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面接聞かれること63選~プロが教える就活・転職活動を勝ち抜く面接術

更新日:

1.面接でよく聞かれる質問をまとめてCheck!

面接をスムーズに突破できる方とそうでない方にはハッキリとした違いがあります。

それは、面接を突破できる方は事前に想定される質問に対して答えを準備しているということです。

今回は、そんな面接でよく聞かれる質問をまとめてピックアップしました。

『面接中に受け答えに詰まってしまうことが多い』『次の面接の準備をしておきたい』

このような方は、是非最後までご覧ください。

 

2.面接の最初に聞かれること6選

それでは早速、面接でよく聞かれる質問をご紹介していきます。

まずは、面接の最初に聞かれやすい質問から見ていきましょう。

【1.自己紹介をお願いします】

初めに聞かれる質問の定番といえば、やはり自己紹介でしょう。

面接官があなたに興味を持ってくれるかどうかは、最初の自己紹介で決まるといっても過言ではありません。

回答のポイントは、以下の点を盛り込みながら1分程度でまとめることです。

・氏名(フルネーム)
・前職での仕事内容
・前職で残した実績
・応募先企業で挑戦したい仕事

あれもこれもと欲張ってダラダラと話し続けることは絶対に避けましょう。

 

【2.あなたの職務経歴について教えてください】

中途採用の場合、これまでにどんな仕事に携わり、どんなスキルを身に付けているのかという点が採用するかどうかの見極めポイントになります。

職務経歴について質問された場合、以下の点に気をつけて回答してください。

・これまでにどんな仕事を経験したかを簡潔にまとめる
・それぞれでどんなスキルを身に付けたのか簡潔にまとめる
・自分のどのスキルを応募先企業のどの仕事に活かせるのか説明する

面接時間は限られているので、今まで携わってきた全ての業務について話す必要はありません。

特に自分の中で思い出に残っている仕事や、学びのあった仕事を厳選して回答してください。

 

【3.なぜ転職活動を始めたのですか?】

応募者のキャリアプランを見極めるために、転職理由について聞く面接官も多いです。

回答のポイントは以下の通りです。

・『〜が嫌で辞めた』といったネガティブな発言はしない
・『これまでの仕事を通して見つけた目標を御社で成し遂げたい』という挑戦心をアピール

ネガティブな転職理由が本音であっても、それをそのまま伝えてしまうとマイナス評価につながる可能性が高いです。

そのため、できるだけポジティブな転職理由を用意しておきましょう。

 

【4.弊社を志望する理由を教えてください】

志望動機はほとんどの面接で聞かれる必須の質問だと考えておいてください。

企業としても、できるだけ入社意欲の強い応募者を採用したいと考えているからです。

志望動機を聞かれた場合、以下のポイントを押さえて回答してください。

・応募先企業にこれまでの経験やスキルを活かせる仕事があることを伝える
・応募先企業でないといけない理由を伝える

特に、『なぜうちの会社でないといけないのか?』といったポイントは徹底して確認されるので、応募先企業だけでなく、競合他社の情報も含めて志望動機をまとめてください。

 

【5.弊社のサービスや商品について知っていることを教えてください】

応募者の入社意欲を確かめるために、このような質問をする面接官も少なくありません。

面接を受ける際に、応募先企業のホームページなどをチェックしておくのは最低限のマナーと言えます。

回答のポイントとしては以下の通りです。

・商品やサービスについて気づいたことを自分の言葉で伝える
・購入できそうなものは実際に使ってみて感想を伝える

ホームページ上の言葉をそのまま伝えても面接官には響きません。

大切なのは自分の言葉で語ることです。

 

【6.希望の職種は何ですか?】

中途採用の場合、これまでの経験をどの仕事に活かそうと考えているのか確認するために、希望職種を聞かれます。

回答する上で大切なのは以下のポイントです。

・なぜその職種を希望するのか理由を伝える
・自分のスキルや経験をどう活かすのか伝える

希望職種を聞かれたからといって、『営業職をやりたいです』と答えるだけでは不十分です。

面接官が本当に知りたいのは、『なぜその職種を希望するのか?』『その職種の仕事で活躍してくれるのか?』という点だということを認識しておいてください。

 

3.面接の中盤に聞かれること13選

続いて、面接の中盤によく聞かれる質問を見ていきましょう。

【1.あなたの長所・短所は何ですか?】

面接官は、あなたの長所をどのように仕事に活かし、短所をどのようにカバーするか見極めるためにこのような質問をします。

回答する際の注意点として、以下のポイントが挙げられます。

・具体的な事例を挙げながら説明する
・短所はある意味長所とも取れるような内容にする

『私の長所は誰とでも仲良くなれることです』と答えてもいまいち説得力がありません。

『私の長所は誰とでも仲良くなれることです。前職では自分の人脈を活かし、社内外の人材交流の場を企画し、大成功を収めました。』といったように、具体的な事例を交えることで説得力が増すでしょう。

短所の説明の際には、『人とコミュニケーションを取ることが苦手です』といったように、働く上で支障をきたすような内容は避けてください。

『責任感が強すぎるあまり、自分で仕事を抱え込みすぎてしまうところがあるので、もう少しチームワークを意識して働くようにします。』といったように、ある意味長所とも取れるような内容にまとめましょう。

 

【2.仕事で自分の弱みをどうカバーしてきましたか?】

仕事ができるビジネスパーソンは、自分の弱点もうまくカバーする術を心得ています。

そのため、面接官もあなたにそのポテンシャルがあるかどうかを見極めるために、このような質問をするのです。

以下の点に注意して回答してください。

・自分の弱点が働く上でどのような問題を招くか説明
・具体的な事例を交えてその弱点を改善したことを説明

弱点のない人間は存在しません。

しっかりとその弱点を受け止めた上で、カバーできていることをアピールすれば面接官にも好印象を与えることができるでしょう。

 

