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老舗だから良いわけではない!一族経営のやりかたの酷さに退職を決意

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老舗のブランド牛肉店で事務員として勤務していたときの体験談

私は、某ブランド牛の牛肉店に勤めていました。

その店では通信販売をしており、その事務として入社しました。

面接は作業場の側にある事務所で、肉の匂いがし、あまりきれいではないところにパソコンがあり、ひょっとしてここが仕事場なのだろうか?とちょっとガッカリしましたが、給料がわりと高めで、賞与もあったのでそういう面での条件は良く、しかもいくつかある老舗牛肉店の中で一番の老舗なので、安定して定年まで働けると思ってました。

しかし期待していた最初の給料額を見た時、えっ、と思いました。

そこは1日~月末締めの翌月20日頃の支払いで、私はその月の4日~働き初めたため、4日分を基本給から引かれてました。

その月は3日くらいしか休んでなかったので日割りにしたらわりともらえると思っていたので、20日以上働いたのに10万弱しか口座になかったので、ショックでした。

翌月からの給料はきちんとした額で、賞与も残業手当も出ていたので、給料面での疑問は最初だけでした。

というのも、この老舗牛肉店の前に働いていたところはサービス残業が当たり前で、パワハラなどもあり、辞める時にユニオンに入って労働闘争をしていたのでした。

しかし、この老舗牛肉店は給料は良いものの、有給休暇はありませんでした。

先輩社員の方々が言うには、定休日が有給休暇だと言うのです。

それはおかしいと説明しても、さほど問題はないと思っている風潮がありました。

この時はまだこの老舗牛肉店の本当のところを分かっていなかったので、きっと話せば分かると思ってました。

賞与が出る前に社長と面接があるので、その時に、就業規則を見せてもらおうと思い話たところ、そんなものはないと言われました。

この老舗牛肉店は有限会社の個人経営で、組合などはもちろんなく、経営陣は社長(40代)とその母、そしてよそに嫁いだ社長の姉でした。

この3人のいうことには絶対服従でした。

会社の備品を壊したら必ず弁償!社長の母親の発言に驚愕した

仕事をするのに必要なものはもちろん揃えてありました。

しかし、それを壊してしまったパートの方が、社長に謝り弁償すると言っていました。

壊したものはセロテープの台で、前にも壊してしまったからと言って弁償してました。

普通の会社ではあり得ない話です。

また、牛肉の味噌漬けを作っており、それを男性従業員が物産展に配達していました。

その時に賞味期限間近のものを引き上げて来るのですが、それを車の中に置きっぱなしにして腐らせていたものは、当然のように買い取りさせられていました。

また、私の住んでる地方は豪雪地で、毎朝男性従業員の方が除雪機で駐車場の除雪をしてました。

いつもしている人が入院するため、新しく入った人も除雪することになった時のことです。

この人は前述の味噌漬けをしょっちゅう買い取りさせられていた人で、除雪するのに大丈夫かなと思っていましたが、社長の母が、社長に向かって「もし除雪機を壊されたら100万円弁償してもらう」と、恐ろしいことを言っていました。

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ちょっとした息抜きを見つかり、始末書を書くことを命じられてしまった

通信販売の事務をしていたので、ネット環境の整ったパソコンを使用していました。

この事務所は販売店の裏にあり、販売担当の人や加工する人がしょっちゅう出入りしてました。

通信販売で注文が入ったらその伝票を販売している店に回し肉詰めをしてもらう、という流れのため、店側と事務側では忙しい時間にズレがありました。

もう一人の人と一緒に事務をしていたのですが、ある日その人とネットで観光地を検索していたところを社長の姉に見つかり、「私達がこんなに忙しいのに何やっているんだ」と、すごい勢いで怒鳴られ、始末書を書け、と言われました。

社長の姉は毎日のようにネットニュースを見ているのに、です。

それまで私は始末書など書いたこともなく、ましてやちょっとネットを見ただけで始末書を書かせられるなど思いもよらず、悔しいやら情けなさでいっぱいでした。

退職する人の業務を突然担当させられ、さらに嫌がらせをされるようになった

辞めたい要素は色々ありましたが、一番ひどかったのは、私が入社して1年ほどして、それまで30年勤めた人が辞めたことがきっかけでした。

それまで、その人に社長一族はきつくあたってました。

長年勤めていたその人しかしていなかった仕事があり、今度は私にそれをさせるということになりました。

30年勤めた人は販売店の担当で、私は通信販売の担当なので、仕事内容がまったく違う上に引き継ぎもなく、急にしろといわれました。

その仕事は伝票起こしなのですが、誰かが教えるでもなく、その人がやっていた昔の伝票を見ながらやれ、というもので、もちろん間違えると、怒られました。

私より他に長く勤めている人がいる中で私だけが30年勤めていた人の替わりをさせられ、その頃から社長の母にきつく当たられるようになりました。

問題が起こった時に酷く責め立てられたことが退職のきっかけになった

そんな時、私がとった1件の通信販売の受注が、架空のものであることが発覚し社長の姉が警察に事情を聞きに呼ばれました。

その注文内容はその店独自に発行している商品券で、その商品券と引き換えに牛肉を渡すというものでした。

商品券には通し番号があるので、それを使ったら犯人が捕まるだけなので、特に店に被害は出ているわけではなかったのですが、社長の姉がものすごい勢いで、まるで私がその架空発注をしたかのように怒鳴りちらして来ました。

犯人扱いまでされ、辞めたい思いは強くなりました。

しかし、辞めるとなったらさらにひどく当たられると思いなかなか踏みきれなかったのですが、社員旅行の時期が来て、この人達と旅行なんて死んでも嫌だと思い、ようやく辞表を出しました。

辞表を出したらさぞ苛められるだろうと覚悟をしていたのですが、意外にもそんな事はありませんでした。

しかし、今度は別の人にきつくあたっていました。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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