転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

みんなの転職体験談

39歳で最後の転職活動を開始!人間らしい生活を取り戻したい!

更新日:

不規則生活に疲れ、コンビニエンスストアの雇われ店長の仕事を退職

私は大学を卒業後、特にやりたい仕事や将来の夢などが全くなかった為地元のとあるコンビニエンスストアの雇われ店長として働いておりました。

学生時代に付き合っていた彼女と結婚を約束はしていましたが「お互い働きだして落ち着いた頃に結婚しよう」とお互い同意し、生活をしておりました。

しかしコンビニエンスストアは不規則且つ危険が伴う仕事で、彼女が泊まりに来ていても深夜のアルバイトが休んでしまえば当然穴を埋めるのが店長の仕事です。

ヒステリックなお客様に何度も商品をぶつけられたり、クレームを本社に入れられたりと大学を出てすぐの私には毎日が苦痛の連続でした。

社会人になり6年目で心身共に病んでいる中、彼女から1つの提案がありました。それが「転職」でした。

私自身は「転職=挫折」という思いが強くあり、初めは正直すぐには受け入れられませんでした。

しかし彼女から「多分このまま今の仕事を続けていても身体を壊すか結婚しても楽しい休日など送れない」と涙ながらに伝えられ、私は転職を決意しました。

まずはコンビニエンスストアのオーナーに話をしなくてはいけないと思い、相談という形で面談の時間を作ってもらいました。

そこで言われた内容に私は愕然としました。

「辞めるのは構わないが君が辞めた後の後任が決まらないと無理だから」と言われ、「期限いつまでですか?」と伝えたら「決まるまでは決まるまでだからいなければ辞めさせない!」という軟禁に近いようなセリフが返ってきました。

今まで短い期間でありましたが自分なりに頑張ってオーナーに仕えてきた思いがあった為、悲しさとやるせなさの両方の気持ちが同時に沸いてきました。

しかしここで初めて私も気持ちに見切りがつき、「1か月後には必ず辞めさせて頂きます」と非情になることができました。

コンビニエンスストアの仕事に見切りがついたのと同時に「どうしよう・・」という気持ちが出始めたました。

それは次の仕事が全く決まっていなかったからです。

彼女は「まだ若いんだからすぐに見つかるよ」と言ってくれましたが正直不安でした。

私は頭も運動神経も悪く、人当たりの良さだけが取り柄の人間でした。

でも悩んでも仕方がないのでまずは求人誌を買って職を探すことにしました。

有名アパレル会社への転職に成功したが、業務拡大で残業の毎日

今でこそ人手不足のためどこの企業も引く手あまたですが、私が20代の頃は就職氷河期が続いており仕事に就くにはよほどの学歴や資格などが必要でした。

コンビニエンスストアを辞めてからやりたい仕事も見つからず、ましてや声をかけてくれる会社など一つも存在しておりませんでした。

私はフリーター(当時はニート)として生活をしておりました。

スポンサードリンク

あわよくばアルバイト先で正社員にでもなれたらよいなぁと思っておりましたが、世間はそんなに甘くありませんでした。

そんな中求人誌を眺めていたらとある有名企業が求人を出していたのです。

その企業は某有名アパレル会社で1部上場企業でした。

本来の私であれば求人誌をパッと見て飛ばしていたに違いありません。

しかしなぜ私が某有名アパレル会社に目が留まったかと言いますと、実は数年前に一度求人応募をしている企業だったのです。

当時は1時選考(履歴書郵送)で落ちてしまったのですが、私的にはすごく自分に合う企業だと思い、悔しい思いになったのを覚えていました。

その有名アパレル会社が「店舗拡大の為 急募」と出していたのです。

私はダメ元で履歴書を送ってみました。

結果、1時選考通過の知らせが届いたのです。

その後トントン拍子に事が運び、とうとう「内定」をもらうことができました。

内定通知受け、私はすぐに彼女に電話をしました。

「今度こそ仕事を続けて、結婚しよう」、彼女は自分のことのように内定を喜んでくれました。

そして某有名アパレル会社に入社し持ち前の人当たりの良さで数年で店舗を任されるようになり彼女と結婚し、第1子を授かり幸せの絶頂にいました。

しかしその幸せは永遠には続きませんでした。

某有名アパレル会社は企業を拡大するにつれどんどん人道から外れていくようになりました。

サービス残業、サービス出勤、長時間労働など企業が大きくなるためには従業員の生活などはどうでもよいという風潮になってしまったのです。

私は仕事自体にはやりがいがあり毎日楽しい日々を送っておりましたが仕事が忙しく家族との時間がほとんど取れなくなってきたからです。

土日などは当然のように仕事に行き、朝も夜も子供に会えない・・そんな中で第2子を授かりました。

2人目の子供ができたのをきっかけに生活を変えるため転職活動を開始!

第2子が妻のお腹にいるときに私は妻に「もっと自由に仕事を休める仕事に転職したい」と相談しました。

妻はびっくりしておりました。

「転職は遅くても35歳まで」という風潮があり、現に求人を見ても35歳までの求人が多数でした。

私はすでに39歳、来年には40代に突入します。

今は転職エージェントに登録をしてスカウトを待っている状態です。

私が退社を考えこんだ時に感じたことは「辞めたいと思った時は辞めるべき」ということです。

悩むには必ず何かを天秤にかけなければいけません。

その天秤にかけている時間が長ければ長いほど、両方に迷惑がかかってしまうのです。

私が妻に約束したのは「転職活動はこれが最後」です。

まだ私の希望する企業とは出会えておりませんが、まずは動き出さなければ変わりません。

良い企業と出会えるまで下調べに下調べを重ねて、次は定年まで働ける仕事に出会えればと思っております。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



<よく読まれている人気記事>


-みんなの転職体験談

Copyright© , 2024 AllRights Reserved.