【3.あなたはどんな性格ですか?】

しっかりと自己分析できているかどうかを確認する質問がこちら。

面接官もあなたのことを客観的に分析しているので、自己分析とのギャップを知りたがります。

そのため、回答する際には以下の点を押さえてください。

・具体的な事例を交えて自分の性格を説明する
・他者からの意見を盛り込む

『私は真面目な性格です』と説明したところで説得力がありません。

真面目な性格であることを裏付けるエピソードを交えながら面接官にアピールしましょう。

 

【4.仕事でリーダーシップを取った経験はありますか?】

どんな企業もリーダーシップを発揮し、主体的に働ける人材を求めています。

そのため、リーダーシップの経験について質問されることも多いでしょう。

具体的なエピソードを交えながら、あなたがリーダーシップを取った結果どうなったのかまで詳しく説明してください。

 

【5.前職で残した実績について教えてください】

前職でどのような実績を残したかどうかは採用を決める上で重要な判断材料になります。

この質問を受けた場合は、自分をアピールする絶好のチャンスだと考えてください。

具体的には、以下のポイントを押さえてアピールしましょう。

・自分なりに工夫したポイントを簡潔にまとめる
・具体的な数字や名称を使って説明する

例えば、『営業の仕事で結果を出しました』と言われても面接官は全然ピンとこないでしょう。

『顧客先に30回出向き、自分の熱意を伝えることで売上トップの大口顧客を獲得しました』というように、具体的に説明することで面接官も納得できるのです。

 

【6.何か特技はありますか?】

特技にはその人の人柄がよく表れます。

そのため、あなたのことについてもっとよく知りたいと面接官が感じた時にこの質問をされるでしょう。

回答する際の注意点は、単なる特技の紹介ではなく、その特技にどのように取り組んできたのかについても説明することです。

例えば、『大学時代から毎週欠かさず英会話教室に通い、ビジネスレベルの英会話もこなせるようになりました』と説明すれば、単なる特技の紹介だけでなく、『継続力のある応募者だ』と面接官にアピールすることもできるのです。

 

【7.尊敬する人はいますか?】

あなたの価値観について確認したい時、面接官は尊敬する人について質問します。

そのため回答する際には以下の点に注意してください。

・なぜその人を尊敬するのか理由も説明する
・行動や考え方など影響を受けたことを説明する

面接官が聞きたいのは、人のどういう部分に共感するのかという価値観です。

そのため、その人を尊敬する理由について詳しく説明しましょう。

また、その人から受けた影響で、行動や考え方など実際に変わったことがあればより説得力のある説明になります。

 

【8.苦手な人はいますか?】

人間である以上、苦手な人がいないという方が少ないでしょう。

しかし、仕事をスムーズに進めていく上では、苦手な人ともうまく付き合わなければいけません。

こちらの質問に対しては、以下の点に注意してください。

・なぜ苦手なのか理由を説明する
・苦手な人と上手に付き合う方法を説明する

『苦手な人はいません』と答えるのは、なんだか嘘っぽく聞こえるのであまりおすすめできません。

それよりも、『苦手だけど、●●のようにすればうまく付き合えるので問題ありません』といったように、うまく付き合う方法を提案する方が面接官にも好印象でしょう。

 

【9.将来のキャリアプランについて教えてください】

明確なキャリアプランを持っている応募者は、仕事にも意欲的に取り組んでくれるため、面接官にも好印象です。

キャリアプランについて聞かれたら、以下の点に注意して回答しましょう。

・応募先企業で実現できるキャリアであること
・応募先企業のビジョンと共通していること

どんなに素晴らしいキャリアプランを描いていても、応募先企業では実現できないキャリアの場合、『うちの会社には合わない人材だな』と思われてしまいます。

そのため、必ず応募先企業で実現できるキャリアプランを説明するようにしてください。

また、応募先企業が将来的に海外展開を計画している場合、あなたのキャリアプランも、『いずれグローバルに活躍する人材になりたい』といったように共通する要素があれば、さらにあなたの評価は高まるでしょう。

 

【10.何か資格は持っていますか?】

資格は最も分かりやすくアピールできるスキルの一つです。

ただし、単なる資格マニアでは面接官にも好印象は与えられないので、以下の点に注意して回答してください。

・なぜその資格を取得しようと考えたのか理由を説明する
・その資格を実際にどう仕事に活かしているのか説明する

『何となく持っておいた方が良さそうだから』といった曖昧な理由で資格を取っても、大したアピールにはなりません。

明確な目的があってこそ、資格も活きるのです。

特に今の仕事に資格を活かせているというエピソードがあれば、積極的にアピールしてください。

 

【11.今までの仕事にどんな不満がありましたか?】

あなたの仕事に対する姿勢や不満を解消する力があるかどうかを見極める質問がこちら。

回答する上での注意点は以下の通りです。

・感情的に不満を列挙しない
・不満をどのように改善したのかまで説明する
・例に挙げた不満点が応募先企業に当てはまらないようにする

こちらの質問を受けると、ここぞとばかりに不満を並べ立てる方がいますが、逆効果なので控えましょう。

面接官はあなたの愚痴が聞きたいわけではなく、その不満をどう乗り越えたのかが知りたいのです。

そのため、『●●といった不満がありましたが、▲▲することで解決できました』という流れで説明するようにしてください。

また、挙げた不満が応募先企業にも当てはまるようなら、間違いなく不採用になるので特に注意しましょう。

 

【12.弊社があなたを採用することにどんなメリットがありますか?】

言うまでもありませんが、企業は自社にとって大きなメリットをもたらす人材を優先的に採用します。

非常にストレートな質問ですが、ここでしっかりメリットをアピールできないと採用にはつながらないでしょう。

以下の点を意識して回答してください。

・自分が即戦力になることを伝える
・即戦力性を裏付けるスキルや経験を説明する

こちらの質問には、やる気をアピールするだけでは不十分で、しっかりとした根拠を示す必要があります。

例えば営業職に応募している場合、前職での営業実績と、目標を達成するために実践した工夫などを説明し、『御社でもこの経験とスキルを活かし、活躍できます』とアピールすれば、面接官も納得できるでしょう。

