転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

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残業漬けの毎日はもう嫌!と退職を決意!取引先の会社に転職した体験談

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終わらない事務作業、残業ばかりの毎日に疑問が湧いた

プラスチック製造業の、製造現場事務員をやっていました。

仕事内容は、生産計画の立案、資材発注、納期調整、伝票類の発券・入力、社員から頼まれる雑務などをやっていました。

就職してすぐの頃は、仕事で覚える事が沢山あり、まだまだ仕事にも慣れていなかったので、定時時間を過ぎても仕事が終われない事が殆どでした。

それでも、3か月もすれば、パソコンの操作にも慣れ、発注先の人とのやりとりもスムーズになりました。

最初の頃に比べて、随分と仕事を処理するスピードが上がったものの、定時で帰れる日がありませんでした。

そんな時、会社主催の納涼祭が開かれる事になりました。納涼祭にはお酒も出るので、飲酒運転を避ける為に、会社発着で会場までバスが出る段取りになっていました。

そのバスの出発時間が5時半でした。私の会社の定時時間は5時です。

定時ピッタリに仕事を終わって、着替えて、バスに乗り込むという感じです。

でも、私は入社して一度も5時半に会社を出られたことがありません。

7時に終われれば「あー、今日は早く終わった」と思えるくらいです。

当然、その会社から出発するバスにも乗れません。

仕方なく、自分の仕事を片付けて、自分の車で会場へ向かいました。

会場に到着したら8時を過ぎていて、殆ど料理も残っていない状態でした。

私を見つけた先輩が「遅かったねー。納涼祭の日くらい、定時で帰りなよ」と言ってきました。

その場では私も「そうですよねー。さすがにおなかペコペコです」なんておどけていましたが、とても違和感を感じました。

もしかして、毎日こんなに事務仕事を遅くまでやっているのは、私だけなんだろうか?

私の仕事量って、他の人と比べると多いのだろうか?と疑問を感じるようになりました。

病気になって休んでも、誰もサポートしてくれない状況に絶望した

冬になって、インフルエンザが流行る時期になりました。

予防注射を打っていたにもかかわらず、インフルエンザにかかってしまいました。

会社の規則でもインフルエンザになった場合は、医師の許可が下りるまで出社してはいけないことになっています。

仕方なく、私も5日間も休む事になりました。

ようやく医師の許可もおり、出社してみると私の机の上がすごい状態になっていました。

現場から上がってきている日報類や、資材の納品伝票などがぐちゃぐちゃに山積みになっているのです。

私が休んでいた間、私がやっていた仕事はだれもやっていなくて、伝票や日報の処理が全くできていなかったのです。

「これはあなたの仕事で、あなたしかやり方が分からないから」と言う理由で、書類が放置されていました。

病み上がりにそのような状態を見て、私はとても悲しくなりました。

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やり方をしらなければ、電話で聞くこともできる。

出社できない状況でも、電話で話す事はできるのに、誰一人としてその事をしてくれませんでした。

今後も同じような事があって、また誰も助けてくれないのかと思うと、仕事に対するやる気がなくなってしまいました。

自分の人生を楽しむことを取り戻したい!

毎日遅くまで残業をしていると、土日などの休みは「ゆっくりとして過ごしたい」と思うようになりました。

友達から、ショッピングや食事の誘いがあっても「疲れているから」という理由で断る事が多くなりました。

ふと気づくと、友達が結婚したり、出産したりする年齢になっていました。

私は会社と自宅の往復で毎日へとへとになる事に疲れてしまい、会社を辞める事を考えました。

働くことは好きです。欲しい物もあるし、お金も欲しいし、働きたい気持ちはありました。

でも、今の会社で働き続けるのは、自分の自由な時間が全て奪われているようなきがして耐えられませんでした。

友達に話をしてみたところ、「定時で帰れる職場は他にも沢山あるし、もっと色々な会社を見てみるのもいいよ」とアドバイスされました。

ズルズル勤務するぐらいなら、と再就職先を見つける前に退職

本来なら、今の会社を辞める前に、次の就職先を見つけておきたかったです。

でも、職業安定所は土日は開いていないし。平日でも5時くらいで閉まってしまいます。

インターネットなどで職を探して、面接に行こうかと思いましたが、面接に行くには会社を休む必要がありました。

会社を休んだら、また仕事が溜まってしまって、自分の首を絞めるだけなので、会社を休む事がなかなかできずにいました。

でも、このままズルズルと勤務するのは嫌だったので、次の就職先が決まっていなくても、とりあえず会社を辞めました。

会社を辞めてから、しばらくは本当に何もせず家でボーっとして過ごしていました。

土日には友人と出かける事もありましたが、平日の昼間などは友人も働いている人が多かったので、ひたすら一人でボーっとして過ごしていました。

会社を辞めて2週間、ボーっとすることが苦痛になり、職業安定所で職探しに本腰を入れるようになりました。

職業安定所で仕事を探している時に、聞き覚えのある声に呼び止められました。

振り向くと、以前勤めていた会社の取引先の部長さんで、仕事でよくやり取りをしていた人でした。

部長さんは「こんな所で何をしてるんだい?」と聞いてきました。

私は会社を辞めた事、今は他の職場を探している事を話しました。

すると、その部長さんは「君は仕事ができる人だから、よかったらうちの会社にこないかい?」と誘ってくれました。

私は無職でいる事にも不安を感じていて、早く職に就きたいと思っていたので「よろしくお願いします」と言って、その部長さんの会社に転職する事になりました。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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