転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

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ハードなコピー複合機代理店の営業の仕事を退職し、夢だった海外留学へ!

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大学卒業後BtoBのコピー複合機代理店の営業として勤務

私は4年生大学の文系学部を卒業して、すぐにBtoBのコピー複合機代理店での営業職につきました。

就職活動にはかなり苦労しました。

リーマンショク以降で最悪の年と言われ、100社エントリーシートを出しても面接すらしてもらえないというのが当たり前。

様々な角度から本当に自分は何がしたいのか自問する日々を続けました。

この会社(いわゆるバリバリの営業会社)を決めた理由は、将来的に独立起業した時、営業職というのは必ず活きると思った為と頑張って働いたらインセンティブが入るからという理由。

そして何より他で内定が貰えなかった為です。

当時その会社は創立15周年という節目にあたる年で、私たち新卒入社は会社創立以来の大規模入社。

前年の採用が20名程だったのに対し、80人という人数が採用され、拡大まっしぐらというタイミングでした。

希望に夢膨らんだ入社式!高いモチベーションで仕事に挑もうと決意

会社に入って、今でも鮮明に覚えている事の一つは入社式です。

社内で一番広い会議室にぎゅうぎゅう詰めになり、新入社員と役員が顔を揃えました。

祝辞という形で役員の皆さんが話され、トリである代表(代表取締役社長、グループ会社もあるので以下も代表とさせていただきます。)のお言葉。

この会社の創立の背景とそれに賭けた思いを話された締めの言葉。

「強い思いは成就する」という一言が、今でも忘れる事が出来ません。

この会社で懸命に働けばビジネスマンとして、人として必ず成長できると確信することが出来ました。

代表の一言にモチベーションを高く持ち、必ず成果を出そうと決めた瞬間でした。

私がこの「強い思いは成就する」という一言に感銘を受けたのは、学生の頃から、成功哲学や自己啓発に興味があったからかもしれません。

しかし代表の言葉から、頭ごなしに言われたことだけやれば良いという社風ではなく、自分の意思を持って取り組めるという社風を全新入社員が感じていたと思います。

厳しい環境に最初の1ヶ月半で新入社員の半数が退職、1年後には10人に

入社してすぐに社員研修として2週間に渡って、会社の歴史、営業、商材勉強させていただきました。

この会社のもう一つの社風は「優しさの中に甘えなし、厳しさの中に優しさあり」というもの。

研修を終えて関西地区の新規営業社員として配属された私は、とにかく厳しい環境にもまれることになりました。

新規営業は飛び込みがメインですので、門前払いも多く、一日中会社を回っても話にすらならないという事が普通でした。

そしてそのまま会社に帰ると上司から、ものすごい勢いで罵声を浴びせられ、「やる気はあるのか」「あるならなぜ成果が出ないのか」という問答が延々と続きました。

最初の1か月で半数の新入社員が辞めていきました。

そして一年後には、私の同期として残っている社員は10名ほどでした。

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上司のようになりたいと思えず、仕事に疑問を感じるようになった

入社2年目に入ると中堅社員と呼ばれるようになりました。

これだけ辞める社員が多ければ確かに私は中堅社員でした。

新たに入ってきた後輩にも、上司の様にきつく当たりました。

これができないと昇進できないと経営幹部の方が仰っていたからです。

そんな中、私の中で疑問が大きくなりました。それは「このまま頑張って、たどり着けるのはこの上司か」というもの。

その上司というのは、お小遣い制で奥さんに財布を握られ毎日「金が無い」と漏らし、売れない社員に「お金を使わないから売れない」と言って焼き肉3万円分を払わせたこともある人です。

私も個人的にお金を貸してくれと言われ、なけなしのお金を貸し、なかなか返ってこなかったこともあります。

そんなことが繰り返され、私はこの会社での将来に疑問を感じ始めました。

疑問だらけの仕事にくすぶっていた学生時代の留学の夢を思い出した

そんな疑問を感じながら、なかなか成果が上がらない日々と向き合っていました。

とにかく上司からのプレッシャーも厳しく何としても成果出したいと、深夜2時ごろまでポスティングをするなんてことも普通でした。

ストレスからか歯医者にかかりつけることにもなりました。

この頃はとにかく、このままでいいのかという考えが頭から離れませんでした。

そんな折、友人が海外に留学するという話を聞いて、学生のころ海外に出てみたいと思っていたことを思い出しました。

いろいろ調べてみると、かなりお金がかかる事がわかり今の自分がさらに惨めに思うのと同時に思い切って飛び出したいという思いが抑えきれなくなりました。

悩んだ末、夢を叶える事を選び退職することを上司に伝えた

退職を考え出して半年ほど過ぎ、年末というタイミングで当時お世話になっていた上司に退職を切り出しました。

相談は一切していません。

この会社は社員が退職するとなった際、もうこいつは使えないというような扱いをされるからです。

とても仲良くさせて頂いた上司にすら自分が退職を迷っているなんて、絶対に口にできませんでした。

いざ退職を切り出すとあれこれ話すことになりました。

「これまでやった来た事が無駄になる」とか「これから稼げるようになる」とかさんざん言われ、人に流されやすい私は生まれて初めて知恵熱が出るほど悩みました。

結局自分の夢を叶えるため、この会社に居ても先はないという思いと、留学して海外で挑戦したいという思いで退職を決めました。

退職後念願の海外留学へ!海外でビジネスのスタートアップに携わる

退職して、なんだかスッキリしました。

希望していた海外留学をすることができ、今はそのままオーストラリアで新規ビジネスのスタートアップに携わっています。

営業の仕事で培ったスキルや知識は今でもとても役に立っています。

あの時思い切って退職して良かったと思います。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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