務めていた友人がいたので参考までに聞いておこうと、「同じ系列のあそこの店舗に就職しようと思うのだけれど、どう?」と聞いた所、「あそこの店舗は辞めといた方がいい」とキッパリ断られました。

詳しく話を聞くとそこの主任にパワハラなどの問題があり新人が2人辞めているし、ずっと人手不足になっているとのことでした、それを聞いた自分は一旦その薬局については保留にしました。

学生時代に断った調剤薬局にダメもとで電話

それ以降なかなか転職先の候補が見つからず、悩んでいた時にふと学生時代に面接を受けた薬局の事を思い出しました。

その薬局は見学の時も印象がよく病院に落ちた時の滑り止めとして面接を受けて内定をもらったのですが、自分はその時どうしても病院で働きたかったのでお断りしたのです。

気まずいと思いつつ自分はその薬局に連絡してみました。

すると「ちょうど事業拡大に伴い薬剤師を募集している、よかったらどう?」と声をかけられました。再度見学を行って、雰囲気や給料も福利厚生もよかったのでそこに転職する事に決めました。

勉強しながら働ける!転職した調剤薬局はいいことばかりだった

今の職場は患者さんと接する機会が多く、勉強会や学会参加などに力を入れており、病院と変わらず勉強しながら働く事が出来てます。

認定薬剤師を取るためのバックアップもしっかりしていて費用も負担してくれます。

残業もほとんどなく、日曜出勤もなく今までよりもプライベートの時間が増えました。

年齢の近い先輩も多く気軽に相談に乗ってくれます。

勉強会の後などはいつも飲み会が開かれ3次会までいって夜中の1時位まで楽しく飲んでいることなんてしょっちゅうです。

病院に務めていた頃から付き合っていた彼女がいるのですが、最近結婚する事になりました。

前の職場ではプライベートの時間が取れず一緒にいることが中々できませんでしたが、今の職場のおかげで共に過ごす時間ができたおかげだと思っています。

前の職場ではずっと気怠い気分なのがほとんどでしたが今は気分も軽く本当に人生が楽しいです。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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