転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

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30代になる前に転職して後悔!正社員で雇われた会社はブラック企業

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派遣社員のまま30代になる事に不安を感じた

当時、私は派遣社員として工場作業員をしていました。

仕事内容は図面を読み、図面通りの物を加工するという仕事をしていました。

やりがいはありましたし、良くも悪くも結果さえ出せば過程はオッケーという実力主義な職場だったので、大変やりやすかったです。

数字さえ出しておけば、多少の休憩は何も言われない状況であったので自分のペースで作業ができました。

しかも残業も満額でるような状態で、毎日残業、月2回の休日出勤など勤務時間は長かったのでそれなりにまとまった給料を毎月もらっていましたのでお金には困りませんでした。

派遣社員だからか、責任も軽く、言葉は悪いですがワリのイイバイト感覚で仕事をすることができました。

といっても、もちろん専門的なスキルや技術もいりますし、楽をするためには知識もいるので勉強もしましたので誰でもできるような仕事ではなかった自覚はあります。

20代後半だった当時、周りの友人関係はどんどん正社員として雇用されていきボーナスなどをもらっている。

私は変わらず派遣社員という現実が見えてきました。

たしかに給与や仕事内容、職場環境などには恵まれているのですが、雇用形態が派遣社員から正社員へと変わることはなかったのです。

もうすぐ30代になってしまうのにこのままで本当に良いのか・・・。どんどん不安になっていきました。

本当はその会社で正社員へと声がかかりステップアップするというのが一番良いとは思うのですが、残念ながら3年働いていても声はかからず、別枠で新入社員が入ってくるという始末でした。

なかなか派遣社員から正社員への道は狭き門で難しいと周りからは聞いてはいましたが実体験として経験しました。

30代になるとさらに転職は厳しくなるのではないだろうか。

もしかしたら転職できずにこのまま派遣社員として働き、40代ぐらいで切られて家族ともども路頭に迷うのではないかと不安になり、その時点で転職を決意しました。

転職サイトもエージェントからも良い情報は得られれず、現実を知る

転職活動をはじめましたが、何分、仕事が忙しくなかなか時間が取れません。平日は残業があるし、休日はハローワークが開いてない。

有給も忙しくなかなか取れる機会もないといった状況ですので、まずインターネットで転職サイト数社に登録をしました。

求人数は膨大にありました。

しかし、自分の条件に合う求人が全くないことに気が付きました。

求人数はあるのですが、多くは都会などの仕事ばかりで地方は求人が壊滅的にないのです。

頼りにしていたエージェントサービスも「紹介できる求人はございません」と言われる始末でした。これには絶望しました。

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地方系で引っかかるのはいわゆる出稼ぎ系ばかりで地方ではなく近場の地方都市に行き寮などに入って仕事をするというものでした。

しかし、給与や条件面では地方より圧倒的に良かったのは記憶に残っています。

こちらの外せない条件として家から車で通勤できる距離の職場を求めていたので残念ながら転職サイトにお世話になることはありませんでした。

しかたなくハローワークへ足を運びました。

ハローワークですと、地元の求人がいっぱいあり、車通勤できるレベルの職場もいっぱいありましたが、その他の条件がやはり劣ってしまうということがありました。

賃金も前記のサイトよりだいぶ下がりますし、ボーナスもあるところも少ないです。

年間休日も少な目で条件のいい所は応募段階で何名も受け落ちている狭き門のところばかり。

しかし、チャレンジするしかありません。

ハローワークで無料で履歴書などの書き方を教えてもらいながら応募する、といったことを繰り返し行いました。

会社には用事があると言い、以前より残業量を減らしてもらい、定時で帰れる時はすぐにその足でハローワークに向かうといったことを繰り返し行いました。

転職に成功したものの、転職先の会社はブラック企業だった!

何社目だったでしょうか。

6~7社ぐらい応募に出したと思います。

そのうち書類審査を通ったのが約半分。

半分は書類選考で落とされました。

やはり、年齢的にも職歴的にもキツイのかと実感しました。

条件の良いところは書類選考で落とされてばかりでした。

そんな中、一社、面接後に「すぐ来てほしい」との回答をもらい、内定をもらい転職を決意しました。

前の会社からは壮大な見送り会を開いてもらい、次の会社へ転職しました。

次の職種も前と同じく製造業の工場作業員でした。

即戦力レベルのスキルがあるということで雇ってもらいました。

唯一違うのは正社員雇用だったということです。

派遣社員からあこがれだった正社員への転職。成功したように思えました。

・・・が、そこはとんでもないブラック企業だったのです。

サービス残業は当たり前、出勤時間1時間前出勤は当たり前の体育会系の職場でした。

正社員への転職は成功しましたが、とてもじゃない量のノルマ、余裕のない職場で転職としては失敗でした。

すぐ来てほしい・・・などという職場は人員に余裕がない職場の決まり文句というのは後になって知ったことでした。

ブラックなので人が入っても辞めていく。

辞めていくから余裕がない。

余裕がないからさらにブラックになっていくという負のスパイラルに入っている状況だと思います。

今でも正社員という響きに憧れることなく元の職場にいたら・・・と、非常に残念に思います。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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