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最終面接に落ちる人の特徴と転職内定を勝ち取る9つの面接術

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1.最終面接で落ちる人必見!特徴と対策を伝授!

『書類選考も通るし、一次面接も二次面接も問題なく通るのに、なぜか最終面接で落ちてしまう』

あと一歩のところで合格を取り逃がしてしまう悔しさは計り知れません。

そんな最終面接で落ちてしまう人には、ある共通点があるのです。

・社風と性格があっていない
・ストレス耐性が低い
・面接官の目を見れない
・企業研究が不足している
・論理的に話せない
・第一志望ではない

どれか一つでも当てはまっている場合、最終面接合格は難しいでしょう。

また、ほんの少しの対策をしておくことで、最終面接の合格率を高める方法もあります。

それがこちらです。

・清潔感のある身だしなみで臨む
・違和感のない笑顔をつくる
・緊張していることを先に伝える
・想定される質問には即答できるように準備する
・現場の社員の話を聞いておく
・この会社に入りたいという熱意を伝える
・相手の空気に飲まれない
・逆質問は必ず用意する
・転職エージェントを活用する

今回は最終面接で落ち続けている方向けに、落ちやすい人の特徴と実践すべき面接対策をご紹介します。

『最終面接で落ち続けているけど原因が分からない』『早く内定が欲しい』という方は、是非最後までご覧ください。

2.そもそも最終面接で落ちることってあるの?

『最終面接って単なる意思確認の場じゃないの?』と思われている方も多いでしょう。

しかし、実際に最終面接で落ちることはあり得ます。

最終面接も立派な選考の場だからです。

一次面接などの初期の選考と最終面接では見られているポイントが全く違います。

一次面接などでは、現場の優秀な社員や課長などのマネジメント職の方が面接を担当する場合が多いです。

ここでは「あくまで現場レベルで活躍できそうか?」といった視点で見極められるのです。

一方で最終面接になると、ほとんどの場合が社長や役員クラスの方が出てきます。

つまり現場レベルではなく、常に会社全体を見ている方が面接官になるのです。

当然、最終面接では「今後会社を経営していく上で、この人材を採用するメリットがあるかどうか」を見極められます。

見られるポイントが違うので、最初の選考は通っても、最終面接で落ちることはあり得るのです。

2.最終面接で落ちる割合は?

では一体、最終面接で落ちる割合はどれくらいなのでしょうか?

【50%〜60%は落ちる】

会社によってまちまちですが、平均すると50%〜60%の割合で落ちる人が出ます。

『半分以上も落ちるの?』と驚く方もいますが、約半分が合格すると考えるとかなり高い合格率でしょう。

一次面接や二次面接では合格率が10%〜20%台ということも多いのです。

【面接回数が少ないと落ちやすい】

会社の選考の特徴として、面接回数が少ないと落ちる割合が大きくなると予想できます。

それは面接回数が少ない分、人材の見極めが甘いところがあるからです。

前述したように、最終面接では社員や役員クラスが出てくるので、現場レベルよりも高い視点で見極められます。

社員や役員クラスが求める能力と現場レベルの能力にギャップがあり、落とされてしまうことも多いのです。

【人気のポジションであるほど落ちやすい】

当然人気のポジションになれば、それだけ競争率も高く落ちやすくなります。

会社も少しでも優秀な人材を確保しようと、最終面接の選考基準を引き上げることも考えられるでしょう。

3.最終面接に落ちる人の特徴って?