 

【13.入社後にやりたい仕事は何ですか?】

しっかりと入社後に働くイメージができているかを確認する質問がこちらです。

回答する際の注意点は以下の通りです。

・仕事内容を正確に理解していることをアピール
・自分のこれまでのスキルや経験を仕事に活かせることを説明

『こんな仕事をしたい!』と熱心にアピールしても、それが実際の仕事内容と食い違っていれば採用される可能性は低いでしょう。

そのため、応募先企業の仕事内容に関しては事前に調べておき、正確に仕事内容を把握しておくことが大切です。

その上で、『これまでの経験や●●といったスキルを御社の▲▲の仕事に活かしたいです』と伝えれば完璧でしょう。

 

4.面接の終盤でよく聞かれること8選

次は、面接の終盤でよく聞かれる質問について見ていきます。

【1.あなたは周りの方からどのような評価を受けていますか?】

自分を客観的に評価できる人材は、変な思い込みがない分、仕事でも結果を出しやすい傾向があります。

そのため、面接官も他者から見たあなたの評価について質問するのです。

回答のポイントは以下のようになります。

・周りからの評価とそれを裏付けるエピソードをセットで説明
・あなたを評価した人がどういう人なのかも伝える

こちらの質問も、単に周りからの評価を伝えるだけでなく、『なぜそのような評価を受けるのか?』という理由を説明できるエピソードも紹介すると良いです。

例えば、『私は同僚やお客様から話しやすい人だとよく言われます。それは必ず自分から挨拶するようにし、以前話した趣味や仕事の話を忘れないように意識しているからだと思います。』といった感じです。

また、誰があなたを評価したのかも伝えることで、面接官もよりイメージしやすくなります。

 

【2.弊社以外に受けている企業はありますか?】

あなたの志望度や転職活動状況を把握するために、このような質問をされることも多いです。

回答のポイントは以下のようになります。

・他社の転職活動状況は正直に伝える
・数が多すぎる場合は特に志望度の高い企業を3〜4社厳選する

たまに、『御社しか受けておりません』と嘘をつく応募者がいますが、転職活動で一社しか受けないという応募者はほぼいないため、逆に不審に思われる可能性があります。

転職活動状況については正直に話すことをおすすめします。

 

【3.弊社の志望順位は何番目ですか?】

転職活動状況と同時によく聞かれるのが、自社の志望順位です。

以下の点に注意して回答しましょう。

・必ず『御社が第一志望です』と答える
・なぜ応募先企業が第一志望なのか理由も伝える

正直に、『他社が第一志望です』と答えてしまうと、『内定を出してもうちには来てくれないかもしれない。それなら他の応募者に内定を出そう。』と思われてしまいます。

このような質問には本音と建前をうまく使い分けるようにしてください。

 

【4.企業を選ぶ基準は何ですか?】

企業を選ぶ基準がブレている応募者は、内定後辞退する危険性が高いため、面接官はしっかりと見極めようとします。

こちらの質問に回答するポイントは以下の通りです。

・一貫性のある基準で企業を選んでいることを伝える
・2〜3社例を出して説明する

企業を選ぶ軸がブレていると、『思いつきや企業名で転職先を決めているのかな?』といった印象を面接官に与えてしまいます。

そのため2〜3社受けている企業名を出し、一貫した軸で企業を選んでいることを説明してください。

 

【5.希望の年収はありますか?】

転職者にとっても年収は非常に気になるポイントなので、事前に面接官も希望をすり合わせようとします。

回答上の注意点は以下の通りです。

・自分のスキルや経験に見合った適正金額を提示する
・『御社にお任せします』と丸投げしない

希望だからといって、自分の実力に見合わないような高すぎる金額を提示する方もいますが、これは絶対にやってはいけません。

自分の実力を客観的に把握できていないとして、不採用になってしまうからです。

前職での年収をベースに希望を提示するようにしましょう。

また、応募先企業に丸投げしてしまうと、希望よりもかなり低い年収になる可能性もあるので、必ず希望額を提示するようにしてください。

 

【6.勤務地の希望はありますか?】

勤務地に関して希望を聞かれた場合、多くは将来的な転勤の可否について見極めている可能性が高いです。

そのため、以下の点に注意して回答してください。

・勤務地の希望は理由と合わせて伝える
・希望を伝えつつも、応募先企業の意向を最大限受け入れる姿勢を見せる

『勤務地は絶対ここでないとダメ』といった応募者の場合、柔軟性に欠けるため企業としても採用しにくくなる場合が多いです。

そのため、どうしても希望がある場合は、『入社後1年間は家族の事情でここでないといけませんが、それ以降であればどこでも問題ありません』といったように、最大限企業の意向を受け入れる姿勢を見せると高評価を獲得できます。

 

【7.他の雇用形態や職種での採用でも良いですか?】

『人間性は問題ないもののスキル面がやや足りない』といったように、採用するかどうか悩んでいる場合に聞かれやすい質問がこちらです。

どうしても希望の雇用形態でなければいけない場合は当然断ってOKですが、例えば、『どうしてもこの仕事がしたい!』といったように、雇用形態にこだわりがない場合は前向きに検討しましょう。

その際には後々、希望の雇用形態で採用してくれる可能性があるかどうか確認しておくと良いです。

 

【8.他に何か質問はありますか?】

ほとんどの面接の終わりには、このような逆質問をされるでしょう。

逆質問はうまく活用することで、あなたの評価をグッと高めることができます。

回答する際のポイントは以下の通りです。

・調べれば分かる内容や面接官がすでに話した内容の質問は避ける
・入社後のイメージを膨らませるような質問をする

逆質問の事例はたくさん挙げられますが、特におすすめなのは、『この応募者はうちの会社に入社した後のイメージを膨らませようとしているな』と、面接官に思わせるような質問です。

例えば、『私は●●職を希望しておりますが、もう少し詳しい仕事内容について教えていただけますでしょうか?』といった質問が良いでしょう。

 

