転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

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給料未払いが続くブラック運送会社を退職するために取った対策

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未払いの給料が人質?なかなか辞められなかったブラック運送業

初めは知人の紹介である運送会社に就職しました。

給与も悪くはなく、家族を養うにはギリギリだがそれなりに普通の生活ができそうでした。

しかし、いきなり初めの給与日におかしいなと疑問に感じる事がありました。

それは、給与予定日に入金がなかったのです。でも、数日待ってみることにしました。

すると、三日後経営者からは何もなかったように給与明細を渡され、入金されました。

入金額も間違いなく三日程度ならと私からも何も言わず、只々ありがとうございますと感謝いたしました。

毎日朝の3時に出勤し昼過ぎまで配達をする日々をおくり、遅刻も1日もせず真面目にはたらき、また2回目の給与予定日になりました。

すると、またしても入金されていません。

二回続くとさすがに、確認をした方が良いと思いお金を管理している方に確認を取りました。

その方は経営者の奥様なのですが、取引先からまだ入金がなくて二、三日待って欲しいという事でしたので、数日ならばという事で了承しました。

後から思えば、この時了承した事が間違いでした。

結局2ヶ月目の給与は一週間後に入金がありました。

このようなやり取りが、数ヶ月続き辞めたいなと思うようになってきました。

しかし、仕事を手を抜くようなことはせず、経営者とも揉めないように笑顔で世間話もできるような関係を保とうと努力していました。

おかしいと思いながらも、やめようと思ったらギリギリのタイミングで給与の入金があり、もう少し我慢しようかなと思ってしまう自分の気持ちの弱さを感じてました。

ブラックな会社はその辺りの気持ちの弱さにつけ込んでくる事が上手なのでしょう。

給料未払いのまま翌月も働かせようとする会社に退職の意志を固めた

そのような状況が一年近く続いたある日、経営者の奥様から大口の入金が遅れているので今月は給与の振込を待って欲しいと言われました。

来月には二ヶ月分まとめて必ず入金するからと言われました。

もう何か、人質を取られた気分です。

払えないと言われるものを払わせる知識もその時はなく、なんとか貯金を崩し節約もして一ヶ月待ちました。

やはり知識が無いというのは損な事だと今では思います。

なんとか頑張ってやっと給与予定日になりましたが、もう当然のように入金がありません。

他の同僚も待ったらしいですが、文句を言って出させたと聞きました。

おそらく待ってしまった自分が間違っていたのでしょう。

後悔しかのこりませんでした。

働き始めて一年ほど経った時でした。

流石にこの会社で働くのは無理だと感じ、辞める決意を決めました。

ただ給与を頂いてからでないと辞めれないと思っていた私はこの後、一ヶ月も働いてしまいました。

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給料の未払いが続き、労働基準監督署に相談してようやく退職に至った

給与を頂いてから辞めようとしていた私は、経営者に生活が苦しいから今すぐ給与を支払って欲しいと直談判しました。

すると、嫌そうな顔してスーパーにある銀行ATMに一緒に行きました。

銀行ATMから戻ってきた経営者は、銀行の封筒に入れた現金を私に渡しました。

ありがとうございますと、受け取り中を確認すると十万円しか入っていません。

二ヶ月分の給与がそんなに少ないわけありませんので、確認すると今はそれしか払えないという事でした。

そこで、次はいつ支払い頂けるか聞くと、わからないという回答でした。

流石にイライラしてきましたので、どのようにすれば払ってもらえるのかそれまでに調べた事を行動する事にしました。

まずは労働基準監督署に相談に行き、内容証明を書き留めで郵送してくださいと教えて頂いたので、送付しました。

これで入金があればまだ納得ですが、その経営者自身そのような行動を取られたのは初めてらしく簡単に無視をされました。

もう一度労働基準監督署に行き、今度は労働基準監督署から注意をしていただく事になりました。

これで入金があると思い安心していると、これも無視されました。

給与残額をもらわないと辞めれないと勘違いしていた私は労働基準監督署に退職したいと相談しました。

すると、辞めても未払い給与の請求はできると教えて頂いたので、その翌日退職するという意思を伝えました。

経営者の方から、今月は働いて欲しいと言われました。

内心、このような事態で良くそんな事が言えるなと思いましたが働きました。

もういちど労働基準監督署から今度は支払うために強く注意をして頂きました。

このような手順を踏まないと強く注意ができないそうで、勉強になりました。

その後すぐに入金があり、会社も辞める事が出来ました。

労働基準監督署に相談する際に必要となるのは、労働日数、労働時間、給与明細などより給与未払い額がわかるものです。

大手運送業に転職することに成功!手当もついて給料にも満足!

次にお世話になった会社も運送業です。

当時は、有限会社の運送業は二度と行きたく無いと思い大手運送会社に転職しました。

初めの給与額は、以前のところよりも下がりそうでしたが、働いてみると待遇が良いです。

手当などいろいろ入れると生活するには十分で、以前の会社を経験していることもあってか、優良企業です。

周りの同僚はブラックだとか言ってますが、笑って話を聞く事が出来ます。

振り返って思えば、良い経験をしたのかなと思いますが、それでも二度とあのような事が起こらないように願っています。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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