続いては最終面接で落ちる人の特徴について解説していきます。

以下に取り上げている特徴に当てはまっていないかどうかチェックしてみてください。

【社風と性格があっていない】

まず真っ先に落とされるのがこちら。

既存のビジネスを着実に成長させようとしている会社に、

『持ち前の行動力で、どんどん新しいビジネスを作り出し、チャレンジしていきたいと思います!』

とアピールしたところで相手には全く響かないでしょう。

『それは他の会社でやってください』

と言われるのがオチです。

性格と社風がマッチしていない場合、採用されることはありません。

【ストレス耐性が低い】

特に緊張しやすい最終面接の場で、ストレス耐性をチェックする会社もあります。

あえてわざと答えにくい質問をしてみたり、厳しい意見をつきつけたりして、反応を伺うのです。

ここで萎縮してしまったり、黙り込んでしまった場合、ストレス耐性が低いと判断され、不合格になります。

営業職など、日常的な業務の中でストレスを抱えやすい職種では、こういった面接をあえて行うことがあるので注意してください。

【面接官の目を見れない】

いくら最終面接が緊張するからといって、面接官の目を見て話せないようではまず落とされます。

これはコミュニケーション能力の面で問題があると判断されるからです。

最終面接で合格を出せば、会社の一員として迎え入れることになります。

コミュニケーションに問題があり、会社の空気を乱すような可能性がある場合、合格させることはないでしょう。

【企業研究が不足している】

一次面接、二次面接と選考を突破し、最終面接となれば面接官としても自社についてある程度の理解があるものだと認識します。

会社の企業理念や仕事内容、業界の動きなど、基本的なところで受け答えに詰まるようでは明らかに企業研究不足だと言えます。

面接官も『え、そんなことも知らずに面接を受けに来たの?』と拍子抜けするでしょう。

自分でリサーチしたことはもちろん、それまでの選考で仕入れた情報は徹底して頭にインプットしておく必要があります。

【論理的に話せない】

仕事でしっかりとした成果を出せる人は論理的に物事を考え、相手に説明することができます。

面接もいわば自分という商品を面接官にプレゼンする場であると捉えることもできるでしょう。

自分の魅力を論理的に説明できなければ、あなたを採用するメリットも伝わりません。

【第一志望ではない】

採用は椅子取りゲームのようなもので、座れる椅子には定員があります。

つまり『合格通知をすれば必ずうちに来てくれる』と信じられる人にしか、最終面接で合格は出しにくいのです。

『うちの会社は第何志望ですか?』という質問に、『第一志望です』と即答できない方には、最終面接で合格を出す際にもかなり慎重になるでしょう。

最終面接を突破したければ、本気で入社したいという意思を示さなければなりません。

4.最終面接で落ちる新卒&転職組が内定を勝ち取る9つの面接術

続いて、内定を勝ち取るためにできる面接術を取り上げていきます。

【1.清潔感のある身だしなみで臨む】

どんなに優秀であっても、だらしない身だしなみで面接を受けにくる人材は採用されません。

人の印象の90%以上は見た目で決まるからです。

まず第一印象で合格点を取らない限り、他でカバーしようとしても無理です。

最終面接はいつも以上に清潔感のある身だしなみを心掛けてください。

【2.違和感のない笑顔をつくる】

表情一つで相手に与える印象は大きく変わります。

無表情の人と笑顔の人とでは同じ内容を話していても、笑顔の人の方が印象は良くなるでしょう。

ただし、過度な笑顔は場をわきまえていないイメージを与えるので、ほんのり口角を上げた違和感のない笑顔で臨んでください。

【3.緊張していることを先に伝える】

最終面接で緊張するなという方が無理です。

ただし、あまりにも緊張し過ぎて頭が真っ白になってしまうのも危険です。

こういった場合、自ら緊張していることを相手に伝えることで、リラックスすることができます。

最終面接も、面接官が席に着いてからいきなり面接が始まるわけではありません。

まずはアイスブレイクと呼ばれる、たわいもない会話で緊張をほぐすところから始めます。

『今日はお越し頂きありがとうございます。昨日はよく眠れましたか?』などの何気ない会話がアイスブレイクです。

この際に

『やや緊張しておりますが、この時間を楽しみにしておりました。本日はどうぞ宜しくお願い致します。』

のように、さり気なく緊張していることを伝えてみてください。

【4.想定される質問には即答できるように準備する】

全てが自分の思い通りにいくとは限りませんが、ある程度想定される質問には即答できるように準備をしておくべきです。

最終面接でよく聞かれる質問といえば

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・弊社を志望する動機を教えてください
・他にはどのような会社を受けていますか?
・弊社は第何志望ですか?
・弊社ではどのような仕事に携わりたいですか?
・前職ではどのような成果を残しましたか?
・前職の経験を弊社のどういった仕事に活かしますか?

