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営業の志望動機8つの例文と注意点を転職のプロが解説

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1.営業職の面接で志望動機を聞かれた際のポイント解説!

日本で最も多くの方が就く職種といえば営業職でしょう。

そんな営業職の採用面接時に、志望動機を聞かれて困る方は意外と多いです。

今回はそんな方々のために、営業職の志望動機を攻略する方法を詳しく取り上げていきます。

本記事でご紹介する営業職の志望動機を仕上げる注意点は以下の5点です。

・なぜその業界を選んだのか理由を明確にする

・なぜその企業でないといけないのか理由を明確にする

・これまでの経験をどう活かせるのか説明する

・実績は具体的にアピールする

・今後のキャリアプランについても盛り込む

『これから営業職の面接を控えていて注意点について知りたい』

『志望動機がなかなか思いつかない』

このような疑問や悩みを抱えている方は是非最後までご覧ください。

2.営業職の仕事内容とは?

それではまず最初に、そもそも営業職がどのような仕事内容なのか簡単に説明しておきます。

1.対象は法人か個人

まず営業職は、商品やサービスを販売する対象が法人と個人に分かれます。

法人営業の場合は企業先に出向き、個人営業の場合は個人宅に出向いて営業活動を行います。

当然ながら法人営業の方が扱う商材の金額は大きくなり、大きな仕事をしたいという方には向いているでしょう。

一方で、個人営業の場合は目の前で商材を購入し、喜ぶ顔を直接見られるため、仕事のやりがいを感じたいという方に向いています。

2.商材は有形か無形

また、企業によって扱う商材が有形であったり、無形であったりします。

有形商材とは、自動車や食品、医薬品のように形がある商材です。

一方で無形商材とは、保険やパソコンのシステムのように形がない商材を指します。

3.商談期間も様々

営業職は売る商材によって、商談にかかる期間も様々です。

例えば、住宅の購入のように顧客にとって人生の中でも非常に大きな買い物の場合、それだけ商談にかかる期間も長くなるでしょう。

たくさんの顧客と関わりたいのか、一人の顧客とじっくり関わりたいのか、自分のタイプに合わせて商材を選ぶと良いです。

4.ルート営業と新規営業がある

営業は大きくルート営業と新規営業に分けることができます。

ルート営業とは、すでに取引のある顧客先を訪問し、新たなニーズがないかヒアリングしたり、必要に応じて新しい商材を提案する営業です。

一方で新規営業とは、まだ取引のない顧客先にアポイントを取って訪問したり、飛び込んで営業したりします。

一般的に営業の仕事がキツイというイメージは、この新規営業を指していることが多いです。

3.営業の志望動機を考える際の注意点

それでは続いて、営業の志望動機を考える際の注意点についてご紹介していきます。

1.なぜその業界を選んだのか理由を明確にする

一言で営業職と言っても様々な業界があります。

そのため、応募者の志望度を見極めるために面接官は、『なぜこの業界の営業職を希望するのですか?』といった質問をするのです。

営業職であればどの業界でも良いという応募者と、業界を志望する理由を説明できる応募者とでは、圧倒的に後者が採用されやすくなるので覚えておきましょう。

2.なぜその企業でないといけないのか理由を明確にする

さらに細かく分けると、特定の業界の中でも企業によって営業職の特徴も変化します。

つまり、業界の中でなぜその企業を志望するのかという理由もしっかり説明できるようにしなければいけません。

この理由が曖昧だと、『それなら他の企業でも良いんじゃない?』とマイナス評価につながってしまうので、注意してください。

3.これまでの経験をどう活かせるのか説明する

これまでの実績が物を言う中途採用の場合、これまでの経験をどう営業職に活かせるのか説明することが大切です。

特に異業種からの転職の場合は、しっかりと面接官を納得させられるような説明が求められます。

これまでの経験の中で、営業の仕事に関連するような要素がないか振り返ってみてください。

4.実績は具体的にアピールする

志望動機の中にこれまでの実績をアピールとして盛り込む場合は、できるだけ具体的に伝えることが大切です。

特におすすめなのは実際の数字を用いることでしょう。

例えば、『売上を前年比の120%まで高めた』『商品を●個売って表彰された』などが挙げられます。

また、何か賞を受賞したという場合は、その賞がどれくらい凄いものなのかも具体的に説明しましょう。

5.今後のキャリアプランについても盛り込む

最後に大切なのは、志望動機の中で今後のキャリアプランについても触れておくことです。

