転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

会社辞めたいと思った体験談

大手印刷会社勤務からフリーライターへ転職!安定した仕事を辞めた理由は?

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大きな不満があったわけではない職場を退職した理由

昨年、私は四年間お世話になった印刷会社を退職しました。

現在はフリーのライターとして活動しています。

ただ、私は今でも元の職場が好きです。

決して嫌になって辞めたわけではありません。

退職した印刷会社には今でも感謝!職場が嫌で辞めたわけではない

私が勤めていたのは、日本の印刷業界の中でもトップクラスの規模を誇る企業の系列会社の一つです。

有名な雑誌や漫画、食品や日用品のパッケージなど、誰でも一度は目にした事があるような印刷物の製造に携わっていました。

自分の仕事の成果を様々な場所で実感できる、やりがいのある仕事です。

また、高卒で、経験も資格も何もない自分を、あんな大きな会社で使ってもらえていたのは奇跡に近い巡り合わせだったと自覚しています。

誇れるものが何もないのだから、せめて先輩方の足を引っ張らないようにと、毎日必死でした。

職場の雰囲気は、とても和やかなものでした。

入社初日、職場を案内してくださった係長が、「俺はなるべく楽しく仕事がやりたいと思ってるから」と仰っていたのを今でも覚えています。

その言葉の通り、仕事をする皆さんは生き生きしていました。

厳しい上下関係もなく、和気あいあいとした話しやすい雰囲気。

報・連・相のしやすい、風通しの良い職場でした。

人見知りで口下手な私を温かく迎え入れ、私が覚えるまで何度も何度も丁寧に指導してくださった皆さんには、感謝の言葉しかありません。

初めて就職した職場があそこで良かったと、心から思っています。

退職の理由は夜勤での体内時計の乱れと副業禁止の会社規則

退職を考えた理由は二つあります。

一つ目は、勤務体制について。

印刷の現場は基本、会社自体が二十四時間フル稼働している状態になるように複数人でシフトが割り当てられます。

私がお世話になっていた職場は週休二日で、昼勤と夜勤が一週間ごとに入れ替わるシフトでした。

説明を聞いた時は、何となく「まぁ、大丈夫だろう」と軽い気持ちでいたのですが、実際にやってみるとなかなか厳しいものでした。

二日間の間に体内時計を無理矢理狂わせて、翌週からのシフトに合わせなければならないのです。

昼寝や夜更かしを駆使して少しずつ調整していましたが、自分が思った通りの時間にきっちり睡眠が取れる事などごく稀です。

布団に入ったところでなかなか眠れず、ただ寝返りを打ち続けて数時間が過ぎた、という事もザラにありましたね。

「眠らなくちゃいけない」と思えば思うほどプレッシャーで意識が覚醒してしまい、睡眠不足の証であるクマを作って職場へ・・・。そんな事を繰り返し、入社して三か月後には、体重が五キロ近く落ちていました。

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何度か体調を崩してお休みをいただいた事もあり、この職場でこの先もやっていけるのだろうか?と毎日のように考えていました。

二つ目は、会社の規則について。

正直、睡眠不足よりもこちらの方が、私にとっては大きなストレスだったように思います。

私がお世話になっていた会社では、副業が禁止でした。

会社にバレた時点で懲戒免職になるそうです。

就職して一人暮らしをするようになってから実感したのですが、社会人になると何をするにも大抵お金が絡んできます。

自分が何か行動を起こしたとき、お金を払わなければならなかったり、見返りとしてお金を受け取ったり。

それが社会人になるという事なのだと身をもって知りました。

私は興味をもった事はとことん追究したくなりますし、可能であれば自分で経験してみたいと考えています。

自分の気の向くまま、いろんな事に挑戦してみたいのです。

しかし、職場で副業が禁止されているので、報酬が発生する作業には挑戦できない事になります。

ボランティアのような活動でも面白いと思えるものは多々ありましたが、報酬の付くアルバイトなどができないとなると、行動は大幅に制限されてしまいます。

睡眠不足に加えて気分転換も選ばなければならないというのが、私にとっては苦痛でした。

これらの事情から、段々と「転職」の二文字を意識するようになっていきました。

退職を決意してから、自分がチャレンジしたい仕事を考えた

本格的に退職を決意してから、私はまず次の仕事について考えました。

辞めてから探すのでは遅い、という気持ちがあったので、就業期間中にこっそり転職先を調べ始めました。

私は小さい頃から文章を書く事が好きだったので、「やりたい事」を考えたとき、真っ先に候補に挙がったのはライターの仕事でした。

印刷の工程で、記事としてはすでに出来上がっているものの検品作業をしていて、いつか書く事にも挑戦したいなと思っていた、という側面もあります。

次の仕事の方向性を固めた後、転職について親に相談しました。

高校を卒業し、初めて就職した職場をたった四年で辞める事。

大きな会社での安定した生活を捨てて、明日どうなるかも分からないライターの仕事に挑戦したいと考えてる事。

こうして文章にすると、改めて馬鹿な事やってるなぁと思います。

親からは、「若いうちなら、いくらでもやり直しが利くからね」と言われました。

賛成とまではいかないけれど、見守る気持ちでいてくれるそうです。

その言葉を受け取り、親に迷惑をかけないように死ぬ気で頑張らなくては、と強く誓いました。

それから数日後、私は会社に、退職を願い出ました。

元の職場に対して「辞めて良かった」と思う日は恐らく来ません。

なので、今回の選択について「間違いではなかった」と証明するため、自分で選んだ道を懸命に進んで行こうと思います。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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