転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

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仕事をがんばりすぎて疲れた。念願のコンサルタントの仕事を止めた原因は?

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大学時代に学んだことを活かして、人材コンサルティングの会社へ就職

2013年に新卒で人材紹介会社へ入社しました。

職種は人材コンサルティング営業とキャリアコンサルタントです。

大手3社といわれている比較的有名な会社で、就職活動はエントリーしてから内定が出るまで3か月。

面接も4回あり、そのほかにもエントリーシートや小論文、適性試験などを突破して頑張って入社した会社です。

大学時代から人材マネジメントを専攻していて、人材ビジネスに関わることが大きな夢の1つでした。

入社したての頃は入社できたことが嬉しくて、同期が300名ほどいたのも楽しくて仕方ありませんでした。

研修もしっかりしていて毎日ハードでしたがやりがいを持っていました。

努力が認められキャリアコンサルタントの仕事も任されるようになった

1年間は本当にアッという間に過ぎました。

朝早く来て、毎日200件テレアポ。

やっととれたアポイントは23区外で遠い。

17時45分が定時ですが、アポイントが18時に終わっても帰社して事務処理をこなす毎日でした。

法人営業を担当していましたが、早くキャリアコンサルタントの仕事を任されたいと思っていたので必死に仕事をこなしました。

頑張りもあって、入社から半年でキャリアコンサルタントの仕事も任されるようになり、仕事が単純に倍に膨れ上がりましたが、やりたいと思っていたことなので残業してでも頑張って対応していました。

気づいたら朝起きて会社に行って、寝るために家に帰るという繰り返しでした。

土日はお休みでしたが完全に休養に充てていました。

友達と遊んでもあまり本気で楽しめなくなっていたと今では思います。

それでもやりたいことだったのと、新卒入社で新しいことにいろいろとチャレンジして、仕事も任されていく日々で「前向いて走りきるしかない」という感じでした。

そこまで頑張らないとと思っていたわけでもなく、あっという間に過ぎました。

精神的に限界になっていた2年目だったが、まだ退職までは考えなかった

こんなにがむしゃらにやっていた仕事ですが、2年目の夏にいきなり「なんでこんなことやっているんだろう」という思いに駆られました。

よく考えたら毎日テレアポして、外出して、営業数字を追ってという日々が私の将来のためではなくて、会社から言われてやる作業になっていたのかもしれません。

忙しくて考える暇もなかった1年でしたが、2年目になり仕事の流れがある程度見えてきたときに、このままやっててなにになるんだろうという思いがあふれました。

そう1回思った後は面白いいぐらい仕事に力が入らなくなり、会社に全く行きたくありませんでした。

この状態で1か月ほど会社に通勤していたら、通勤の電車で気持ち悪くなってしまったり、課長に数字で詰められたりすると勝手に涙がこぼれてきたり、かなり精神的に危ない状況になっていました。

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でもこの時期も会社を辞めるという選択肢は自分からは出なかったんです。

親からの一言で心が軽くなり、退職へ向けて動き出すことにした

かっこ悪いとことを見せたくないとか、入社が決まった時にすごい喜んでくれていたとか、迷惑かけたくないとかいろいろな思いがあって、誰にも相談できずにいましたが、親はしっかり私のことを見ていてくれたみたいです。

会社があんまり楽しくないかもとこぼした私に「辞めてもいいんだよ」といってくれました。

入社から1年半ほどだったので、これで辞めて次が決まるのかとか不安はいろいろあったのですが、身体が一番大事と背中を押してくれました。

一言グチのような弱音のようなものを吐けただけでしたが、この行為が私の人生を大きく変えたと思っています。

環境は人によって違うと思いますが、言える人を1人でもいいから作っておくのはかなり重要だと思います。

グチや弱音を吐くことで前を向けるなら、全く悪いことじゃないと思います。

退職したいのに上司が辞めさせてくれない!長引いた退職交渉

ということで退職を決意し、次の日には課長に退職の話をしました。

するとそこからものすごい引き留めが始まりました。

正直今までの人生でこんなに苦しいと感じた時期はなかったと思います。

引き止め方は「なぜ辞めたいの?」→「○○だからです」→「じゃあ○○じゃなくするからもうちょっと頑張ってみようよ」の繰り返しで、3ヵ月ぐらい引き止められました。

今思うとなんで素直に聞いてしまったんだろうと思いますが、あの状況になるとなぜか言えないんです。

それでどんどん苦しくなっていきました。

やりたくないと思っているのに、こうすればできるんじゃないかとアドバイスをされ、やらないと「自分がこうしないからやりたくないし、できないんじゃないの」と責められたような感じになりました。

そして等々会社に行けなくなりました。

体調不良は精神面の不安定からくるのだと身をもって実感した体験となりました。

そして結局、1週間ほどお休みを頂いた後「今日、辞めます」と辞表を出してそのまま会社を辞めました。

退職後は体調も戻り、三ヶ月後無事に未経験の人事職に内定!

辞めた後2週間ぐらいは不安とか失望感とか後悔とかいろいろな思いが巡って暗くなっていましたが、すぐに体調も戻り元気になりました。

退職交渉で大変だったこともあり、就業中は全く就職活動をしていませんでした。

辞めてからの就職活動は大変だと思いましたがやりたいことをやろうと心に決めて「人事職」という未経験の分野でチャレンジすることに決めました。

3ヵ月ほどかかりましたが、無事に人事職で内定を頂き、今があります。

その会社でだめでも次があります。

自分を信じて前向きに生きていけば必ず輝かしい未来があります。

これは本当に自分の人生の教訓です。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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