現時点で応募先企業を志望する動機は確かに大切ですが、今後その企業の中でどのようなキャリアを歩みたいのか説明できるとさらに高評価を狙えます。

日本には、人材にできるだけ長く働いてもらいたいと考える企業が多いため、将来的なキャリアプランまで説明できる方が採用されやすくなるのです。

4.営業職の志望動機に使える仕事のやりがい

それでは次に、営業職の志望動機に使いたい仕事のやりがいについて取り上げていきます。

1.顧客から感謝される

営業の仕事は、自社の商品やサービスを提案し、顧客の抱える課題や悩みを改善することです。

つまり、商材を購入していただいた顧客から直接感謝される機会も多いでしょう。

このように目の前で顧客の喜ぶ顔が見られるのは、営業職の大きなやりがいの一つです。

2.顧客の悩みを解決できる

自分の力で困っている人を助けることにやりがいを感じる方も多いでしょう。

営業職はまさにそのような仕事の一つと言えます。

中には顧客自身が気付いていないような問題やニーズを発見し、解決するための商材を提案することもあります。

3.自己成長しやすい

営業の仕事は決して簡単ではありません。

高いコミュニケーションスキルが求められ、顧客の課題やニーズを引き出し、それを解決する最適な商材を提案しなければいけません。

自分自身やチームが抱えている目標を達成するためには、これらのスキルを日々磨き続ける必要があるでしょう。

つまり、それだけ自己成長を促す仕事でもあるのです。

5.営業職の志望動機に使いたい求められるスキルとは?

続いて、営業職に求められるスキルについて詳しく見ていきます。

1.ヒアリング能力

まずは何と言ってもヒアリング能力でしょう。

前述したように、営業職は顧客とコミュニケーションを取りながら顧客の抱えている課題を発見しなければいけません。

また、顧客自身が課題に気付いていないというケースもあるため、より深くヒアリングしていく能力が求められます。

2.課題を発見する能力

次に求められるのは、課題を発見する能力です。

顧客と交わしたちょっとした会話から、『もしかしてこのようなことに困っていませんか?』と鋭く課題を見抜く必要があります。

この能力が弱いと、どのような商材を提案すればよいのか見極められなくなるのです。

3.論理的思考力

営業職には物事を論理的に考える能力も欠かせません。

やみくもに商材を提案しても顧客は納得してくれないでしょう。

課題を明確にし、それを解決するための道筋を論理的に説明しながら、商材を提案することで購入していただけるのです。

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4.精神的な強さ

最後にご紹介するのは、精神的な強さです。

営業職と言えば、やはりノルマが厳しいというイメージがあるでしょう。

どんな仕事にもノルマはありますが、特に営業職のように成果を数値化しやすい仕事はプレッシャーも大きくなりがちです。

そのため、例えなかなか成果が出なくても、最後までやり切る精神的な強さがないと、プレッシャーに押し潰されてしまうでしょう。

6.営業の志望動機8つの例文

営業の志望動機を仕上げるポイントを確認したところで、次に例文をご紹介していきます。

1.異業界の同職種から転職する場合

前職で採用の営業コンサルタントとして働く中で、今後はより一層グローバルな採用が活発化していくと実感致しました。

そこで業界は異なりますが、日本の中でも早い段階からグローバル採用に踏み切り、ノウハウを蓄積している御社の業務に携わりたいと思い、志望致しました。

前職では20社の海外進出企業の採用を担当し、全ての企業で目標の120%以上の結果を残して参りました。

もし御社で働くチャンスをいただければ、いずれは経営に携われるポジションまで上り詰めたいと考えております。

2.未経験から転職する場合

外食チェーン店の店長として働く中で、より良い組織を作るためには人事部がしっかりと機能することが重要だと感じました。

前職は、人事の方が定期的に現場を訪れ、起こっているトラブルなどを把握し、制度作りに活かしてくれたことで非常に働きやすい職場環境でした。

そんな中で、いつしか私自身もこのように働きやすい会社を日本に一つでも多く増やしていきたいと考えるようになりました。

御社で働くチャンスをいただければ、人事の営業コンサルタントとして自分自身が体験した現場重視の考えを持ち、業務に取り組んで参ります。

3.同業界の異業種から転職する場合

前職では、人事系アウトソーシング企業で給与計算のコンサルティングに携わっておりました。

企業経営の中核を担う人事という仕事に携わりたくて今の企業に就職しましたが、より一層経営戦略に影響を与える採用の営業コンサルティング業務に挑戦したいと考えるようになりました。