5.20代の方が面接でよく聞かれること9選

続いては20代で転職活動する方がよく聞かれる質問についてご紹介していきます。

【1.新卒時に希望の会社に入社できましたか?】

新卒で入社した会社を早々と退職し、転職活動をしている20代の方によく聞かれる質問です。

面接官は、『うちの会社もすぐに辞めてしまうのではないか?』といった懸念を抱くので、以下の点に注意して回答してください。

・希望の会社に入社した場合は、働く中で本当にやりたいことが見つかったと説明
・希望通りではない会社に入社した場合は、応募先企業がもともとの希望企業だったと説明

回答のポイントとしては、『うちの会社では長く働いてくれそうだ』と面接官に思ってもらうことが重要です。

 

【2.あなたにとって仕事とは何ですか?】

抽象的な質問ですが、面接官はこの質問を通して、あなたが辛い仕事もしっかりやり遂げられるかを見極めています。

自分なりの仕事に対する考えがなければ、仕事上あなたを支えるものが無くなってしまうため、辛い時に簡単に心が折れやすくなるのです。

そのため、以下の点を意識して回答してください。

・できるだけ具体的な回答を心がける
・その考えに至った経緯と理由を説明する

このような抽象的な質問に対し、具体的な回答ができるかどうかも大きな見極めポイントになっています。

そのため、曖昧な回答は避け、理由と一緒に説明するように意識しましょう。

 

【3.仕事とプライベートはどちらが大切ですか?】

こちらは応募者の仕事に対する姿勢を確認する質問になっています。

『プライベートの方が大切です』と答えるのは論外ですが、『仕事だけを頑張ります』とアピールするのもマイナス評価になります。

仕事だけを頑張っても、いずれパンクしてしまうからです。

回答の際は以下の点に注意してください。

・どちらかと言えば仕事を優先するが、プライベートを充実させることも怠らないと答える
・メリハリのある働き方が理想だと説明する

まず、どちらが大切かと聞かれているので、仕事の方が大切だと答えるべきでしょう。

その上で、プライベートも思いっきり楽しみたいという意思を伝えれば、『メリハリのある働き方ができる応募者だ』と面接官にも好印象を与えられます。

 

【4.働く上で大切にしていることは何ですか?】

面接官は、あなたが仕事上で何を重視するのか確認するためにこの質問をします。

以下の点に気をつけて回答してください。

・具体的なエピソードを交えて説明する
・応募先企業が求めている人物像と共通する要素を盛り込む

例えば、『お客様からの注文は絶対に断らないことです』と回答した場合、それが応募先企業の方針と食い違っていれば、マイナス評価につながるでしょう。

そのため、応募先企業がどのような人材を求めているのか把握した上で、それに合致した要素を盛り込むことが大切になります。

また、その回答を裏付ける具体的なエピソードを紹介できればさらに納得性が高まるでしょう。

 

【5.どんな仕事にやりがいや喜びを感じますか?】

どんな仕事に対してモチベーションが上がるのか確認する質問がこちら。

以下の点を意識して回答しましょう。

・応募先企業の社風に合った答えを心がける
・過去の具体的なエピソードを使って説明する

こちらの質問も、応募先企業の社風に合わない回答をしてしまうと、『うちの会社には合わない』と不採用になる可能性が高いです。

そのため、応募先企業の社風を事前に把握しておき、それにマッチするような回答を意識してください。

過去のエピソードを用いて納得性を高めることも忘れないようにしましょう。

 

【6.仕事を通してどのように成長したいですか?】

こちらは、あなたの成長意欲に関して見極める質問です。

成長意欲の強い人材はどんな企業でも活躍できるため、面接官も注目しているポイントの一つと考えられます。

質問に回答する際には、以下の点に注意しましょう。

・具体的な仕事を例に挙げ、どんな経験を積みたいのか説明する
・成長した後にどんな仕事に挑戦したいかという点まで伝える

成長という言葉はやや抽象的なので、『●●の仕事で▲▲といった経験を積みたい』というように回答することをおすすめします。

そして、その経験を積んだ後、次のステップとして挑戦したい仕事まで説明できれば完璧です。

 

【7.10年後の自分はどうなっていたいですか?】

こちらは、自社で長く働いてくれる人材かどうかを見極める質問になっています。

応募先企業を一つのキャリアステップとしてしか見ていない場合は、10年後のキャリアビジョンを聞かれてもうまく答えられないからです。

この質問には以下の点に気をつけて回答してください。

・応募先企業でのキャリアパスを意識して回答する
・その目標を達成するために、これからどのような努力をするのかについても説明する

まず大前提として、10年後になっていたい自分の理想像は、応募先企業で実現できるキャリアパスであることが重要です。

応募先企業とは無関係のキャリアパスを伝えてしまうと、『この応募者はうちの企業で長く働くつもりはないな』と思われてしまいます。

具体的な役職名や仕事内容などを例に挙げながら、説明してください。

また、その目標を達成するために、どのような努力をしていくのか合わせて説明できると、より信憑性が増すでしょう。

 

【8.最近仕事以外で関心を持ったニュースは何ですか?】

普段から世の中の動きに関心を持っているかどうか確認する質問がこちら。

回答の際に注意するのは以下の点です。

・単なるニュースの紹介ではなく自分なりの意見も伝える
・応募先企業と関連のあるニュースを取り上げる

世の中の動きはビジネスにも大きく影響を与えます。

そのため、日頃からアンテナをしっかり張り巡らせているかどうかは、採用を決める上でも重要な見極めポイントになるのです。

『私はこのニュースを見て、●●だと思いました』と自分なりの意見を伝えられたら評価もグッと高まるでしょう。

 

【9.感銘を受けた本は何ですか?】

仕事ができるビジネスパーソンには、読書家が多いです。

そのため、あなたが普段から本を読んでいるかどうかを気にする面接官も少なくありません。

回答には以下の点に注意してください。

・本のタイトルと概要を簡潔に説明する
・なぜその本から感銘を受けたのか理由を説明する
・その本から学んだことを今後どのように活かしていくのか説明する

本をただ読むだけでなく、そこから何かを学び、さらにその学びを今後に活かしていこうとする姿勢を見せることで、向上心のある応募者だとアピールすることができるでしょう。

