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公務員から民間企業に転職する方法~違いとメリット・デメリット

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1.公務員から民間企業に移るメリット・デメリット&転職方法を解説!

よく比較されがちな公務員と民間企業。

学生時代に進路で自分はどちらに進もうかと悩んだ方も多いでしょう。

今回はそんな中で、公務員から民間企業に転職するメリット、デメリットについて詳しくご紹介していきます。

実際に転職する際の有効的な方法も合わせて取り上げますので、是非最後までご覧ください。

なお、結論から先にお伝えすると、公務員をしていた方は非常に重宝されることが多いです。

しかし、せっかく重宝される実績があるのにも関わらず間違った転職活動をしてしまっている方が非常に多いのもまた事実です。

あまり知られてはいませんが、公務員で培ったスキルを求めている企業は非常に多く高待遇される事も少なくありません。

公務員の方の転職活動では、転職サイトや求人誌ではなく特に転職エージェントを通してスキルを最大限に活かせる仕事をマッチングしてもらうのが一番の方法です。

ちなみに、転職エージェントは業界最大手で非公開求人数も多いリクナビエージェントがおすすめです。

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それでは解説をしていきます!

2.公務員と民間企業の違いとは?

公務員から民間企業に転職するメリット・デメリットをご紹介する前に、簡単に公務員と民間企業の違いについて触れておきます。

【公務員と民間企業は活動目的が異なる】

まず大前提として公務員と民間企業は活動目的が異なることを認識しておく必要があります。

公務員は社会全体に対する奉仕を目的として活動するため、利益を上げることに注力したり、何か対価を頂くということはありません。

一方で民間企業は、営利目的で活動します。

国民全体に貢献することを目指す公務員に対して、利益を上げられる対象に絞ってサービスを提供するのが民間企業の特徴と言えます。

当然ながら民間企業は利益が出ないと判断した場合、その事業から撤退することもあります。

【公務員はあくまで法令に基いて行動する】

顧客のニーズが何かをリサーチし、自らサービスを生み出していく民間企業に対して、公務員はあくまで法令に基づいた施策を実行するという点に違いがあります。

つまり公務員には顧客のニーズを把握するための営業活動はありません。あくまで法令に基づいた施策を実行していくことに注力していきます。

【公務員の活動資金は税金】

ご存知の方も多いでしょうが、売り上げや金融機関からの融資を財源とする民間企業に対して、公務員の活動資金は税金になります。

国民の税金を使って事業を行うため、活動内容や結果に対して民間企業とは違った責任が求められると言えるでしょう。

チャンスがあれば大きな投資を行い勝負に出る民間企業とは異なり、公務員の活動はいかに予算を削ってその中でパフォーマンスを最大化させるか、といったことが求められます。

【公務員は基本的に年功序列制】

民間企業では昔ながらの文化が根付いた老舗大企業を除き、成果主義の導入が進んでいますが、公務員の給与システムは昔ながらの年功序列制になっております。

つまり公務員の場合は、どれだけ仕事を頑張ったとしても若いうちは給与も低く、役職のあるポジションにも就きにくいと考えられます。

一方で、成果主義を採用している民間企業であれば、仕事で結果を残すことで若くしてリーダー職を任されることもありますし、公務員で役職に就いている方以上の給与を稼ぐことも可能になります。

3.公務員から民間企業に転職するメリット

公務員と民間企業の違いが分かったところで、まずは公務員から民間企業に転職するメリットについてご紹介していきます。

民間企業の魅力について知りたいという方は是非参考にしてください。

【自分が助けたいと思う方々にサービスを提供できる】

民間企業の大きなメリットとして、自分が本当に助けたいと思っている方々に対してしっかりとサービスを提供できる点が挙げられます。

公務員の場合はどうしても国民全員に平等のサービスを提供することが求められるので、自分が助けたいと思う人々にしっかりとサービスを届けたい方にとっては民間企業の方が向いていると言えます。

また、自分が社会のために考え出したサービスなどを普及させたい場合も、民間企業の力を借りることで実現しやすくなるでしょう。

【前例に縛られない新しいチャレンジができる】

公務員の特徴として、前例があることを基準にした仕事が多いことが挙げられます。

つまり、前例のない失敗するリスクのある仕事は基本的にやらないというのが公務員のスタンスです。

そういう意味では新しい仕事に思いっきりチャレンジしたい方は民間企業の方が向いているでしょう。

これだけ変化の激しい時代の中で、失敗することを恐れ、チャレンジを諦めてしまえば一気に淘汰されてしまうと言っても過言ではありません。

公務員を否定するわけではありませんが、公務員という組織の文化に浸かりきってしまい、変化やチャレンジへの耐性ができないままキャリアを重ねることには注意が必要です。

【結果を出せば公務員以上の給与が貰える】

若い時からバリバリ仕事をして出世したい、お金を稼ぎたいという方は民間企業に転職すべきです。

前述した通り、公務員は年功序列制のため、どれだけ仕事を頑張ってもキャリアが浅いうちは給与も低く、責任あるポジションにも就けません。

その点、特にベンチャー系の民間企業に就職している若者達は、わずか1年目にして責任のある仕事を任されることも多いです。中には公務員よりもはるかに高い給与を貰っている方もいるでしょう。

ハードな環境で揉まれることで、成長するスピードも段違いに早いことも忘れてはいけない魅力と言えます。

4.公務員から民間企業に転職するデメリット

公務員から民間企業に転職するメリットについてご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか?