前職では複雑な事務系の仕事も多く経験しているため、採用の営業コンサルタントの仕事にも活かせるのではと考えております。

4.同業界の同職種から転職する場合

御社は業界内でも最先端と言われる採用手法をいち早く取り入れ、時代の流れにマッチした営業をされており、そのスピード感のある事業展開に強く興味を持ちました。

私自身、前職では採用の営業コンサルタントとして従来の採用手法にこだわらず、一つひとつの企業様に合った採用手法を柔軟に取り入れることで、成果を残して参りました。

年間で最も売上を作った営業職に贈られる最優秀社員賞を過去に3度受賞しました。

私のこの柔軟な発想力は御社のどんどん新しいものを取り入れていく社風に合っていると感じ、志望致しました。

5.商品力を志望動機にする場合

私が御社を志望する理由は、御社の採用管理システムの商品力に感銘を受けたからです。

前職では採用担当として御社のシステムを導入し、実際に業務に活用しておりました。

初めて御社の採用管理システムを触った時の使いやすさや圧倒的なコストパフォーマンスの良さには驚きました。

今後は、実際に採用の現場でシステムを使っていた経験をもとに、システムの営業職として御社に貢献できると考えております。

6.経営戦略への共感を志望動機にする場合

私が御社を志望したのは、御社の新しいことにどんどんチャレンジする経営戦略に魅力を感じたからです。

御社は、SNSを活用した採用手法を業界内でもいち早く取り入れたことで注目を集めました。

私自身、採用の営業コンサルタントとして型にはまった採用手法にこだわらず、最先端の採用手法を貪欲に取り入れていくことは非常に大切だと感じておりました。

10年間採用の営業コンサルタントとして100社以上の企業様を支援してきた実績を、御社でも存分に活かしたいと考えております。

7.経営理念への共感を志望動機にする場合

私が御社を志望したのは、顧客である一つひとつの企業様に親身に寄り添うという経営理念に深く共感したからです。

前職では、採用の営業コンサルタントとして数多くの企業様の採用を支援して参りましたが、一人の営業コンサルタントが受け持つ顧客数が非常に多いため、なかなか親身なサポートができないもどかしさを感じておりました。

御社で働くチャンスをいただければ、これまでの採用の現場で身に付けたスキルを活かし、一つひとつの企業様にしっかり寄り添える営業コンサルタントとして貢献して参ります。

8.倒産で転職する場合

私が御社を志望したのは、小売業界の中でも圧倒的に大規模な採用業務に携われるチャンスがあると感じたからです。

私にはこれまで10年間採用の営業コンサルタントとして働いてきた経験があり、特に専門として小売業界を担当しておりました。

この度、会社が倒産してしまい転職することになりましたが、自分の中でもこれまでの経験を活かしてもっと大きな仕事に携わりたいと考えていたタイミングだったため、これを大きなチャンスだと捉えております。

これまでに100社以上の採用を支援してきた経験を活かし、小売業界の大手企業である御社で思う存分力を発揮したいと考えております。

7.新卒で営業職を志望する際の志望動機は?

ここまで営業職に転職する際の志望動機の答え方についてご紹介しましたが、次に新卒で営業職に就職する際の志望動機の答え方を解説していきます。

ポイントとしては、主に以下の2点を意識してください。

・なぜ営業職を志望するのか理由を端的に説明

・大学で学んだことをどう営業職に活かせるのか説明

まず初めに、なぜ営業職を志望するのか説明し、実際の体験談を交えながら自分の能力をどう営業職に活かしていくのか説明しましょう。

具体的には以下のようになります。

私はお客様の課題を解決する仕事に就きたいと思い、営業職を志望しました。

大学時代は小売店の接客アルバイトを3年間経験し、お客様が何を求めているのか常に先回りして考える大切さを学びました。

お客様の話に親身に耳を傾けることで、お客様が本当に求めているものを見極める力を磨きました。

このアルバイトで培った能力を活かし、営業マンとして御社に貢献して参ります。

8.営業職の志望動機は転職エージェントに添削してもらう

ここまで営業職の志望動機について詳しくご紹介してきましたが、どうしても自分一人で考えるのは不安だという方もいるでしょう。

そんな方におすすめしたいのが、転職エージェントに相談することです。

転職エージェントに登録することで、これまで数多くの転職者を支援してきたキャリアアドバイザーが、あなたの志望動機をマンツーマンでブラッシュアップしてくれます。

また、志望動機のブラッシュアップの他に模擬面接や入社サポートなど様々なサービスを受けることもできます。

どうしても入社したい企業がある場合は、是非転職エージェントを活用してください。

まとめ.営業職の志望動機にはコツがある!

営業職の採用面接を受ける際に、志望動機をうまく説明できない方は意外と多いです。

営業職ならではのポイントを押さえて、しっかりと面接官にアピールできるよう準備しておきましょう。

最後に本記事でご紹介した、営業職の志望動機を考える上での注意点についておさらいしておきます。

・なぜその業界を選んだのか理由を明確にする

・なぜその企業でないといけないのか理由を明確にする

・これまでの経験をどう活かせるのか説明する

・実績は具体的にアピールする

・今後のキャリアプランについても盛り込む

これから営業職の面接を受ける方は、本記事でご紹介したポイントを是非参考にしてみてください。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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