転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

会社辞めたいと思った体験談

社員の成長を考えないコンビニオーナー達!やりがいを感じられなくなり退職

更新日:

大学卒業を機にコンビニのアルバイトから社員になった

私が以前勤めていたのは小売業の仕事です。

詳しく言えばあるコンビニエンスストアをフランチャイズで経営している会社でした。

その会社に私が就職したきっかけはありがちなパターンですが、大学生の時にアルバイトをしており、そのまま就職させてもらうという形でした。

私が就職活動をしていた時期はちょうどリーマンショックなどの影響で就職氷河期と呼ばれる時代でした。

周りの友人たちも就職活動に苦戦している人は多かったです。

私も同じ状況で中々内定をもらうことはできませんでした。

そんな中でも何とか内定を頂いた会社もありましたが、すごく働きたいと思う会社でもなく、正直ブラック感もあったので結局辞退しました。

しかし、働かないわけにもいかないと思っていた時に、ちょうどアルバイトをしていたコンビニのオーナー夫婦が運営する店舗を増やしていくという話を聞きました。

元々2店舗経営していたオーナーですが、その規模を拡大し、複数店を経営する会社としてどんどんお店を出していきながら会社も大きくしていくという話を聞きました。

実際オーナーは人柄もよく、私自身大学1年の時からずっと続けていたのはアルバイトでも働きやすい環境にあったからだと思います。

こういう会社なら何も知らないような会社に飛び込むより一緒に成長していけて良いかと思い、複数店経営のためには社員も必要になってくるので、社員として働かせてもらうことになりました。

コンビニ運営の仕事はやりがいがあった

実際アルバイトの立場とは違い、コンビニを運営するためにはやるべき仕事が山のようにあります。

当然、ほとんど夜勤でした働いたことがなかった私は、日中の仕事を覚えることから始まり、パートの方たちから仕事を教わりつつ、店の運営に必要な発注やシフト作り、お金の管理などなど一気に詰め込んでいきました。

始めは自分自身やる気もあり、やったことに対して売り上げという形などでレスポンスがあることで、自分の成果を確かめることができました。

それがやりがいに繋がっていたと思います。

少しでもお店をよくできるように自分で色々と分析してみたり、できることをやりながら多くの時間を仕事に当ててきました。

足りない人員の穴埋めは社員!現場が回らなくなっていくコンビニ

私自身も店長として新しいお店を一から立ち上げたりと、色々な経験をして成長はしていたと思います。

任せてもらえるということが、自分から勉強し努力もしてきました。

会社としても本部から認めてもらえる結果を出してきたことで、店舗数を増やしていくことができていました。

しかし、店舗数が増えるということは、当然する管理できる店長や社員も増えていないといけません。

最初の頃は一緒に近い時期に社員になったメンバーがおり、みんなで頑張ってお店を回してきましたが、そのあとが中々ついてきませんでした。

それどころか、アルバイトの人数も足りず、シフトも埋まらないことが多く、結局そこを私たち社員で穴埋めする状態でした。

そんな状況でもオーナーやその奥さんはシフトに入ることはほぼありませんでした。

スポンサードリンク

自分たちがシフトに入ればもちろんシフトは埋まるが、それに甘えてシフトを埋める努力をしなくなるのは困る。

店舗それぞれの管理は君たちができるようになってほしいのだからといった理由がありました。

それも理解はできましたが、それならばしっかり店舗を運営できる社員を育ててほしいというのが、私の思いでした。

実際、私が店長をしていたお店でアルバイトをしていた子が、社員になってくれたので、もっと育てて良ければと思ったのですが、店舗数が増えてシフトが埋まらないので、その子もシフト要員として他の店に駆り出されることも多く、逆に店舗を管理する人が居ないので、ある程度できる私たちベテラン社員が数店舗見ることになったりしていました。

当然何とかお店は回すものの、継ぎ接ぎ状態では中々アルバイトさんも育たず、後輩社員もシフトばかりで店舗運営に必要なことがきちんと学べないまま、店舗の管理がまともにできる人が増えないまま店ばかりが増えていました。

現場を理解しないオーナーはアルバイトたちが辞める原因を作る

このような状態でお店を運営すれば、基本的なこともわからないアルバイトも増えクレームに繋がったり、アルバイト自身も不安な状態で店に立ちお客様から怒られたりすれば、当然やる気もなくなっていきます。

真面目ないい子ほど嫌気を差して辞めて行っていくことが多く出てきました。

辞める原因として、基本もきちんと教えられていないのに、本部などの評価を気にし、応用に走り色々中途半端な状態なのに、たまに来たオーナー、特に奥さんが感情的に怒ったりすることも多く、私が大事に育てようと思っていたアルバイトが辞める原因になることもありました。

人を育てられない会社に失望し退職を決意した

アルバイトが辞めれば、当然シフトも埋まらないです。

結局社員が埋める悪循環。当然のように休みもまともに取れない状態でした。

昔から休みは少なかったですが、そのころとは気持ちが変わっており、前向きに頑張ろうとは思えなくなっていました。

よくよく考えると、自分が社員になってからもあまり何かをオーナーたちから何かを教わったという記憶は少なかったです。

一気に仕事を振られて、それを必死にこなしながら自分でやり方を勉強してきたように思います。

しかし、今の社員はシフトばかりでその余裕もあまりないし、必死にやろうというやる気が出せる環境でもないと思いました。

会社に入って5年経っても現状がずっと変わらない。

こうするああするという話はあるものの、きちんとそれを実現する力もなく、ずっと中途半端ままでした。

待遇などもほとんど変わらず、責任は重くなり、休みは減っていく。

長い付き合いの情もあり、何とかうまくいってくれたらという思いもありましたが、そうもいかず私にも限界が来ました。

オーナーに辞めたいということを伝え、ただこれからの会社のためにも少しでも良くなってくれたらと私が感じてきた思いも伝えました。

他の社員やアルバイトもまさか私が辞めるとは思っていなかったようで、これからどうなるんだろうという不安の声も聞きました。

その時自分もそれなりの立場だったんだなと感じるとともに、信頼のおける社員には自分のことを利用してくれても良いので、会社がやり方を改め少しでもいい方向に向かうようにしてくれたらいいということを伝えて辞めました。

辞めてからもたまに連絡をもらい、大きな変化はなさそうですが、少し働きやすくなったとは言っていたので、このまま良くなっていってくれたらと思うばかりです。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



<よく読まれている人気記事>


-会社辞めたいと思った体験談

Copyright© , 2024 AllRights Reserved.