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続いてはデメリットについて見ていきます。良い面もあれば当然悪い面もあります。是非参考にしてみてください。

【実力をつけないと出世できない】

結果さえ残せば公務員よりもはるかに早いスピードで出世し、お金も稼げる民間企業ですが、当然その逆も考えておかねばなりません。

つまり、結果が出せないと出世が難しいということです。古くからある老舗の大企業であれば公務員と同じ年功序列制を取り入れているところもあります。

しかし、実力主義を採用している民間企業であれば、結果が残せないと例えば自分の後輩とも立場が逆転してしまうといったこともあり得ます。

非常にシンプルで分かりやすい仕組みですが、ガツガツと仕事に取り組めないタイプの方には合わない可能性が高いです。

【給与が景気や業績に左右されやすくなる】

続いてご紹介するデメリットは、給与が景気や業績に左右されやすいということです。

公務員であってもキャリア組とノンキャリア組とでは昇級スピードが異なりますが、民間企業に比べて給与が景気に左右されることは少ないです。

しかし、民間企業の場合、社員の待遇に関しては景気の動向や業績に応じて大きくばらつきが出ます。

例えば、業績が悪化すると社員のボーナスをカットするといったことも一般的に行われています。

景気や業績によって給与にばらつきが出ることを避けたい方は民間企業には不向きだと言えるでしょう。

【福利厚生が充実しているとは限らない】

公務員と言えば充実した福利厚生があり、結婚し、出産した後の女性でも安心して職場復帰できる環境が整っている場合が多いでしょう。

しかし、民間企業の場合は必ずしもそうとは言えません。

従業員の多い大企業などでは福利厚生に力を入れているところもありますが、会社の規模が小さくなってくると福利厚生が整っていない企業も増えてきます。

これは特に女性にとって重要な決断ポイントと言えるでしょう。

結婚、出産しても仕事に復帰したい方であれば、公務員として働く方がリスクは小さくて済むと言えます。

【業績が悪化すると解雇されることもある】

給与が景気や業績に左右されるデメリットと近いですが、民間企業の場合、業績が悪化すると結果を出せない社員から解雇されてしまうということも発生します。

公務員の場合は違法行為をするなどの極めて非道な行動がない限りは身分が保障されていますが、民間企業の場合はそれほど甘くありません。

例え大手企業であっても以前ニュースなどで大幅なリストラ話が取り上げられたように、景気や業績に応じて解雇される可能性はゼロではありません。

とにかく安定してコツコツとキャリアを積み上げていきたいタイプの方であれば、公務員の方が向いていると言えるでしょう。

5.公務員から民間企業に転職する前に知っておくべき注意点

公務員から民間企業に転職するメリットとデメリットが分かったところで、転職を考えている方に事前に知っておいて頂きたい注意点についてご紹介します。

転職活動を開始する前に今一度、自分でセルフチェックしてみてください。

【民間で活かせる専門スキルが自分にあるか確認】

公務員から民間企業に転職する際には、専門スキルを持つ人材が有利になることは言うまでもありません。

ご自身の公務員時代のキャリアで培った専門スキルにはどういったものがあるのか、民間企業で活かすことができるのか、チェックしてみましょう。

分かりやすい例を挙げれば、教師などは予備校講師や塾講師といった民間企業に就職しやすくなります。他にも、警察官が警備会社に転職するケースも多いです。

今のご自身の仕事から連想できる民間の仕事を幅広くリサーチすることで、転職活動の成功率もグッと高まるでしょう。

【事務系の仕事に従事していた方は転職が厳しくなる】

一方で転職の難易度が高いのが公務員として事務系の仕事に携わっていた方です。

同じ事務系の仕事でも公務員と民間企業では内容が異なるため、経験をそのまま活かすことが難しいのです。

また、民間企業の事務職の人気は非常に高く、採用試験を突破することも容易ではありません。

もし、公務員で事務系の仕事しか経験がなく、民間企業の事務職へ転職したいと考えている方はできるだけ早めに行動に移すことです。

年齢が若ければ、じっくり若い世代を育てようという考えを持つ企業もあるので、まだチャンスはあるでしょう。

6.公務員から民間企業に転職するための方法

公務員から民間企業に転職する際にチェックしておくべき注意点を取り上げたところで、最後に転職を成功させる方法をご紹介します。

これから転職活動を始めようと考えている方は是非参考にしてください。

【必ず転職エージェントに相談する】

民間企業からの転職組にも言えることですが、公務員から転職する方もまずは転職エージェントに登録してください。

転職に関するプロのアドバイスを無料で受けることができるので、活用しない手はないでしょう。独自で企業の情報を調べようとしても限界があります。

また、採用には市場の動きなども関係してくるので、そういった最新情報も把握している転職エージェントに相談することが有効的だと言えます。

リクナビエージェントの転職支援サービスはこちら⇒

ご自身が公務員時代に経験してきた仕事と、それによって身に付いたスキルを活かせる企業を探してもらってください。

もちろん、自分自身でリサーチした企業を提案してみても良いでしょう。転職エージェントと二人三脚で意見を交わし合いながら、自分にぴったりの民間企業を探してください。

【まとめ】公務員から民間に転職するならメリット&デメリットをまず把握!

公務員から民間企業に転職する際のメリット&デメリット、転職方法についてご紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?

公務員と民間企業にはそれぞれ良い点と悪い点があります。また、それはご自身の仕事へのスタンスや優先順位による部分も大きいでしょう。

一時期の思いつきで転職に乗り出すことはあまりオススメできません。

しっかりと両方のメリット&デメリットを把握した上で、プロのアドバイスも参考にしつつ、慎重に決断すべきです。今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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