転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

会社辞めたいと思った体験談

会社に盗聴器がしかけられていた?!3ヶ月で退職したありえないバス会社

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シングルマザーなので正社員の仕事を必死に探し、バス会社に就職

5年前に就職し転職した時の話です。

私は子どもを産んでから夫婦関係がうまくいかなくなり、娘が2歳の時に離婚をしました。

国民健康保険、国民年金といきなり払わなくてはいけなくなりとても焦ったのを今でも覚えてます。

それだけでなく毎月の家賃、食費、光熱費と考えると一日でも早く働きたいと思いました。

私はシングルマザーとなり、正社員の仕事を探していました。

40代で正社員なんて難しいとはわかっていたが、やはり正社員にこだわって探していました。

これから一人で娘を育てていかなくてはいけないので必死でした。

そして勤務地も近い、小さなバス会社に雇ってもらうことになりました。

勤務地は車で5分でした。

保育園に娘を預けていたので勤務地が近いのはとても助かりました。

面接をした社長はシングルファザーだったこともあり親身に話を聞いてくれて採用となりました。

社長は70代で金髪、ブランドのスーツを着ていて一見やくざの様な風貌でしたが、厳しさも優しさも持っているような方でした。

職種は営業だったので出来るか不安だったが、心機一転、頑張って挑戦してみようと思いました。娘のために、生活のために。

すぐに辞めていればよかった!社内に盗聴器を仕掛けている社長

その会社は、大型バス、中型バス、小型バスを保有していました。

社員は経理の女性と、ドライバー兼営業の部長とドライバー兼営業の社員3人でした。

私は先輩社員と一緒に営業回りからスタートしました。

朝から夕方まで新規開拓のために市内の小中学校を回りました。

社長は見た目だけでなく性格も個性的な方で、社員に怒鳴ったり、電話口で怒鳴ったりしていました。

社員に対して「辞めちまえ。」が口癖でした。

社長の機嫌が悪いと一日が最悪な、そんな会社でした。

私も仕事に慣れてきた、社長が不在のある日、経理の女性から話があるからと会社の外に呼ばれました。

社内で話してもいい内容でした。

以前から社員同士も会社の外で話すことが多いなあとは思ってました。

訳を聞くと盗聴器が仕掛けられているからとのことでした。

社長が不在なのに、社長は社員が話す内容を知っていることが多く盗聴器に気づいたそうです。

小さなことで怒鳴りつける社長に嫌気が差し、3ヶ月で退職

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ひどい会社に就職してしまったけど、せっかく就職したしお金もなかったのでなんとなく続けていました。

就職してから三ヶ月が経とうとする頃、社長が私に対していきなり怒鳴ってきました。

理由は、営業の移動中にお菓子を食べたからでした。

飴を食べたからです。移動中に男性が煙草すうのは大丈夫で、女性の飴はだめなのかと思い頭に血が上りました。

社長は「辞めちまえ。」と大声で怒鳴るので、「では今日で辞めさせていただきます。」と言い返しそのまま退職しました。

みんなびっくりしてたが、私の気分はすっきりでした。

長く働こうとは思えない会社でしたから。

社長もびっくりしたと思います。

後から聞いたら、私の後に続いてみんな次々辞めていったそうです。

今思えば、おかしいと思った時にスパッと辞めればよかったと思います。

退職後ハローワークで事務の契約社員の仕事を見つけ無事転職

まだ時間が早かったので退職してそのままハローワークへ直行しました。

インターネットで仕事検索をすると、正社員ではないけど事務の契約社員を募集している会社がありその場で応募しました。

後日採用試験、面接が決まり、そして採用となりました。

前の会社を辞めてから1週間も経たないうちに新しい会社で働くことができました。

お金がなかったのでとても助かりました。

新しい会社は大手生命保険会社で、職種は営業オフィスでの保全事務でした。

保全事務とは、生命保険加入者が結婚して名義を変更したり、入院をして給付金を請求するときの書類などをセールスから受け取り本社へ送る業務でした。

それだけでなく、加入者からの電話を受けたり、セールスからの質問に答えたり、カウンターに来られたお客様の接客もありました。

給付金ひとつ取ってもかなり複雑で、加入時期により約款が違うので給付額や内容が違っていたり覚えることが多かったです。

けど、大手だったので問い合わせ窓口もしっかりあり安心して仕事ができました。

営業オフィス勤務なので20代から60代までの女性セールスばかりの職場でしたが、みんなに頼りにされてやりがいのある仕事でした。

何より大きな会社なので安心感がありました。

入社して始めの1ヶ月はインストラクターが付いて丁寧に教えてくれるし、さすが大手と思いました。

1ヶ月以降も他の事務の先輩方が二人いて、どちらとも年上だったけど丁寧に教えてくれました。

1ヶ月に1回は支社でミーティングがあり研修もしてくれました。

契約社員も1年ごとの業績によりベースアップもあり評価が高いと給料も少しづつ上がりました。

契約社員から正社員へなることはかなり厳しく、そこは残念でした。

こんな時代なので仕方はないですが。

たまに前の会社のバスを見ると社長を思い出して未だにドキっとします。

ドライバーを見ると知らない顔ばかりなので、相変わらず社員の入れ替わりが激しいのかなと思います。

小さい会社に就職するときには下調べが必要かなと思いました。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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