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6.30代後半以降の方が面接でよく聞かれること5選

続いては、30代後半以降の方が面接でよく聞かれることを取り上げていきます。

【1.マネジメントの経験はありますか?】

30代後半以降になると多くの企業でマネジメント力が求められます。

そのため、面接官からこちらの質問を受けることも増えるでしょう。

回答には以下の点に注意してください。

・マネジメント経験がある場合は、具体的に工夫したことや実績を説明する
・マネジメント経験がない場合は、後輩や新人の指導などの経験をもとにマネジメントのポテンシャルがあることをアピール

30代後半以降でマネジメント経験がない場合は、採用でも不利になる傾向があります。

そのため、マネジメントのポテンシャルがあることをアピールしましょう。

後輩や新人を指導した経験があれば、その時に工夫したことや、自分が指導したことで後輩や新人がどう成長したのかを具体的に説明してください。

 

【2.前職で部下はあなたをどう評価していたと思いますか?】

上司から認められるだけでなく、部下からも慕われる人材であるかどうかを見極める質問です。

出世欲だけが強い人材は、上司からの評価のみを気にして、部下からどう思われているかは気にしません。

そのため、面接官もあなたが部下からの評価までしっかり意識を向けられるのか確認したいのです。

回答の際は以下の点に注意してください。

・ポジティブな評価を受けていたことを伝える
・普段どのように部下に接していたかを伝えて根拠を示す

回答例としては、『私は気軽に何でも相談しやすい上司だと評価されていたと思います。私は普段から積極的に部下に話しかけるようにしていました。話の内容は仕事のことからプライベートのことまで多岐にわたります。少なくとも月に一度は部下から飲みに誘われていました。』などが良いでしょう。

 

【3.部下と接する時に心がけていることは何ですか?】

部下へのマネジメント力を確認するために聞かれるのがこの質問です。

回答する際の注意点は以下のようになります。

・部下と接する際に心がけていることを一言で簡潔にまとめる
・その心がけの結果どうなったのかまで説明する

部下をうまく活かせるかどうかは上司のマネジメント力にかかっているといっても過言ではありません。

『部下をしっかり育てたい!』という強い想いをアピールすることも大切でしょう。

 

【4.活躍するビジネスマンの条件は何だと思いますか?】

自分の部下から活躍できるビジネスマンを育てられるかも、上司のマネジメント力にかかっています。

そのため、活躍するビジネスマンの条件を把握できているかどうか確認されるのです。

こちらの質問には、以下の点に注意して回答してください。

・応募先企業で活躍している人材の共通点を伝える
・自分ならどのように部下をマネジメントするか説明する

大切なのは、一般的な活躍するビジネスマンの条件というより、応募先企業で活躍できる人材の条件を説明することでしょう。

事前に、自分なりに分析しておいてください。

 

【5.この業界は10年後どうなっていると思いますか?】

業界の先行きを予測できる人材は、いずれ会社の将来を担う人材になれる可能性が高いです。

この質問を受けるということは、あなたに会社の未来を任せることができるかどうか見極めているのだと考えてください。

回答上の注意点は以下の通りです。

・信憑性のある市場調査データをいくつか挙げ、自分なりの意見を伝える
・応募先企業の経営戦略として賛同できる点があれば伝える

いくつかの市場調査データを挙げることで、日頃から業界に対してアンテナを張っていることをアピールできます。

また、『今後の業界予測としては●●なので、御社の▲▲という経営戦略には非常に賛同できます』といったように、経営戦略上の魅力について伝えるのも好印象です。

 

7.キャリアチェンジしたい方が面接でよく聞かれること7選

続いて、これから新しい業界にキャリアチェンジを試みている方がよく聞かれることをご紹介します。

【1.なぜキャリアチェンジしたいのですか?】

ほぼ間違いなく聞かれる質問がこちら。

『なぜこれまでのキャリアを捨てて新しい業界に挑戦するのか?』という点は、どんな面接官でも気になるポイントです。

そのため、回答には以下の点に注意が必要です。

・なぜこの業界なのか理由を具体的に説明する
・前職のキャリアを活かせることを説明する
・ネガティブな理由を挙げない

新しい業界でも一から仕事を学ぶという強い想いをアピールすることが大切でしょう。

注意点として、『前職の業界は将来性がなくて』『給料が安かったので』といったネガティブな理由を挙げると、マイナスな印象を与えてしまうので控えるようにしてください。

 

【2.この仕事で最も大切な資質は何だと思いますか?】

未経験の業界だからと言って全て教えてもらおうという受け身な姿勢ではいけません。

面接官は、自分なりに業界を理解し、勉強しているかどうかを見極めるためにこの質問をします。

回答する際には以下の点に注意してください。

・なぜその資質が大切なのか理由も合わせて説明する
・今後その資質をどのように伸ばしていくかについても説明する

自分にはその資質があることをアピールするだけでなく、今後さらにその資質を伸ばしていこうという姿勢を見せることで、内定につながる可能性も高まるでしょう。

 

【3.この仕事を通して将来どうなりたいか教えてください】

こちらはしっかり将来像まで考えた上でキャリアチェンジを試みているのか見極める質問です。

この質問にスムーズに回答できなければ、『単に今の仕事が嫌なだけなのかな?』と面接官に思われてしまいます。

そのため、以下の点を意識して回答してください。

・具体的な将来像を伝える
・そのためにどんな努力をするのか説明する

将来像を伝える際には、できるだけ具体的に伝えることで、キャリアチェンジへの意志の強さをアピールできます。

また、単なる目標にとどまらず、そこに至るまでのステップも考えていることを説明できれば完璧でしょう。

 

