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転職回数が多いのは影響する?プロが教える上手な履歴書の書き方と面接術

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1.転職回数が多い人必見!無事に転職するための方法を解説!

『転職回数が多くなれば転職に不利になる』

こんな話を聞いたことがある方は多いでしょう。

結論から言うと、転職回数が増えれば、転職活動に影響は出ます。

しかし、そんな方でも無事に転職するための方法があるのです。

・転職理由を明確にする
・即戦力として活躍できるスキルをアピールする
・キャリアの一貫性をアピールする
・人材不足の業界を狙う
・転職エージェントを使う

この5つのポイントを押さえることができれば、転職回数が多くても転職を成功させることができるでしょう。

今回は、転職回数の多さが転職活動に与える影響と、転職回数が多くても無事に転職するための方法を詳しく解説していきます。

『自分の転職回数ってそもそも多いのか知りたい』『転職回数は多いけど、正社員として就職したい』

このように思っている方は、是非最後までご覧ください。

2.転職回数は何回以上で多いと感じる?

『今までで2回転職してるけど、これって多い方なの?』

程度の差はあれ、自分の転職回数が多いかどうか気になる方も少なくありません。

こちらでは、一般的に何回以上の転職で多いと判断されるのか、解説していきます。

【20代だと3回、30代だと4回以上で多いと捉えられる】

一般的に20代で3回、30代で4回以上転職している場合は、多いと捉えられます。

もちろん会社や業界によって差があるので、あくまで参考程度にしてください。

ただし、以前に比べて転職も一般的になっているので、全体の傾向として転職回数の許容範囲も広がってきています。

3.転職回数は転職活動に影響するのか?

続いては、転職回数が転職活動に及ぼす影響について見ていきます。

【一般的には不利になる可能性が高い】

『転職回数が多いと転職に不利になる』

という意見を耳にしたことがある方は多いと思いますが、これは事実です。

転職が一般化している今でも、転職を繰り返す人材に冷たい視線を浴びせる会社は少なくありません。

ではなぜ転職回数が多いと転職に不利になるのでしょうか?

【理由①:定着率が悪い人材だと思われる】

まず前提として知っておかなければならないのは、あなたを一人採用するのにも数百万円単位のコストがかかっているということ。

当然、すぐに辞められてしまうと会社としては大損です。

転職を繰り返すような定着率の悪い人材を雇うことは、かなり資金的なリスクを伴うのです。

【理由②:ストレス耐性が低いと思われる】

そもそもなぜ転職回数が多くなるのか?

