転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

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介護現場の実情を知らずに入社!現実を目の当たりにして退職するまで

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専門学校を卒業し介護施設へそのまま就職!介護現場の実情とは?

私は、高校を卒業してすぐに就職をしました。

卒業した高校が卒業すると同時に介護福祉士の国家資格が取得できるという専門学校だったためです。

そうなると、自然に就職先は介護施設に限られてきます。

私は何も下調べをすることもなく、相談窓口から紹介を受けた自宅から近い介護施設へ面接に行きました。

面接された方はその園の園長と管理されている方ですがどちらも高齢の方でした。

そして、私を見るなり本当に働いていけるのか、資格だけもってすぐに使える人間かなんて分かりゃしないと言ってきました。

今思えば、その時点で辞退すればよかったのですが全く頭はまわっていませんでした。

きつい仕事内容の上に長時間労働が当たり前!介護の仕事のきつさを痛感!

採用され、初めは正社員ではなくパート扱いでならし期間をもうけると言われました。

する内容は、正社員になった時にする内容と全く同じですが違ったのは勤務時間と夜勤がなかった事です。

指導者の先輩に1日の流れを教わるのですが、メモをとる暇など全くありません。

一番大変だったのは利用者の名前を覚える事でした。

名前を覚えないとケアはできないですし個人でする内容が全く違ってきます。

先輩も忙しいのでそれを丁寧に教えてくれる時間もないので部屋表と名前が書いてある紙だけ渡されました。

それを見ながら毎日必死で覚え、時には涙を流していました。

この時、初めて仕事の大変さをしったとおもいます。

パート契約が解除され、正社員へ変わった瞬間に勤務状態が変化しました。

それまでは大体7時頃に出勤し17時頃には帰宅できていましたが、勤務状態によっては6時30分前に出勤し帰宅は遅いときで19時頃になりました。

勤務は交代制で早番と遅番と夜勤という感じでしたがどの勤務でも時間は大幅に増えました。

特にしんどかったのは夜勤です。

夜勤の入りは13時頃で帰宅できるのは翌日の12時頃。

これは働きすぎですよね、今思えば。

ですが、働くみんなが同じ状態での勤務なので文句も言えずおかしいとも思っていませんでした。

どんなに働いても給料が安い!介護の仕事のきつさと見合わない賃金

介護士の給料は最低賃金以下だとも言われていますが、当時私は最低賃金という言葉もしりませんでした。

しかし、パートの際にいただいていた給料と正社員になってからの給料とでは数万円の差がありおどろきました。

そうです、パートの方が給料は高かったのです。

同じ仕事以上して夜勤もしているのにこんなにも給料が低いとは驚きでした。

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資格を持っている私は手当もあるのかと思えばほんの気持ち程度でした。

後から知った話ですが、私の給料はまだ良い方で仕事の出来高や園長の好みで給料に差をつけていたそうです。

ボーナスもありますが通常の社会人にくらべて低かったと思います。

よく、ニュースなので介護士としてのお金だけでは家庭を養えないといいますが、本当だと思います。

先輩介護士男性で結婚されている人もいますが、毎月かなりしんどく奥様も働かなければ生計がたてられないと言われていました。

退職を決めた原因は人間関係!大変な仕事なのにチームワークはボロボロ

社会に出て、つらく仕事を辞めたいと思った一番の原因は先輩介護員との上下関係のつらさでした。

最初はにこやかに優しく、ここの会社はとても楽しいんだよとアピールしてきましたが、いざ正社員になってみると豹変しました。

自分のやり方を押し付け、自分は楽しそうに立ち話をしているのにこちらが同じ事をしようものなら激怒し無駄な仕事をおしつけてきます。

自分の仕事のペースに合わせられないなんてダメな人間なんじゃないかといわんばかりの威圧感です。

下っ端の私は、先輩の仕事が増えていかない様に先回りしどんどん出勤時間も増えていきました。

自分の大好きな職員との勤務の際はにこにこ笑顔を絶やさず本当に楽しそうな笑顔を見せていました。

利用者にもこのような笑顔で接しているのかは謎でした。

こういった日々が続き、私自身どんどん追い詰められていきました。

仕事に行きたくなく、それが片頭痛やニキビとして現れ病院通いが始まりました。

会社に行こうとしたら片頭痛になり遅刻する事も増え、裏で先輩方が相当な文句を言っていたそうです。

辞めようと思った瞬間でした。

しかし、いざ辞めと決めても辞める理由を探さないといけません。

私は人生最大の嘘をつきました。

看護師になるので看護学校へ行きたいので辞めさせてください、と。

看護学校は働きながらでもいけますが勉強にも支障が出るので難しいという事と強く看護師になりたいのだと園長にアピールしどうにか承諾してもらえました。

心が解放された瞬間でした。

しかし、私が辞めるという情報が職員に伝わると無言のいじめです。

私にも仲良くしている同期がいましたが、先輩が同期に私は辞めるから仲良くするな話すなと言ってきたそうです。

介護現場は、毎日が戦争でその中でみんながストレスを感じるのは理解できる事ですがチームプレイなので誰か一人しっかり引っ張る人間がいればその職場の雰囲気はとてもよく働きやすいものになるはずです。

辞めた職場がそのようになっていることを願ってはいます。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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