【4.今のあなたの課題は何ですか?】

新しい業界にチャレンジすることには相当な努力が求められます。

そのため、本気でキャリアチェンジを目指す方なら、自分が超えるべき課題についても把握しているでしょう。

回答する上では、以下の点に注意してください。

・応募先企業で活躍する上で今の自分に足りないものを簡潔に伝える
・その課題をクリアするために今何をしているのか説明する

未経験業界に挑戦するとなれば、課題は山のように出てきます。

全ての課題について説明しようとすると時間がかかりすぎるため、特に重要かつ緊急性の高い課題を厳選して伝えてください。

また、その課題をクリアするための行動をすでに起こしていることをアピールできればバッチリです。

 

【5.これまでの仕事の中で成功体験はありますか?】

しっかりと仕事で成果を出すポテンシャルがあるかどうかを見極める質問です。

仕事ができるビジネスパーソンは、どんな業界でも結果を残すことができます。

回答上の注意点は以下の通りです。

・具体的な数字や表彰などを例に挙げながら説明する
・どのような行動がその結果につながったのかについても説明する

『営業の仕事で結果を残しました』と伝えたところで、面接官には響きません。

『社内トップの営業成績を残した人に贈られる賞を計3回受賞しました』といったように、具体的な例を挙げることで面接官にも伝わりやすくなるでしょう。

成功体験を話すと、ついつい自慢っぽくなりがちなので、あくまで謙虚にアピールする意識を忘れないようにしてください。

 

【6.大きな失敗をしたことはありますか?】

面接官はこの質問を通して、失敗をどうカバーし、そこから何を学んだのかについて見極めようとします。

どんなビジネスパーソンでも失敗は経験するので、『失敗したことはありません』などとは答えないようにしてください。

回答する際に気を付けたいのは以下の点です。

・失敗の事例だけでなく、その失敗を招いた原因も説明する
・その失敗をどうカバーしたのかについて説明する
・その失敗から学んだこと、その後の行動で変わったことを説明する

ただ単に失敗事例だけを挙げてしまうと、失敗から何も学べない人材と受け取られてしまいます。

その失敗を次の経験にどう活かしてきたのかを伝えることが最も大切なポイントになります。

 

【7.これまでで最も厳しかった仕事を教えてください】

特にハードな仕事が要求される業界ではよく聞かれる質問です。

面接官はこちらの質問を通して、あなたのストレス耐性を見極めようとします。

以下の点に注意して回答するようにしましょう。

・どのような点が厳しかったのか理由も説明する
・厳しい仕事にも自分なりに工夫して前向きに取り組んだことを伝える

応募先企業の厳しい仕事にも耐えられるということを面接官にアピールする必要があります。

そのため、過去に経験した厳しい仕事も、自分なりに工夫しながら乗り越えてきたことをしっかり伝えてください。

 

8.ベンチャー企業や中小企業の面接でよく聞かれること4選

次に、ベンチャー企業や中小企業への転職を検討している方が押さえておくべき質問を取り上げます。

【1.残業や休日出勤もありますが大丈夫ですか?】

特に人手不足のベンチャー企業や中小企業の場合、残業や休日出勤を求められることも多いです。

入社後に応募者が、『こんなはずじゃなかった!』と後悔しないように、事前に確認される場合が多いでしょう。

回答上の注意点は以下の通りです。

・特に問題ない場合は明るく『大丈夫です』と回答
・難しい場合は理由を説明しつつも、可能な限り対応する旨を伝える

残業できないのに、『できます』と答えてしまうと後で問題になることがあるため、正直に回答してください。

残業や休日出勤が難しいと答えると不採用になる可能性が高いですが、例えば、『月曜日と水曜日以外であれば残業できます』といったように、最大限企業の意向に応える意思を見せると、評価につながりやすくなるでしょう。

 

【2.ハードな仕事になりますが大丈夫ですか?】

仕事へひたむきに打ち込む覚悟があるかどうかを見極める質問がこちら。

特に創業間もないベンチャー企業の場合、プライベートよりも仕事を優先しなければいけないシーンが多いでしょう。

回答の際は以下の点に注意してください。

・任された仕事は最後までやり抜く覚悟を伝える
・『たぶん大丈夫です』などの曖昧な回答は避ける

残業や休日出勤に関する質問と同様に、こちらの質問にも正直に答えるべきです。

また、ハードな仕事というのも抽象的なので、具体的にどのくらいハードなのか事前に確認しておくこともおすすめします。

 

【3.弊社のビジョンに共感できますか?】

まだまだ知名度の低いベンチャー企業や中小企業で働く社員は、会社のビジョンに共感することで働くモチベーションを維持している場合が多いです。

そのため、あなた自身もどれだけ自社のビジョンに共感できるのか面接官も聞いてきます。

以下の点に注意して回答してください。

・具体的に共感できるポイントを挙げる
・応募先企業のビジョンに共通するような経験があれば伝える

ビジョンに共感できない人材は採用されないので、この質問を受けたら、『はい、強く共感しております』と即答してください。

その上で、具体的にどういうポイントに共感できるのか説明しましょう。

企業のビジョンや経営理念は、その企業の核になるものなので、面接前に必ずホームページなどで確認しておいてください。

 

【4.業務内容は多岐にわたりますが問題ありませんか?】

人手が足りないベンチャー企業や中小企業では、部署間を超えた業務が発生するケースも少なくありません。

このような仕事上の特徴について抵抗がないかどうか面接官は確認するのです。

こちらの質問には、以下の点に気をつけて回答しましょう。

・積極的に様々な業務に携わりたいという意欲をアピール
・具体的な仕事内容について確認する

『全く問題ありません』とシンプルに答えるだけでも良いですが、いざ働き始めた際に慌てないよう、『具体的にはどのような業務内容になるのか教えていただけますでしょうか?』と確認しておくと良いでしょう。

 