『それは会社で少しでも嫌なことがあると、別の会社に逃げ出したくなるからじゃないか?』

このようなイメージを持たれてしまうことも理由として考えられます。

つまりストレス耐性が低いというイメージがあるのです。

どんな会社にも、全くストレスを感じない仕事などありません。

そのため、ストレス耐性が極端に低い人材は採用できないのです。

【理由③:自分のやりたいことが分かっていないと思われる】

自分のやりたい仕事がハッキリしていれば、コロコロ転職することはないでしょう。

『転職回数が多いということは、それだけ自分のやりたいことが分かっていないからではないか?』

このように捉えられることもあります。

『気まぐれでうちの会社に転職しようとしているのではないか?』

と疑われてしまうのです。

【理由④:簡単に辞められたら人事の責任になってしまう】

会社の求める人物像に合致した人材を採用することが、人事部の仕事です。

当然、予想外に早く辞められてしまったら、人事部がその責任を負うことになります。

そのため、仕事の責任問題に関わるため、転職回数の多い人材の採用には、慎重にならざるを得ないのです。

4.転職回数が多くても内定をGETする方法

転職回数の多さが転職活動に与える影響について取り上げましたが、続いては、そんな転職回数が多い方でも内定をGETできる方法をご紹介していきます。

【転職理由を明確にする】

転職回数が多い上に、ハッキリとした転職理由がなければ採用になる可能性はほぼありません。

まずはなぜその会社に転職したいのか、理由を明確にしてください。

実際に転職回数だけで合否を判断しないという会社もあります。

例えば、日本マクドナルド株式会社では、転職回数が多い人材にも

『転職のきっかけは何なのか?』『転職してどうしたいのか?』

といった理由と今後の展望をしっかり確認したいと言っています。

転職回数が多くても、自分なりの目的を説明できれば、チャンスはあるのです。

【即戦力として活躍できるスキルをアピールする】

『入社すれば間違いなく活躍してくれる』

面接官にこのような確信がある場合、転職回数が多くても採用してもらえるでしょう。

そのためには、自分がこれまで培ってきたスキルをその会社のどういった仕事に活かせるか、論理的に説明する必要があります。

事前にその会社の仕事内容をリサーチし、自分のスキルとうまく絡ませながらアピールしてください。

【キャリアの一貫性をアピールする】

例えば『私は今まで営業販売、広告の仕事といったように、一貫して良い商品を世の中に広めていく仕事に携わってきました』

このようにキャリアに一貫性があれば、転職回数が多くてもネガティブには捉えられないでしょう。

この例でいえば、良い商品を世の中に普及させるという能力に長けた人材であると、アピールになるからです。

面接の際には今まで働いてきた会社の共通項をアピールしましょう。

【人材不足の業界を狙う】

医療、介護、福祉業界のように、切実な人材不足に悩まされている業界もあります。

こういった業界では、ある程度の転職回数は気にしないという会社も多いので、割と内定も取りやすい傾向があります。

未経験OKの求人も多いため、思い切ってキャリアチェンジするのもアリでしょう。

【転職エージェントを使う】

転職回数が多い方で、これから転職活動をするなら真っ先に転職エージェントに登録すべきです。

転職エージェントであれば、数ある求人の中から転職回数が多くてもさほど影響の少ない求人をピックアップしてくれます。

独自の判断で求人を探すよりも圧倒的に効率がいいです。

また、転職エージェントを使えば、最初の書類選考時に推薦文を添えてくれるため、書類選考の通過率も高くなります。

会社の求める人物像を見据えた面接対策なども実施してくれるので、選考準備に不安がある方にとってかなり心強い存在だと言えます。

無料でサービスを利用できるので、是非気軽に登録してみてください。

5.転職回数が多い理由を聞かれたら?

転職回数が多くなれば当然、

『なぜこんなに転職回数が多いんですか?』

といった質問から免れることはできません。

こちらでは、転職回数の多さを質問された時に注意すべきポイントをご紹介します。

【明確な目的を持って転職してきたことを話す】

絶対に押さえなければならないポイントがこちら。

どの転職にもハッキリとした目的があることを伝えてください。

『何となくて仕事が嫌だったんで転職しました』

なんて答えようものなら一発でアウトです。

前述したキャリアの一貫性を意識しながら

『この会社ではない●●といった仕事に携わっており、△△のスキルをしっかり磨きたいという考えで転職しました』

のように、着実にキャリアアップしていることをさり気なくアピールしながら説明してください。

【やむを得ない転職の場合は正直に伝えて良い】

『会社が倒産してしまった』『家族の介護が必要になった』『身体を壊してしまった』

このようなやむを得ない転職の場合、下手にごまかそうとするよりも、正直に理由を話す方が良いです。

理由を話すだけだとネガティブな印象で終わってしまうので、この会社でどのように貢献したいと考えているか、展望と合わせて話すとポジティブにまとめることができます。

【会社の悪口は言わない】

どんな理由があったとしても、これまでの会社の悪口は絶対に言わないようにしましょう。

自分の要望を100%叶えてくれる会社など存在しません。

大切なのは、多少とも不満がある環境にいかに適応することができるかです。

転職理由に会社への悪口を挙げてしまえば、

『自分は100%満足できる環境でしか働けません』

と言っているようなもの。

そんな人材を採用してくれる会社はありません。

6.転職回数に派遣やアルバイト(パート)勤務は含めるの?

