転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

会社への不満解決策

デジタル機器のテストを繰返すだけの毎日から脱出するために退職を決意

更新日:

デジタル機器のテスト請負業者に就職したけど退屈な毎日

最初に入社した会社が、デジタル機器の評価(テスト)を他社から業務請負という形で行う会社でした。

他にも派遣の仕事がありましたが、90%はこのテストの業務請負がメインです。

この仕事自体が特別スキルがいる物というよりは、「テストとして決められた面倒かつ膨大な手順を、決まり通りに行っていく」というタイプのため

自分で何か工夫をしたり、挑戦したり・・・といった事がほぼ発生しない、とても退屈な仕事でした。

周囲の先輩達もこの仕事に希望を見いだせていなかった

それでも最初はそういう事等もよく分からず、とにかく教えてもらった事を淡々とこなす事でいっぱいいっぱいでした。

少しずつ覚えていくと、だんだん周りを見る余裕が生まれて、先輩達の様子を観察する時間も出来てきました。

そうすると気付いたのが、どの先輩達の表情もとっても暗い、ということです。

とにかく作業量が膨大なので、やってもやっても終わりがなく、毎日4時間以上の残業が当たり前の環境でしたから

ただ疲れているのかな・・・と思ったのですが、徐々に雑談等をする機会も増え、その表情の理由が分かってきました。

それは、「この仕事を続けていて、一体何になるのだろうか」「もしこの仕事をくれている会社と自分の会社の契約が切れたら次にこういった仕事をくれる別の会社はあるのだろうか」「本当はこんなつまらない仕事がしたかった訳じゃない」「毎日毎日朝から晩まで働いて、しんどい。金はたまるが使う暇がない」「転職する時何のアピールも出来ない仕事をしているのは不安」などなど・・・聞いているとこっちまで「大丈夫なのだろうか」と、不安になってきてしまいました。

ここにいても将来はない!次第に自分も先輩と同じ気持ちに

頑張って仕事をして、出世した先輩が生き生きしていると、「よし!自分も頑張ってああいう風になるぞ!!」と希望が持てますが

頑張って先輩と同じポジションになっても、色々と不安ばかりを抱くのか・・・と思うと、正直気持ちが萎えました。

自分は先輩達とは違う!!もっとああしてこうして・・・というようなイメージを沸かせれば良かったのでしょうし、他の人の将来を見て、それを自分にバチっと当てはめるのは安易な考え方だったのかもしれませんが、どうしても将来の良い姿が思い描けず次第に自分も先輩達と同じ様な考え方になっていきました。

「このままここで働いていても先は無い」という考え方です。

視野や見聞を広げるにしても、毎日夜遅くまで拘束され、休日はその疲れを癒す為に一日中寝る様な生活がデフォルトの場合が多く

そんな気力をうみだす余裕さえなくなりました。

スポンサードリンク

決意を固めた人が毎月退職していくのが当たり前の環境

全従業員が100人にも満たない会社でしたが、自分が入社した翌日に辞める人がいたり、その次の月も、そのまた翌月もと退職者が毎月いるのが当たり前の職場でした。平均年齢的には若い会社だったのに、どことなく閉塞感があったのはこのせいかもしれません。

退職者が頻繁に出ても、仕事の量と納期は変わらないので、中途採用もバンバン行っていました。

入社して3ヶ月もしないうちに、年上の後輩が何人も出来てしまい、結構戸惑った事を覚えています。

何故その様な会社なのに、応募者が次々と来るのかというと、小さい会社の割にお給料は平均以上であったことと100%残業代が出ていたという事、あと、他の企業ではまず採用しないであろうタイプの人も積極的に採用していた事が考えられます。

私自身も、就活中に色々な会社を落ち、もうどこでもいいから内定が欲しい~!!と進路担当の先生に相談して得た内定でした。

つまり私もそういうタイプだったという事です・・・気付いた時に猛烈にみじめな気持になってしまいました。

閉塞感がある環境から脱出!まず辞めないと何も変えられないと決断

頑張れば続けられないことはないし、特別酷い先輩がいた訳ではありません。

キツイ上司はいましたが、毎日顔を合わせる訳ではありませんし、他の先輩もその上司の事は色々な意味で嫌っていましたから共感してもらえる人達にも恵まれ、そういった意味では気楽な環境だった様に思います。

ですが、やはりいつまでも払しょくする事の出来ない職場の閉塞感、好きな会社で好きな仕事を一生懸命キラキラしながらしている友人達と自分を比べてしまったり、どうしてもこのままでいいとは思えなくなってしまいました。

辞めたからといっていい人生が待っているとは限りませんが、まずは辞めないともうダメだと思えるくらい色んなものが蓄積していました。

意を決して入社して1年経った頃、上司に会社を辞めたい意思を伝え、その1ヶ月後に退職する事になりました。

直近の上司からは「自由になれていいね」と言われ、よくしてくれた先輩達からは「よく決断出来たね」と言われました。

あぁ、自分は無責任なんだな、この人たちはちゃんと会社に尽くして偉いなと思いましたが、戻りたい、戻るべきだとは思いませんでした。

その後は給料がガクっと下がりましたが、それなりに興味があって明るい雰囲気の職場に転職出来たので、金銭的にはイマイチになりましたがあの独特の閉塞感から解放されて、やっと大きく呼吸が出来た様な気分になりました。

会社は、やっぱりデータだけでなく、入ってみなければ分からない事や、感じられない事って多いなと実感しました。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



<よく読まれている人気記事>


-会社への不満解決策

Copyright© , 2024 AllRights Reserved.