転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

会社辞めたいと思った体験談

やりがいのある仕事と感じていたアパレルの仕事を退職した理由

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アパレルの仕事にやりがいを感じており、楽しく働いていた

職種はアパレルの販売でした。

学生の頃からアルバイトで始め、学校を卒業するのと同時に正社員として入社しました。

ずっとアパレルで仕事をしたいと思っていたので当時は嬉しかったと、記憶しています。

販売している商品自体も好きで、長く愛用できてつくりも良く、自分が着て良さを実感でき、その良さをお客様にも共感していただき、購入していただけたらと思えました。

つまり、やりがいは十分に感じることができました。

ありきたりな言葉ですがお客様にも恵まれ、スタッフや上司にも恵まれ毎日比較的楽しく過ごしていました。

休みは週1、休憩時間もままならない環境に辛くなってきた

正社員になってから一年したくらいの頃です。

尊敬していた先輩が、結婚で退社することが分かりました。

これがきっかけで、そのままの環境で仕事を続けていくことへの不安が大きくなり始めました。

とはいえ、不満はどこかずっと心の中にあったのだと思います。

その頃の勤務状況は、週6出勤で、休みの日も気が休まることがありませんでした。

(上司がほとんど休み無しで出勤していたため、申し訳なさと会社への憤りを感じていました)

お昼休憩もあってないようなもの。

立ち仕事が中心のアパレルとあれば、1日の勤務時間の中で小休止し、リフレッシュする時間が欲しい。

けれども、お昼はお客様がいらっしゃれば、食べかけのお昼ご飯を残して店頭に戻り、電話が鳴れば対応し、バタバタ事務所に出たり入ったり。

これでは落ち着きません。

勤務時間を考えると、お昼だけでなく途中休憩があって然るべきと思いますが、残念ながらありません。

スタッフの人数が少なかったので十分な休暇と、休憩の余裕がなかったのです。

体力的にしんどいことは、ある程度覚悟していました。

しかし本当に辛いと感じたところは別にありました。

仕事以外に時間を割けない毎日に疲れ、転職を考え始めた

休みが少ないということは、それだけ仕事以外のことに割く時間も減ってしまいます。

例えばちょっと買い物に出かけるとか映画を観にいくとか、遠出して旅行するなどはもってのほか。

そういった仕事以外で得られる刺激というものが殆ど無い日々が続いたのです。

これが、私が一番つらいと感じたことでした。

接客というのは、自分の体験や経験、感性、あらゆるものを総動員させ、お客様に価値を感じていただくということです。

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店頭で、お客様が買われるのはひとつの商品に過ぎないかもしれませんが、そこには店や商品以外に販売する「私」という、スタッフの価値が加わり、気に入ってくださり、お店に顔を見せてくださり、時に商品を購入してくださるのだと思っています。

商品を買いたいだけなのであれば、他店でも良いし、究極はオンラインコマースで済むのですから。

ということは、「私」の価値を高めるために様々な経験をし、感性を豊かにする必要があるはずです。

それは、週6日を同じ場所で過ごし、仕事という枠に囚われた時間の中で得られるものでしょうか?

全く違います。

私はやはりアパレルが好きだけれど、このまま、この環境のままで生きていくのは違うと思ってしまったのです。

折しも、私自身にも結婚の話が持ち上がり、遠距離恋愛を終わらせるためにも、思い切って退職、転職に踏み切ろうと決意したのでした。

退職を考え始めると、会社の悪い面がたくさん見え始めた

ネガティヴな気持ちが止められなくなると、些細なことも気になってくるものです。

それまで気にしていなかった給料やボーナスのこと、福利厚生のことまで、知人や他社と比較したりして、もうどうにも気持ちの整理がつかなくなってしまっていたのです。

たまたま転職先は家族の紹介で見つけることができました。

採用していただく前に、当然のことながら「何がしたいのか」と聞かれました。

転職するときは次の仕事を始める前にリフレッシュが必要だった

好きで好きで入ったアパレルと違い、次の勤務先は何ができるところなのかさっぱり分かりませんでした。

只の事務員は、我儘なことに全くなる気がなく、「何ができるのか?」「何がしたいのか?」と聞かれても、返せた答えは相手にとって納得できるものではなかったと思います。

その頃の私は、先や未来の自分を想像することができなかったのだと今になってみれば分かりました。

相当なところまで追い詰められていて、自分に対して自信もなく、周りが見えていなかったようです。

落ち着いた今となっては、意外と自分は社内で役に立てるのだと、細やかですが喜ぶことができています。

よほど「これがしたい!」という前向きな理由がない限り、転職のために退職した人は、次の仕事に出会いより良い職場に巡り合うことは難しいのではないでしょうか。

運良く採用してもらえた私も、働き始めるまでは長めの休みをとりました。

そして社会と、人と接したいと思えたタイミングで仕事を再開しました。

疲れ果てて後ろ向きになって、転職した決断は間違っていなかったようで、ただ、そう思えたのは切り替える期間があったから。

前職でも気持ちを切り替える時間と余裕があれば私は今もあの環境にいたのかもしれません…。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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