9.面接で仕事にブランクがある方がよく聞かれること4選

続いて、仕事にブランクがある方がよく聞かれることをご紹介していきます。

【1.ブランクがある理由を教えてください】

仕事にブランクがある場合、面接官は自社の業務に支障をきたすようなネガティブな理由でないかどうか見極めようとします。

そのため、以下の点に気をつけて回答しましょう。

・前向きに働く意欲があることを伝える
・『休暇を取っていました』など労働意欲を疑われるような回答は避ける

ブランクの理由を説明する上で重要なのは、『応募者にとって必要なブランクだったんだ』と面接官に思わせることです。

例えば、『自分の挑戦したい仕事に携われる企業を見極めるために、じっくり転職活動をしておりました。その結果、御社の求人に応募させて頂きました。』といったように、次の仕事につながるようなブランクを過ごしたことをアピールしましょう。

 

【2.ブランクの間は何をしていましたか?】

ブランク間の過ごし方は、あなたの評価に大きく影響を与えます。

そのため、以下の点に注意して回答するようにしてください。

・『応募先企業の仕事に関連する資格を取得していた』などのポジティブな活動を伝える
・『特に何もしていませんでした』とは答えない

病気療養をしていた方は、そのまま伝えてしまうと、『身体を壊しやすい人材だ』とマイナスに受け取られる可能性があるので注意が必要です。

このような場合は、応募先企業の仕事に関する本を読み情報を集めていたなど、別の理由に置き換えて伝えることをおすすめします。

 

【3.なぜ正社員として働かなかったのですか?】

ブランク中に正社員以外の雇用形態で働いていた場合、その理由について聞かれることも少なくありません。

『正社員として働けない理由があるのでは?』と疑ってしまうからです。

そのため、回答には以下の点に注意してください。

・自分の意思で正社員以外の雇用形態を選んだことを伝える
・そこから何を学んだのかを説明する

自分なりの目的があって正社員以外の雇用形態を選んだことを説明できれば、特に不利になることはありません。

例えば、『自分に向いている仕事を見つけるために、興味を持った仕事にはまず短期で働いてみるようにしておりました。その結果、自分はこの業界で頑張りたいと思ったため、御社に正社員として応募させて頂きました。』といった回答はアリでしょう。

 

【4.今後身に付けたいスキルは何ですか?】

仕事のブランクがある場合、応募者の労働意欲に疑問を持つ面接官は多いです。

そのため、しっかりと働く意思を持っているかどうか見極めるためにこの質問をします。

以下の点に注意して回答しましょう。

・応募先企業の業務内容に関するスキルを挙げる
・専門学校に通うなどの業務に支障が出るようなアピールは控える

長期的に働ける人材であるとアピールするためにも、学びたいスキルについて具体的に説明しましょう。

ただし、専門学校に通うなど、『残業ができなくなるのでは?』『日頃の業務に支障が出るのでは?』と面接官を不安にするようなアピールは避けてください。

 

10.面接で転職回数が多い方がよく聞かれること4選

次に、転職回数が多い方がよく聞かれる質問について取り上げます。

【1.転職回数が多いのはなぜですか?】

転職回数が多いと、『うちの会社もすぐに辞められるのでは?』と、面接官も疑ってしまいます。

そのため、ほぼ間違いなく転職が多い理由について確認されると考えておいてください。

回答上の注意点は以下の通りです。

・これまでの転職はポジティブな理由のもと行ってきたと説明する
・応募先企業での長期的なキャリアプランを伝える

大切なのは面接官に、『うちの会社では長くしっかりと働いてくれそうだ』と思ってもらうことです。

そのためにも、具体的で長期的なキャリアプランを提示しながら説明することが効果的でしょう。

 

【2.つまらないと感じる仕事をどのようにこなしますか?】

会社員として働くのであれば、楽しい仕事ばかりに携われるわけではありません。

特に転職回数が多い人は、つまらないと感じる仕事を任された時に、すぐ辞めてしまうのではという懸念があるでしょう。

そのため、面接官は事前にこのような質問をするのです。

回答には以下の点に注意してください。

・つまらない仕事を自分なりに楽しむ工夫を説明する
・前職での具体的なエピソードを伝える

『つまらない仕事でも任された以上は責任を持ってやり遂げます』といった説明では、なかなか面接官も納得してくれません。

そのため、できるだけ前職での実体験を盛り込みながら、自分なりに楽しむ工夫を伝えることが大切です。

 

【3.希望していない部署への異動を命じられたらどうしますか?】

転職が多い応募者の場合、『自分の希望外の部署に異動させられたら、すぐに辞めてしまうのでは?』と疑う面接官も多いです。

そのため、こちらの質問には以下の点に注意して回答しましょう。

・自分のキャリアプランを伝えた上で、希望していない部署への異動も受け入れる姿勢を見せる
・どの部署への移動の可能性があるのか確認する

『私は自分の希望した部署でしか働けません』といった態度ではほぼ間違いなく採用されません。

ただし、自分なりに応募先企業でどういうキャリアプランを目指しているのか伝えることは大切です。

その上で、希望外の部署へ異動を命じられれば、経験の一つとして受け入れる姿勢を見せましょう。

 

【4.将来的には転勤もありますが大丈夫ですか?】

転職回数が多い人材には、転勤に対してもネガティブに捉える方が少なくありません。

そのため、面接官も事前に転勤の可否について確認しておくのです。

回答する際には、以下の点に気を付けてください。

・大丈夫であれば、『全く問題ありません』と即答する
・転勤できない事情があれば正直に伝えた上で、いつからなら転勤可能か説明する

転勤に対してはできるだけ柔軟な姿勢を見せる方が採用されやすくなります。

しかし、本当に事情がある場合は正直に伝えておかないと、後で問題になるので注意してください。

例えば、『入社2年目以降であれば問題なく転勤可能です』といったように、いつからなら転勤できるようになるのか伝えておくと、大きなマイナス評価にはならないでしょう。

 

