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転職してよかった!ブラックだった介護施設から社会福祉協議会へ転職成功!

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ブラックな激務だった介護老人福祉施設での勤務

大学を卒業後、介護老人福祉施設にて4年半務めました。

介護職員として3年半働いた後、相談員として1年働きました。

あまりの激務にうつ病を発症し、休職した後退職しました。その後現在の職場である社会福祉協議会に転職しました。

①ブラックな介護施設ではサービス残業が常態化

私が元々働いていた施設は、毎日5~6時間ほどのサービス残業が常態化していました。

そのため施設にいる時間がとても長い…にもかかわらずそれがお給料に反映されない。

典型的なブラックですね。

残業代を請求しても出してもらえない、ということはないのですが、請求させない空気やルールがありました。

残業代を請求する際は、何故残業になってしまったのか明確に理由を提示し、その理由が認められなければ残業代も支給されないという仕組みでした。

人手不足の中、ありえない業務量で当然のように残業になってしまうのはわかりきっているのに、その理由を提示すると「やり方を工夫しろ」などと言われ認められないケースが多発しており、皆申請することを諦めている状態でした。

介護職員からスタートし、最後の1年は相談員として働いていました。

相談員になってからが特に帰れず、休みの日も仕事に追われてノイローゼのようになり、仕事以外のことが何も考えられなくなって気付いたらうつ病と診断されていました。

その頃結婚したこともあり、新婚にもかかわらず夫との時間が全くとれず家事をやる気力もないことも大きな心の負担になっていました。

②うつ病と診断され3ヶ月休職し目が覚め退職を決意

診断されてから、私は3か月休職しました。

仕事から離れると気分は嘘のように良くなり、とても元気になりました。

自分がはずれたらこの仕事は誰がやるんだ、という気持ちから辞めることは不可能のように思えていたのですが、休職し仕事から離れてみると、ひどく視野が狭くなっていたんだなと気付きました。

どんな企業でも、職員一人辞めたからってどうってことない。代わりはいくらでもいるのだから、しがみつく必要なんてないのだとわかったのです。

そんな当たり前のことに、私は在職中に気付くことはできませんでした。

そして休職中に退職を決意しました。

③退職を決意してから上司と面談。退職して心が軽くなった

休職中に一度、今後のことを話し合う場を設けたいとこちらから連絡し、施設長と副施設長に時間を作っていただきました。

そのときには退職の意志は固く、何を言われても揺るがない自信がありました。

ブラック施設に未練はない…と言えど、人間の心は複雑なもので、一抹の寂しさのようなものがありました。

やりきることができなかった無念と言っても良いかもしれません。

私は元々職場を転々とするような働き方はしたくないという考えを持っていたので、余程のことがなければ退職する気はなかったのです。

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そして、人手不足の現場なので、やはり施設長からは引き止める言葉がありました。

「とても過重な仕事量を課してしまい申し訳ない、全て私の責任なので今後は業務量を調整し過重な負担をかけないことを約束する。戻ってきてくれたら元通りの働き方は絶対にさせない。」と言われました。

その言葉は少なからず嬉しいものでしたが、驚くほど私の心には響きませんでした。

もう心が麻痺してしまっていたのかもしれません。

今はそんなふうに言うけれど、結局戻れば元通りの生活が待っているだけ。それは確信めいたものでした。

用意してきていた退職願を出し、「お言葉はとてもありがたいですが、退職することは決めてきたので」と言い、具体的な退職手続きについての話へと移りました。

施設を出たあとは、なんとも言えない解放感がありました。

もっと早く辞めてしまえば良かった、と心から思いました。

④希望だった社会福祉協議会に転職成功!

私の場合は転職活動といえるほど、転職についてあれこれ調べたり動いたわけではありませんでした。

というのも、学生時代から将来的には社会福祉協議会に行きたいという思いがあったため、その線での求人しか見ていなかったからです。

施設とは違い社会福祉協議会は求人があまり出ないため、いろいろと吟味するほどの選択肢もありませんでした。

貯金もかなりあったので、妥協してすぐに働けるところを探そうという気は全くなく、せっかくの機会だからゆっくり休みながら希望のところから求人が出たら応募してみよう、くらいの気持ちでした。

しかし、予想よりも早く隣町の社会福祉協議会から求人が出ました。

それも第一希望の地域福祉課だったため、すぐに応募しました。

ありがたいことに合格をいただき、今は念願のポストで働くことができています。

⑤職場が変わるとこんなにも世界が違うのか!と実感した転職

とても驚いたのは、新しい職場の働きやすさでした。

前職での待遇を話すととても驚かれました。この職場はサービス残業どころかそもそも残業がほとんどないのです。

皆、家庭やプライベートの時間を大切にしている人が多く、またそれを可能とする職場でした。

雰囲気が良いのでチームワークも良く、業務がするするとスムーズに回っていきます。

休みもとりやすく、急な欠勤があっても皆で協力することに慣れていて誰も不平を言う者はありません。

職場によってこんなにも違うのか、と愕然とする思いでした。

現職に不満があり、転職を迷っている人には「迷う必要がない」と伝えたいです。

私の生活は転職によって180度変わりました。

夫との時間もきちんととれるようになり、プライベートを大切にした生活ができるようになりました。

仕事が苦痛ではなく、やりがいを感じながら働くことができています。家事との両立も問題なくできています。

今後も今の職場で働き続けていきたいと思っています。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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