転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

転職失敗者のアドバイス

通信業界の仕事から、水商売に!何も考えずに転職してしまった事を後悔

更新日:

未経験の仕事で努力して数字を出したが先輩からの陰湿ないじめで退職を決意した

私は元々通信業界(携帯電話)の会社員として、働いていました。最初は派遣社員として、そこに派遣されていたのですが、仕事量も増え、任される仕事の内容も変わってきたので、紹介予定派遣となり、正社員となりました。

最初にその業界を選んだきっかけは、時給でした。

私は高卒で、専門的な知識もなく、選べる仕事も限られていました。

そんな私でも出来る仕事、更に未経験OKの仕事を探しており、派遣会社に登録し、その業界に飛び込みました。

正直楽な業界ではありませんでした。

未経験で時給1500円も貰えるんだから、それなりの覚悟はしておりましたが、かなり体育会系でした。

結果が全て、努力しています!なんて言葉は通用しません。

また、募集要項とは違い、実際勤めてみると、研修期間があり、その間は時給がなんと半分。

また、習熟度にもよるが、大体研修は半年と言われ、愕然としました。

(要は覚えればいいんでしょ?)と半ば開き直り、そこからは休みの日も常に仕事の資料を持ち歩き、勉強をし、知識向上に努めました。

努力の甲斐あってか、私は2ヶ月で研修を終え、派遣社員として現場に赴くことになりました。

当時私は19歳、社会の右も左もわからないようなビギナーでした。

努めて諸先輩方には敬意を払いながら、仕事をしていたのですが、冒頭に申し上げたように、かなり体育会系の現場なので、風当たりはかなりきつかったです。

今思えばあそこの派遣会社も、派遣先も、ブラックだったように思います。

契約に関する専門的な知識を巧みに利用し、お客様を半分騙し、利益を得る。

綺麗ごとばかり並べていてはお金は稼げませんが、そのやり方に私は納得が出来ませんでした。

僕は僕なりのやり方で、正攻法で数字を作っていったのですが、それを他の同僚は気に食わなかったらしく、陰湿ないじめに合い、ほぼ毎日泣きながら帰っていました。そして、一年と持たずに、そこの会社を辞める決意をしました。

しかし、一度覚えた知識を無駄にするのは勿体無いと思い、同じ業界で違う派遣会社を探しました。

経験を活かせる仕事に転職!派遣から店長に抜擢!

その頃には、派遣社員のシステムも、業界の雰囲気をある程度把握していたので、自分で調べたり、口コミを聞いたりして、派遣会社を厳選しました。

そして、J社という派遣会社を知り、登録・面接を行い、その後正社員になるまでそこの派遣会社にお世話になりました。

派遣され3年が経った頃、とあるお店の店長が突如退職してしまい、そこのお店の店長を任せたい、というお話を頂きました。

正社員として働くのは、人生で初めてでしたので、やはりお金のこと等様々な条件を考慮して、私は、店長として正社員になることにしました。

良い事も悪い事もあったのですが、転職ベースのお話なので、悪い事を書きます。

まず、拘束時間が長かったです。

大体9時30分に出勤するのですが、帰りは毎日終電近く、残業代は出ません。

スポンサードリンク

会社としてはあくまでサービス残業で、勤務時間内に仕事を終わらせられない私のせいであるという見解です。

休日もお店でトラブルがあれば、出勤しなければならなく、あれももちろん無給です。

最初は、責任感からか、そういった状況も自分なりに解釈するする事は出来ましたが、日に日にストレスが溜まっていきました。

また、通信業界そのものにも不満が溜まっていきました、何故これが出来ないのか?何故こんなに壊れやすい機種を出すのか?と、大元の会社に対する不満が募っていきました。

そこにはお客様からのご指摘が絡むわけで、その対応は最終的には私が行います。

そして、その内容の半分以上が理不尽な内容で、お客様の要望も横柄でした。

日々日々その繰り返しで、私の疲労はどんどん溜まっていきました。

悪いことは続く!彼女に転職の意思を伝えると別れを切り出された

私は当時一緒に同棲している相手がおりました。

よく仕事の話はしていたので、私の置かれている状況には理解を示してくれていたと、思っていました。

私は思い切って、彼女に退職をし、転職をしたい旨を伝えました。

すると、あっさり別れを切り出されたのです。

その当時私は疲れ切っていて、精神的な余裕も無かったので、話は悪い方向にとんとん拍子に進み、彼女とは別れ、私は転職を決意しました。

当時住んでいたマンションも二人で払っていたのですが、これから職を無くす私一人ではちょっと負担が大きい金額でしたので、転職と同時に転居も考えました。

いくつかのリクルートエージェントに登録し、面接を行った会社もありましたが、なかなか良縁は無く、日に日に失業保険の期限が迫ってきました。

そんなある日、お店を経営している友人から電話があり、世間話程度に今の状況を説明すると、是非自分の店に来て欲しい、との事でした。

余裕が無いと、人は冷静に判断が出来ないものです。

私は、仕事を得られる、というところばかりに注目し、今のお店、、、そう、水商売へと転職したのです。

あまり深く考えずに水商売に転職してしまった事を後悔している

私は引越しなどの準備で、預金をほとんど使ってしまい、金銭的にも余裕はありませんでした。

しかも、いざ働いてみたら、聞いていた話と、特にお給料の面が全く違い、後悔をしました。

会社員時代よりも10万円以上金額が下がってしまったのです。

でも、生活もあるので、なかなか辞める事も出来ず、不規則な生活で体は壊れ、転職して良かった、と思う事はありません。

私は、転職をする前に、余暇を利用し、他の仕事で生かせそうな知識や資格を取得し、次の仕事にステップアップするべきでした。

また、お給料の事ばかり考えるのではなく、やりがいを持ち、長いスパンで物事を考える事も必要だったように思います。

現在32歳です、まだ間に合います。

私はそういった反省点を生かし、今は水商売をしながらですけど、いずれはまた日勤の会社員といったやりがいのある仕事に転職するつもりです。

準備期間と冷静な判断、この二つが転職には不可欠だと思います。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



<よく読まれている人気記事>


-転職失敗者のアドバイス

Copyright© , 2024 AllRights Reserved.