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素朴な疑問としてよく質問されるのが、

『派遣やアルバイト(パート)勤務は転職回数に含めるのか?』

というものです。

結論としては、転職回数に含めるのは正社員として働いた会社のみになります。

今までに正社員として在籍した会社数から1マイナスした数が転職回数です。

7.転職回数の平均って何回?

アメリカ人は一生に7回転職すると言われていますが、日本人の平均転職回数はどれくらいなのでしょうか?

【平均は2〜3回】

全ての世代をまとめた平均転職回数は、2〜3回だと言われています。

つまり、サラリーマンとして働き始めてから引退するまでに、3〜4社経験するのが一般的だということです。

ただし、あくまで平均なので参考程度に留めておいてください。

8.転職回数が10回以上でも就職できる?

平均転職回数が2〜3回だとご紹介しましたが、中には転職回数が10回を超える強者もいます。

実際に10回以上転職している人でも正社員として雇われることはあるのか、こちらで見ていきます。

【ハイスペックな人材なら就職可能】

転職回数が10回を超えても就職できる人はいますが、そのほとんどが個人的にヘッドハンティングされるようなハイスペック人材です。

生半可なスキルや実績だと、とても採用されないでしょう。

10回以上の転職歴がある場合、多くは満足のいく転職活動はできないと考えておいてください。

【20〜30代で転職10回以上はかなり厳しい】

20〜30代という若さで転職歴が10回以上ある場合、強いコネでもない限り採用されることはないでしょう。

腰を据えて働こうと思い直しても、ほぼ手遅れと言えます。

派遣や契約社員で入社し、社員登用を狙うしか正社員として働く道はないと考えてください。

9.転職回数が多い人の特徴

余計な転職は控えた方がいいと分かっていても、ついつい転職を繰り返してしまう人にはある共通点があります。

こちらでは、転職回数が多い人の特徴をご紹介します。

【飽きっぽい】

『毎日同じ仕事ばかりでつまらない』

転職回数が多い人の中には、単純に飽きやすい性格の人も少なくありません。

しかし、仕事には自分の工夫次第でバリエーションをもたせることができます。

積極的に新しい仕事にチャレンジしていけば良いのです。

受け身な姿勢をやめることで、仕事に飽きることもなくなるでしょう。

【我慢できない】

仕事には楽しいこともあれば、当然辛いこともあります。

ちょっとしたことでも我慢できない人は、嫌なことや辛いことがある度に転職してしまうのです。

今の世の中に全く我慢せずに働けている人なんてほとんどいないことをまず理解すべきでしょう。

【人付き合いが苦手】

人間関係のトラブルはどの職場にもあるので、転職理由に挙げる人は多いです。

特に人付き合いが苦手な人は、その分転職回数も増えるでしょう。

しかし、人付き合いで嫌なことがある度に転職していてはキリがありません。

嫌な人ともうまく付き合う能力も、ビジネススキルとして磨いていくべきです。

【何でも環境のせいにしがち】

『任される仕事が面白くないから』『上司が理不尽なことばかり言うから』『遅くまで働かされるから』

転職回数が多い人は、何か不満があるとすぐに環境のせいにします。

特に不満を解消するための行動をとるわけでもなく、安易に転職という選択をしてしまうのです。

全てがパーフェクトに整った環境などありません。

自分で不満を解消できるようにならないと、納得のいく環境で働くことはできないでしょう。

【落ち込みやすい】

ちょっとした注意やアドバイスを受けただけで、極端に落ち込んでしまう人がいます。

こういったストレス耐性が低い人も転職に流れがちです。

上司としても、もっとパフォーマンスを高めるためにアドバイスをするのですが、まるで自分はこの会社に不要の人材であるかのように受け取ってしまいます。

勝手にネガティブな妄想を膨らませてしまい、『もうこの会社にはいられない』と判断してしまうのです。

【自分のやりたいことが分からない】

『何となくこれはやりたい仕事ではない気がする』

こういった安易な理由で転職を繰り返す人も多いです。

まずは自分のやりたいことが何なのかを明確にするべきでしょう。

