転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

会社辞めたいと思った体験談

教師の仕事を辞めたいと思った新任の頃の地獄の数週間

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やりがいのある反面、厳しい教師の仕事

私は現在、小学校教諭のお仕事に就いています。

兼ねてから憧れていた教員の世界に足を踏み入れる事ができて嬉しい傍ら、日々ふりかかる大量の業務内容とたたかっています。

それでも担任する子どもたちをはじめ、校内の可愛い子ども達に囲まれて幸せな毎日を送ることが出来ていました。

新任で入った学校で大事なプリントを紛失し先輩の態度が豹変!

それは私が新任としてはじめて入らせて頂いた学校での出来事でした。

私自身は事前に教員の世界は特に縦社会だと聞いておりましたので、上からは嫌われないように気をつけて振舞っていました。

雑用や必要であればプライベートも削って食事会にも積極的に参加していました。

その甲斐あってか当時は普通の職場関係を築けていました。

しかし、とある日の出来事です。職員会議で使うプリントが紛失してしまった事件が起きました。

そのプリントをはじめ、公務員である以上守秘義務がありますのでプリント一枚ですら紛失することは大問題なのです。

そのプリントは私が預かっていました。

しかし、渡された時は既に帰り際でしたので、自分のデスクにしまって鍵をかけてから退勤しました。

翌日出勤すると同時にデスクの中を確認すると、そのプリントが無くなっていたのです。

私は一瞬何が起きたのかわからなくなってしまい、数分間その場にじっと立ち尽くしてしまいました。

少し経ってから同じ学年担当の先輩が出勤されてきたので、すぐに状況を報告しました。

すると、以前まで優しく接してきてくれた先輩からは考えられないくらいの態度で、無視をされました。

その件は結局、プリントの発信元の方に再発行してもらって会議は無事に済んだのですが、同じ学年の先輩方の私に対する態度が明らかに冷たいものへと変化していきました。

私は日頃の生活では誰かに冷たくあしらわれる事が全く無かったので免疫がついておらず、それに嫌われないように今まで頑張ってきたのにそれが全て水の泡になってしまったかと思うと頭の中が真っ青になっていきました。

毎日の仕事が地獄!先輩の冷たい態度は続き、心が折れそうになった

それでもまだまだ年度途中なので、退職する訳にもいかず、毎日起こる冷たいあしらいに涙をぐっとこらえて勤務していました。

今現在でもまだまだ未熟ですが、当時は新任でしたので業務内容のひとつひとつが学年を通して行っていかなくてはなりませんでした。

私自身も分からないことは聞いた方が自分のためだと考えておりましたので、私情とは関係なしに仕事に関する事でお伺いをたてていました。

それでも冷たくあしらわれ、挙句の果てには いちいち聞くなと怒鳴られてしまいました。

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私は遂に先輩の怒りのピークに触れてしまったと反省すると同時に、その時にちょうど涙が出そうという思いがスッキリなくなりました。

きっと怒鳴られたと同時に自分の中で、先輩の器の小ささに呆れてしまったのだと思います。

それからはどれだけ冷たくあしらわれても笑顔で受け流す事が出来るようになりました。

パッと見ですと、その受け流す時の私の態度は先輩に対していけないものだと思います。

しかし、一緒に仕事を組んでいる限りその先輩の機嫌に左右されながら仕事をしていくことは自分の為にはならないと悟ることができました。

私は自分のために今の仕事を手に入れる事が出来たのですから、後は一生懸命頑張って自分を磨いていくのみだと現場に入ってから分かったのです。

幸い、私の周りには応援してくれる人が沢山居ます。

辛い時は仕事の愚痴をこぼしてしまっても、受け入れてくれる人が沢山居ます。

そういうことを自分の強みとして捉えて見ると、案外職場で冷たくされても痛くもかゆくもない事が分かりました。

私は、この日をきっかけに自分の職場でのやり過ごし方を学んだのです。

地獄の日々からの脱出!別の学校へ異動が決定

教員には異動というものがあり、毎年の年度末になると異動する職員が発表されるのです。

私は勿論異動希望を出しました。

すると、無事に翌年度から別の学校へ異動出来ることが決まりました。

今まで関わってきた子ども達と離れる事はさみしいけれど、今後も沢山の子どもたちとの出会いがあります。

それからは職場関係も良好で、遠慮しすぎず、職場での自分のペースで業務をこなしていけるようになってきました。

正直、仕事から逃げてしまおうかと本気で考えましたが、今の私があるのは前向きな捉え方を手に入れる事が出来たからです。

最悪な事態に入ってしまったと考えないで、それは自分が思うよりも最悪では無かったんだなと思うと随分気が楽になれるものです。

仕事は自分で選べる権利があります。

私の場合は、一時本気で転職を考え転職エージェントにも登録をしました。

そこで、コンサルタントの方に、教員は一般企業からも重宝されるから年収もアップする可能性は高い。

だけど、異動という制度があるならひとまず頑張ってみてそれでもダメなら転職先を探してもいいのでは?と言うアドバイスを頂きました。

最悪、次もダメなら教員としてのキャリアを活かして転職をすれば良いと気持ちが楽になれたのは大きかったです。

参考⇒転職エージェントを使って転職活動をしないと損をする3つの理由

続けるも続かないも時間に身を任せて、あんまり気にしないことが何よりの解決策になりました。

今では私にも沢山の後輩が出来ました。

きっと人間関係でかつての私と同様な悩みを抱えている後輩もいるはずです。

私は、そんな後輩たちにはこの話を笑い話として提供していけたら良いなと感じています。

この経験を通して、少し強くなれた自分を褒めてあげたいです。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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