転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

みんなの転職体験談

新卒で事務の仕事に就職したけど、半年で退職し接客業に転職した理由

更新日:

新卒で経理と庶務の仕事に就職

私は23歳の女です。

私は大学を卒業してから地元を離れ一人暮らしをしながら会社の経理部で働いていました。

そこでの私の仕事内容は会社のお金の管理と社員とアルバイトさん達のお給料の計算をすることでした。1か月の仕事の流れは大体決まっていて、社員さんたちのタイムカードや出勤表を確認したり、作業的な仕事が続いていました。

また経理的な業務に加えて、電話対応や来客対応、コピーをとったり資料を作成したりと他の庶務業務も行っていました。

その会社は正直福利厚生もしっかりしていて残業代もしっかりいただけて、待遇も大学時代の友人たちと比べても良い方だったと思います。

人間関係も女性の多い職場ですがそれぞれの人が自分の仕事に責任を持ちお互いに気遣いをして助け合えるような環境でした。

ただ、中にはリーダー格のような先輩がいて気を遣わなくてはいけない部分もありましたがさほど気にするほどでもないという程度でした。

働き始めて2ヶ月、興味のない仕事に働く意味が分からなくなる

そんな環境で働いていた私でしたが、二か月ぐらいたった時から急にこの仕事をこのまま続けていて良いのかという気持ちが大きくなっていきました。

きっかけはおそらく新入社員研修で同期の人たちと話したのがきっかけだと思います。

友人たちと仕事の悩みややりがいについて話し合う機会が設けられましたが、仕事に対してポジティブな意見が多い中、私は働く意味が分からないなどについての悩みなどを抱えていて完全に仕事に対する興味が友人たちと違うと感じました。

それから私は一体何のために働くのだろうかと真剣に考えるようになりました。

正直、事務仕事には全く興味を持ってはいませんでした。

むしろ同じ場所でじっとしている仕事や人と触れ合う機会が少ない事務の仕事には苦手意識を感じていました。

しかし体に大きな負担がかかる訳でもなく、まじめにコツコツ取り組めばきちんとお給料ももらえます。

先輩方もほとんどが10年ぐらい勤務されている状態だったので自分が長くそこで働けばどのような生活が待っているのか想像することが出来ました。

私も頑張って働いていれば先輩方の様に仕事が出来て安定した生活を送れるのではないかと感じました。それも幸せなことだと思います。

でも私は安定や想像できる将来より今の楽しさや「生きている」という感覚を感じながら生きていきたいと思いました。

そうして仕事を辞める決意をしました。

葛藤し、上司に相談するもののもちろん引き留められる

辞めるなら早い方がいいというのが私の考えでした。変に我慢して続けていても、先輩方にも申し訳ないし、自分の為にもならないと思っていたからです。

スポンサードリンク

そうして私は年内に仕事を辞めることを決意して希望の退職日の2か月ぐらい前に上司に相談しました。

上司は私の気持ちに理解を示してくれました。

しかしやはり辞めるには早すぎるということと一年は続けて仕事を見てほしいということを言われました。

確かにまだ半年ぐらいしか経っていないのにやりがいや楽しさは見つけられないということはわかっているつもりでした。

しかし、そのことを言われても私の気持ちは変わりませんでした。

いつ自分も死ぬかわからないのに今我慢して疑問を抱きながら仕事をする必要はあるのか、という気持ちでいっぱいでした。

しかし、半年で仕事を辞めることで周りにどのように見られるのか、次の仕事が見つかるだろうか、辞め癖はつかないかなど心配事は沢山ありました。

そして何より、今まで指導してくださった先輩方や地元で私の事をいつも気にかけてくれている親を心配させてしまうことに罪悪感も感じていました。

そのような想いを抱き、一時期は軽く不安定になっている時期もありました。

半年で退職、ということをマイナス要因にしないように転職活動

本当にやめるべきなのか迷った挙句、やはり自分の気持ちに正直になって辞めることにしました。

改めて上司に決意が固まったことを伝え、その後退職日が決まりました。

退職日が決まってから私は積極的に転職活動を始めました。

ハローワークに通い、興味のある仕事にはエントリーして面接を受けていきました。

面接では半年で仕事を辞めることに関して必ず質問されました。

その時には今までお世話になった会社が良い職場であったことと、そこで学べたことをきちんと答えられるようにしていました。

また、それに加えその会社ではより自分が活き活きと働けるという理由を伝えるようにしていました。

ありがたいことに思っていたより世間は優しく、こんな私でも受け入れてくれる会社はいくつかありました。

若さというのも有利であったのかもしれません。

そして在職中に私は次の仕事を見つけることが出来ました。

事務職から接客業へ転職!勉強するのも楽しく毎日が充実している

現在私は転職して今は小売店で接客の仕事をしています。

事務とは全く違う職種で仕事内容はがらりと変わりました。

座り仕事から立ち仕事になり、前よりも忙しく働いています。

しかし私は以前より楽しい毎日を送っています。

小売業で勉強していれば本社勤務になったり経営者になれたりこれから様々な将来の選択肢が待っていると思います。

そのことを考えるとわくわくします。

退職は大きな決断です。

色々な要因が重なって簡単に決断できない人も多いと思います。

でも私は我慢するのをやめて今楽になって以前より充実した生活を送れています。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



<よく読まれている人気記事>


-みんなの転職体験談

Copyright© , 2024 AllRights Reserved.