11.面接であなたに興味を持っている場合によく聞かれること3選

最後に、面接官があなたに興味を持った際によく聞かれることをご紹介します。

【1.あなたの趣味について教えてください】

仕事と無関係の質問で不安に感じる方もいますが、仕事以外の質問を通して、面接官はあなたについてより深く知ろうとしているのです。

この質問を受けたらチャンスだと思ってください。

回答には以下の点を意識しましょう。

・さり気なく仕事にも活かせる趣味をアピールする
・趣味を通して得た学びや発見があれば伝える

個人的な趣味の話なので正直に話す方が良いですが、できれば仕事にも活かせるような趣味であると、より高評価を期待できるでしょう。

回答例としては、『ここ数年通っている英会話教室の友達とカフェ巡りをするのが趣味です。その友達と話す際にはお互いにできるだけ英語を使うように意識しています。』などが挙げられます。

 

【2.入社可能時期はいつですか?】

採用面接の段階で入社可能時期について質問されたとすれば、面接官もかなりあなたに興味を持っていると言えます。

また、同時にあなたの入社意欲を見極められていることも覚えておいてください。

回答の際には以下の点に注意しましょう。

・内定後1〜2ヶ月以内には入社できると伝える
・曖昧な回答は絶対に避ける

入社可能時期について質問された場合、『すぐにでも働けます』と回答するのが理想的です。

ただし、現在働いている方の場合、退職するまでにある程度の時間が必要になるため、『遅くとも内定後1〜2ヶ月以内には入社可能です』と回答するのがベターでしょう。

あまりに入社までの時間がかかりすぎる場合は、採用を見送られる危険があるので注意してください。

 

【3.内定を出したら弊社に決めていただけますか?】

あなたの最終的な入社意思を確認する質問がこちらです。

回答上の注意点は以下のようになります。

・仮に第一志望ではなくても、『もちろんです』と即答する
・悩むような素振りを見せない

とにかく内定を得たいという方であれば、『もちろんです。ぜひ入社させていただきます。』と即答しましょう。

面接官は、最後の最後まであなたの本心を見極めようとするため、ギリギリまで内定を出しません。

少しでも悩むような素振りを見せてしまうと、他の応募者に席を譲ることになるので注意してください。

 

【まとめ】面接でよく聞かれることには徹底して準備すべし!

よほど異色の企業でない限り、今回ご紹介した質問例をチェックしておけば問題なく受け答えできるでしょう。

ただでさえ緊張してしまう面接では、いつも通りに話せないという方も多いです。

そのため、想定される質問に対する答えをしっかり考えておくことが大切なのです。

最後に、今回の記事でご紹介したよく聞かれる質問をおさらいしておきましょう。

《面接の最初に聞かれること》

・自己紹介をお願いします
・あなたの職務経歴について教えてください
・なぜ転職活動を始めたのですか?
・弊社を志望する理由を教えてください
・弊社のサービスや商品について知っていることを教えてください
・希望の職種は何ですか?

 

《面接の中盤に聞かれること》

・あなたの長所・短所は何ですか?
・仕事で自分の弱みをどうカバーしてきましたか?
・あなたはどんな性格ですか?
・仕事でリーダーシップを取った経験はありますか?
・前職で残した実績について教えてください
・何か特技はありますか?
・尊敬する人はいますか?
・苦手な人はいますか?
・将来のキャリアプランについて教えてください
・何か資格は持っていますか?
・今までの仕事にどんな不満がありましたか?
・弊社があなたを採用することにどんなメリットがありますか?
・入社後にやりたい仕事は何ですか?

 

《面接の終盤でよく聞かれること》

・あなたは周りの方からどのような評価を受けていますか?
・弊社以外に受けている企業はありますか?
・弊社の志望順位は何番目ですか?
・企業を選ぶ基準は何ですか?
・希望の年収はありますか?
・勤務地の希望はありますか?
・他の雇用形態や職種での採用でも良いですか?
・他に何か質問はありますか?

 

《20代の方が面接でよく聞かれること》

・新卒時に希望の会社に入社できましたか?
・あなたにとって仕事とは何ですか?
・仕事とプライベートはどちらが大切ですか?
・働く上で大切にしていることは何ですか?
・どんな仕事にやりがいや喜びを感じますか?
・仕事を通してどのように成長したいですか?
・10年後の自分はどうなっていたいですか?
・最近仕事以外で関心を持ったニュースは何ですか?
・感銘を受けた本は何ですか?

 

《30代後半以降の方が面接でよく聞かれること》

・マネジメントの経験はありますか?
・前職で部下はあなたをどう評価していたと思いますか?
・部下と接する時に心がけていることは何ですか?
・活躍するビジネスマンの条件は何だと思いますか?
・この業界は10年後どうなっていると思いますか?

 

《キャリアチェンジしたい方が面接でよく聞かれること》

・なぜキャリアチェンジしたいのですか?
・この仕事で最も大切な資質は何だと思いますか?
・この仕事を通して将来どうなりたいか教えてください
・今のあなたの課題は何ですか?
・これまでの仕事の中で成功体験はありますか?
・大きな失敗をしたことはありますか?
・これまでで最も厳しかった仕事を教えてください

 

《ベンチャー企業や中小企業の面接でよく聞かれること》

・残業や休日出勤もありますが大丈夫ですか?
・ハードな仕事になりますが大丈夫ですか?
・弊社のビジョンに共感できますか?
・業務内容は多岐にわたりますが問題ありませんか?

 

《面接で仕事にブランクがある方がよく聞かれること》

・ブランクがある理由を教えてください
・ブランクの間は何をしていましたか?
・なぜ正社員として働かなかったのですか?
・今後身に付けたいスキルは何ですか?

 

《面接で転職回数が多い方がよく聞かれること》

・転職回数が多いのはなぜですか?
・つまらないと感じる仕事をどのようにこなしますか?
・希望していない部署への異動を命じられたらどうしますか?
・将来的には転勤もありますが大丈夫ですか?

 

《面接であなたに興味を持っている場合によく聞かれること》

・あなたの趣味について教えてください
・入社可能時期はいつですか?
・内定を出したら弊社に決めていただけますか?

今回の記事を参考に、無事に面接を乗り切っていただければ幸いです。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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