転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

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興味のない仕事に就職すると努力が難しい!経理の仕事を退職した理由

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ライターを諦め、定時で帰れることだけを理由に商社に経理として入社

私は、新卒で通信機器の商社に経理として入社しました。

もともとは文章を書くのが好きで、ライターになりたくて出版社の面接を受けていたのですが、なかなかの狭き門で受かりませんでした。

アルバイトをしながら正社員を目指す、という道もあったのですが、プライベートを犠牲にしてまで続けられるのか、せっかく大学を出させてもらったのに就職しなくていいのか、など色々悩んだ末に、違う業種への就職を決めます。

私は趣味でフットサルをやっていました。

社会人チームに入り、毎週末は試合に出場する日々に、充実感を感じていたのです。

好きな仕事につけないのなら、せめて、好きな趣味を続けたい。

ならば、定時で帰れる仕事がいい、こんな理由で、先の会社に就職を決めたのです。

もともと文系大好きな私が、まさかの経理です。

研修をしていても、一人だけチンプンカンプンです。

周りの人たちは、経理をやりたくて入ってきているだけあって、数字にものすごく強い人たちばかりです。

自分の力のなさをこれでもかと思い知らされました。

それでも、何とか一人前になれるように努力し、一通りの仕事はこなせるようになりました。

そして、気づいたら8年たっていました。

でも、自分に合っている仕事とは、一度も思うことができませんでした。

数字がピタッと合うことはうれしいけれど、それ以外の喜びはありません。

自分にはむいていない、そう思い続けた日々が嫌になりました。

仕事はお金を稼ぐ手段!経理に興味がないから努力ができなかった

会社での評価制度というものは、途中から導入されたのですが、「数値化できる目標をつくり、一年たった時にそれが達成できたかどうかで評価が決まる」というものでした。

例えば、私のいた課は、売掛管理部門といって、債権の回収にかかわる業務だったのですが、自分の担当する何十社という会社の集金率を100%達成する、とかそういった目標です。

集金率とは、それぞれの会社の支払日に、滞りなく入金があり、翌月にずれ込んだりしないという意味です。

でも、正直それは、会社の事情によって遅れることも多々ありますし、遅れた場合、取引先と交渉するのは経理ではなく、営業担当です。

経理としては、営業さんに意見を伝えるだけで、それ以上のことはできません。

なかなか数値化できる目標自体を考えるのが難しかったし、それを達成しなければ、評価も上がらないという仕組みが大変でした。

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もちろん、私に高いモチベーションがあれば、キャリアアップしたいという思いから目標もおのずと出てきたのでしょう。

でも、そんな気持ちが全然わかなかった私は、毎年の目標を考えることがとても苦痛で仕方なかったのです。

会社も、私の状態に気づいていたと思います。

だから、8年働いても、主任にすらなることができませんでした。

今まで、学生時代はキャプテンだの、部長だの、色々やってきた自分にとって、なんとも屈辱的でした。

自分に原因があるのはわかっていても、自分より後に入ってきた人が、先に出世していく姿を見るのは、辛いものがありました。

それでも、目標は沸いてこないのです。

私にとってこの仕事は、お金を稼ぐための手段でしかなかったのだと思います。

結婚後も仕事を続けていたが、退職したい気持ちが強くなり辞めることにした

入社して4年半たったころ、結婚をしました。

結婚をしたら本当はすぐ辞めたかったのですが、親に、3年くらいは続けた方が、貯金ができるから続けられるなら続けろ、と言われ、続けることにしました。

(結果として今の貯金は、そのとき貯めたものなので、本当によかったと思っています)

仕事のやりがいもないし、年齢的にも30歳に近づいてきて、子供も欲しいと思うようになりました。

子供ができたら、仕事を辞めよう、そう思って、妊活も頑張ってきたのですが、なかなか妊娠に至りません。

早くやめたい、という気持ちが、ストレスになっていた部分もあったようで、排卵の周期がずれたり、排卵しない月があるようになってしまいました。

私の場合は、子供が欲しい、辞めたいという気持ちが強すぎて、ストレスになってしまっていたのだと思います。

そこで、子供ができる前に会社を辞めてしまおう!と考えました。

今までたまっていた40日ほどの有休を消化し、失業保険をもらい、その間半年くらいはゆっくりして、その後に、自分のやりたい仕事をしようと思いました。

やりたい仕事、というのは、社会人になってから興味を持ち始めた心理学に関する仕事です。

そこで、5月のある日、会社を辞める意思を上司に伝えました。引継ぎなどをし、8月付けで辞める、ということになりました。

そうしたら、翌月の6月に妊娠が発覚!

会社を辞めるということで、肩にかかっている荷が下りたからでしょうか、自然妊娠に至ったのです。

辞めるときは、自然と、おめでたによる退社という雰囲気になり、ありがたかったです。

本当は違ったのですが。。

そして、8年4か月務めた会社を退職するに至りました。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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