転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

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新卒で入ったIT企業はブラック企業!まともじゃない生活に耐えられず退職

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最悪だったブラック企業での勤務体験

私が会社を辞めたいと思った理由はいくつかありますが、トータルで言えば完全にブラック企業だったことに起因します。

簡単にどれほどブラックだったかを記載したいと思います。

まずは、あり得ない労働時間です。

新卒で入ったその会社は某IT企業で私はプログラマーとして配属されることになりました。

余談ですが、これもおかしな話で、最初は本社勤務だと聞いており、そのためそこにマンションを借りて生活を初めてたった1カ月の出来事でした。

マンションから配属というか転勤先まで片道1時間半もありました。

それはさておき、新人であった私が定時に帰宅できたのは最初の1週間ほどでした。

その後はプロジェクトに配属され、また雑務も全て押しつけられていたのでパソコンを実際に触って作業できるようになるのは定時近くになってからでした。

この雑務というのがなかなか曲者で、要は配属されている全社員分の勤怠入力、派遣社員の分も合わせてかなりありました。

自分で1人1人やればいいのにと思っていましたが、新人であるため当然発言権などありません。

我慢してやっていました。その他にも〆日周辺になると業務は多忙を極め、自分の仕事などする時間は残されません。

事務員一人雇ってもおかしくない作業を、通常業務と並行してやっているわけですから膨大な量でした。

しかも誰も助けてくれるわけではありません。

最初の1週間で配属されたもう片方の新人は辞めてしまったので余計にきつかったです。

そんなこんなで私の労働時間はどんどん増えていきました。

休日出勤で埋めていく感じです。

それでも2年目になれば新人が入ってきてくれてその子が変わってくれるだろうなんて部活のようなノリで考えていましたが、当時リーマンショック等の影響もあり、その後3年目で最後辞めるまで新人は入ってきませんでした。

ですので雑務は、辞めるまでずっと続きました。

雑務のことは私に聞けとまでなっていました。

先輩の仕事まで押し付けられ徹夜!今では考えられない!

2年目はそんな中1人で下に先輩をつけてプロジェクトを進行することになったのですが、問題はこのプロジェクトがおおよそ少なく見積もっても3人分であったことと、下についた先輩というのが親ほどの年齢のおじさんでした。

口を開けば「もう僕は年だからしんどいし、帰る」ばかりでほとんど戦力外状態です。

結果どうなったかというと、徹夜が発生しました。それも2日続けての徹夜作業もざらに発生していました。おじさんは先に帰っていました。

その時課長が「お、○○がんばってるな。まあ俺の時代は5徹とか当たり前だったからな。あはは」と言っているのをきいてその時はそうなんだ。

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これが普通なんだと思っていましたが、もう30歳なので常軌を逸していたことは今になると分かり、怒りさえこみあげてきます。

暴言が飛び交う職場!人を大事にしない職場にうんざりした

次は、人の扱いについてです。

正直事務所内の空気は常に殺伐としており、ピリピリしていました。

ほぼ全員が自分のキャパオーバーの仕事を引き受けざるを得ない羽目になっており、それに追い打ちをかけているのが部長の存在でした。

いつも遅くまで飲んでいるのか常に昼出勤となっており、くればきたであらゆることにぶち切れ「殺す」「死ね」「カス」「ボケ」こう言った暴言を連発しており、本当に機嫌が悪いと、マウスを投げてきたり、キーボードをたたき壊したりしていました。

飲み会の時にも傍若無人に振る舞い、開口一番「飲まれへんやつは帰れ!消えろ!」から始まります。

本当に帰ったらキレる癖にと思っていましたが、幸い私は飲める方だったので、苦痛は少なかったのですが、飲めない先輩は本当にかわいそうでした。

時々コップをさっと替えて私が飲んであげたりしていました。

しかも全員均等の割り勘でした。

終わっても2次会、3次会があり、部長はいつものいきつけのキャバクラで醜態をさらしていました。

本当にひどい姿だなと思っていました。「こんな人が私の直属の上長か・・・」と悲しくなってしまいました。

先輩がどんどん退職し、自分の未来の姿を見た気がした

そんな中一番辞めたいなと思った原因が3年間が終わるまでに私の上に1年刻みでいた先輩がいなくなり20代は私だけになっていたことでした。

身体を害して病気でドクターストップがかかり辞めていった先輩、いきなり部長に会議室に呼ばれたかと思うとすさまじい怒号とともに大声で泣いて二度と来なかった先輩、作業のしすぎで途中で失禁し辞めた先輩。

私20代一人になったときに思いました。

「この人達は未来の私の鏡だ。私もいつかこうなってしまう。」その前に辞めなきゃと思っていたときにはあと3ヵ月で3年になるころでした。

自分の中でも踏ん切りがついていたので、意を決して辞表を部長に出し、話しました。

「人間らしい生活を送りたいので辞めさせてください。」部長は「は?お前度胸あるな。もう一度言ってみ」と言われました。

ここで、ひいたら負けだと思ったので、強く説得し、まあこれもおかしな話なのですが、しぶしぶ了解してもらいました。

そしてその際、有給と休日出勤の全消化を訴えて、通すことができました。

しょぼいですが私のささやかな仕返しのつもりでした。

残業代なども本当は請求したかったですが、そこは折れてしまいました。

ともかく、ブラック企業で働いたのは今となってはいい思い出ですが、できるだけ早く勇気を出して辞めた方がいいと思います。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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