などが考えられます。

こういった質問内容には反射的に答えられるよう、練習しましょう。

おすすめは、単語カードの活用です。

シャッフルしながら何度も繰り返し最終面接のシミュレーションを行ってください。

【5.現場社員の話を聞いておく】

最終面接で合格するには、自分が会社に大きな利益をもたらす人材であることをアピールしなければなりません。

そのためには、最終面接の前に『どんな人材が活躍できる会社なのか?』といった生の声を現場社員から聞いておくことが有効です。

情報を仕入れておくことで、活躍できる人材に自分を重ねたエピソードを準備すれば、最終面接も有利に戦えます。

【6.この会社に入りたいという熱意を伝える】

基本中の基本ですが、この会社にどうしても入りたいという熱意だけは絶対にライバル達に負けないようにしましょう。

例え他の会社と迷っていても、

『弊社は第何志望ですか?』

と聞かれれば

『もちろん第一志望です。もしご縁があれば他の会社は全て辞退します』

と即答してください。

嘘をつくことをためらっているようでは、厳しい採用試験を突破することは諦めた方がいいです。

【7.相手の空気に飲まれない】

面接官のペースに流されてしまうと、最終面接を突破することは難しくなります。

前述したように、面接中にはあえて厳しい雰囲気を醸し出してストレス耐性をチェックしたり、逆にリラックスした雰囲気を醸し出して、素の反応をチェックしたりするのです。

決して面接官の空気に飲まれてはいけません。

一つの仕事だと思って、自分のペースを守りながら淡々と受け答えを進めましょう。

【8.逆質問は必ず用意する】

『最後に何か質問したいことはありますか?』

面接を受けていれば、このように聞かれることがありますが、これは自分をアピールする最大のチャンスなのです。

『おっ!』と思わせるような気の利く質問をすれば、相手の印象に残りやすくなります。

間違っても『特に何もありません』なんて答えないでください。

あなたの目の前にいるのは超多忙な社長、または役員クラスの方です。

会社の社員でもなかなか一対一で話す機会などありません。

『会社として●●といったビジョンを掲げていますが、具体的に今後はどのように事業展開していくのですか?』

といった、会社の経営層にしか聞けないような質問を事前に用意しておいてください。

【9.転職エージェントを活用する】

『あの手この手を使ってみたけど、最終面接で落ちてしまう』

そんな方は転職エージェントを活用してみてください。

転職エージェントといえば、あなたに最適な求人を紹介する以外に、模擬面接などの選考対策も行ってくれます。

実際に転職のプロから直接フィードバックを受けることで、的確な改善ポイントが分かるでしょう。

また、転職エージェントは会社が求めている人物像などもしっかり把握しているため、どういったアピールが効果的なのかもアドバイスしてもらえます。

無料で利用できるので、是非活用してみてください。

5.最終面接に落ちるフラグって?

『最終面接で〜〜な対応をされたら落ちるよ』

こんな噂を聞いたことはありませんか?