そこが曖昧なまま転職しても、しっくりこなくて、結局また新たな仕事を求めて転職するのです。

10.転職回数が多い人の職務経歴書の書き方

転職回数が多いとどうしても悩みがちなのが職務経歴書の書き方です。

こちらで書き方について詳しく見ていきましょう。

【A4用紙1枚に端的にまとめる】

職務経歴書でまず念頭に置かなければならないことは「最後までしっかり読んでもらうこと」です。

転職回数が多いとそれだけで書くことも多くなり、ついダラダラ書いてしまいがちですが、これはNGです。

必ずA4用紙1枚に収まるように端的にまとめましょう。

余計なことは書かず、要点のみ記載すれば十分収まるはずです。

【興味を持ってもらえる実績を盛り込む】

続いて意識するのは「いかに自分に興味を持たせるポイントを散りばめられるか」です。

端的にまとめられていても、興味を持ってもらえなければ次の選考にはつながりません。

今までの実績を必ず盛り込むようにし、興味を引きましょう。

【転職を通してキャリアアップしていることを強調する】

転職回数の多さも見せ方によってはポジティブな印象を与えます。

具体的には転職を通してキャリアアップしていることをアピールするのです。

複数の会社を渡り歩くことで、スキルにも深みを持たせることができ、任される仕事の規模も大きくなっていることを強調しましょう。

数字や任された役職名などを盛り込むと、より具体的になります。

【転職先で貢献できることをまとめる】

最後には、数多くの会社を渡り歩くことで身に付けたスキルや経験をどう活かすのか、端的にまとめてください。

面接官も、どのようにうちの会社に貢献してくれるのか、といった点に一番興味があるのです。

事前にその会社の仕事内容をリサーチし、具体的にどのように貢献していくのか、分かりやすくまとめましょう。

11.転職回数不問の求人にはどんなのがある?

最後に、転職回数不問の求人にはどのようなものがあるのかご紹介します。

【IT業界】

転職回数や年齢に左右されずに働きたいという方におすすめなのはIT業界です。

実力主義を導入している会社が非常に多く、転職回数が多くても実力が認められれば採用してもらえます。

今後もまだまだ可能性のある業界なので将来性も高いといえます。

未経験者を積極的に採用している会社もあるので、思い切って新しい業界に飛び込みたいという方にもぴったり。

【看護師や薬剤師などのメディカル系】

常に人手不足ということもあり、転職回数を気にしないのが看護師や薬剤師などのメディカル系の仕事。

専門性の高い職種のため、転職を重ねながらキャリアアップする人も多いです。

【外資系企業】

例えばアメリカなどでは、転職を繰り返しながら理想のキャリアを作ることが一般的です。

そのため、国内企業に比べて外資系企業は転職回数の多さに寛大な傾向があります。

転職回数よりも本人の実力を見て採用の可否を決めるのです。

【ベンチャー企業】

転職回数より実力やポテンシャルを見極めて採用する会社として、ベンチャー企業も挙げられます。

あなたの持っているスキルを活かせる仕事があれば、即採用してもらえるでしょう。

【まとめ】転職回数が多い人でも転職に成功できる

残念ながら転職回数が多くなればなるほど、転職活動は難しくなります。

しかし、転職回数が多くても転職を成功させる方法はあります。

今回の記事でご紹介した方法を最後にもう一度まとめておきます。

・転職理由を明確にする
・即戦力として活躍できるスキルをアピールする
・キャリアの一貫性をアピールする
・人材不足の業界を狙う
・転職エージェントを使う

こちらの5つの方法を実践することで、成功する可能性もグッと高まるでしょう。

特に転職エージェントを使えば、キャリアコンサルタントからの有益なアドバイスを無料で受けることができます。

転職回数の多さが原因で壁にぶつかっても、転職のプロのアドバイスを参考にすることで、うまく乗り越えられるでしょう。

転職回数が多いというネガティブポイントを乗り越えて、転職の成功を目指す方にとって、この記事が少しでも役立てれば幸いです。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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