結論から言うと、最終面接でこんな対応をされたから落ちるという「落ちるフラグ」はありません。

こちらではよく勘違いされがちな落ちるフラグを取り上げます。

【面接が早く終る】

予定の時間よりも早く面接が終わってしまえば、ちょっと不安になる方もいるでしょう。

しかし、面接時間が短いから結果が不合格だとは必ずしも言い切れないです。

『この人材はこれ以上面接しなくても十分採用に値する』

と、評価されている可能性もあるのです。

【圧迫感のある雰囲気を出される】

『明らかに歓迎されているような雰囲気じゃない』

最終面接でこのような圧迫感を感じたことがある方もいるでしょう。

いわゆる圧迫面接というものです。

ただし、圧迫面接はストレス耐性を見るためにわざと実施しているケースが多いため、それが不合格に直接結びつくわけではありません。

これもテストの一環である可能性が高いと考えましょう。

【趣味を聞かれる】

仕事と全く関係のない話が続けば『時間稼ぎされているのでは?』と疑いたくなる気持ちも分かります。

しかし、これもわざとこのようなフランクな話を振っている可能性が高いです。

趣味のような何気ない会話の中に、その人の素性が表れるものです。

作り込まれた志望動機よりも、素のあなたを見て採用するかどうかを判断しているのでしょう。

【面接官が何もメモを取らない】

「メモを取らない=あなたに興味がない」と決めつけるのは、やや早計です。

面接官にはメモを取るよりも、あなたの話を聞くことに注力したいと考える方もいます。

もしくは、メモを取らなくても、何か一つのポイントを見極めれば合否が出せる状態にいる、という可能性もあります。

どちらにせよ、それだけ真剣にあなたの話を聞こうという姿勢の表れともとれるのです。

【結果の連絡がなかなか来ない】

一次面接や二次面接といったこれまでの面接に比べて、最終面接の合否出しはより慎重にならざるを得ません。

求職者は内定を辞退することができますが、会社側は内定を取り消すことができないからです。

そのため最終面接の結果連絡には時間がかかるのです。

一般的には『1〜2週間以内には結果をお伝えします』のように期限を設けられるので、その期間中は待ちましょう。

期間を超えても返事がない場合は、一度電話で確認をするといいです。

6.最終面接で落ちてしまったら?

ここまで最終面接を突破するための方法について取り上げましたが、それでも最終面接で落ちてしまうこともあります。

そんな時にどうすればいいのか、最後にまとめておきます。

【原因を分析】

まずは何よりも先に、落ちてしまった原因を自分で考えてみてください。

どんなに手応えがあったとしても、完璧な面接というのはあり得ません。

『あの質問にはもっとこういう風に答えるべきだった』

のように、改善ポイントを明確にすることで、次の面接ではより良い自分をアピールできるようになります。

【転職エージェントからフィードバックをもらう】

ほとんどの場合は最終面接で不合格になっても、その理由については教えてもらえません。

しかし、転職エージェントを経由している場合は違います。

もし不採用になった場合、転職エージェントには応募者のどこがミスマッチだったのか、理由が伝えられます。

つまり、転職エージェントを活用すれば、ハッキリとした自分の改善ポイントを知ることができるのです。

これは転職エージェントを使う大きなメリットだと言えるでしょう。

【自分の運命の会社はここではないと割り切る】

最終面接に落ちたからといって、あなたの人生が全て終わるわけではありません。

しっかりと原因を振り返ったら、『ここは自分の運命の会社ではなかったんだ』と割り切ることも大切です。

気持ちを切り替えて、次の選考の準備をしましょう。

【まとめ】最終面接で落ちるのは準備不足の場合が多い

最終面接で落ちる人は単純に準備不足である場合が多いです。

しっかりと自分の性格を分析し、最終面接の対策を練り上げることが重要でしょう。

最後にもう一度、最終面接で落ちる人の特徴と対策をまとめます。

・社風と性格があっていない
・ストレス耐性が低い
・面接官の目を見れない
・企業研究が不足している
・論理的に話せない
・第一志望ではない

これらの特徴に当てはまっている方は、今すぐに見直すべきです。

また、具体的な対策としては

・清潔感のある身だしなみで臨む
・違和感のない笑顔をつくる
・緊張していることを先に伝える
・想定される質問には即答できるように準備する
・現場の社員の話を聞いておく
・この会社に入りたいという熱意を伝える
・相手の空気に飲まれない
・逆質問は必ず用意する
・転職エージェントを活用する

こちらの9点を特に意識してみてください。

次の最終面接は無事に突破できるよう、応援しています。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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