転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

会社辞めたいと思った体験談

100円ショップの店長に抜擢されたけど激務で体調を崩し退職に至った体験談

更新日:

100円ショップの店長に抜擢されたが仕事の量に圧倒された

これは、私が25歳の時。

某100円ショップ(そんなに大手ではない)で勤務していた時の話です。

パートから始めたこのお店での勤務。

気づけば4年が経ち、『店長を任せたい』という話を頂きました。

この仕事が好きで、すごくやり甲斐のある仕事だと思っていた私は店長となりました。

しかし、想像していた店長像とは違い、与えられる仕事の多さ…。

いくら、スタッフさん達に振り分けても更にのしかかる仕事の山…。

それでも、やらないといけないという気持ちが強く、お店のオープンの時間から閉店の時間までの勤務や、11日連勤なども当たり前になりました。

普通ならば、労働基準法でも引っかかるような働きっぷりにも関わらず、上司は見て見ぬ振り。

何か相談しても『〇〇さん(私)なら出来るでしょ』とアドバンスすらくれない…。

激務が原因で体を壊してしまいフォローに来た上司がパワハラ体質

そんな働き方をして約1年。

体調を壊してしまいました。

突然の腹痛に襲われ、熱も一気に上がり、医師から言われた原因は【過労とストレス】。

始めはスタッフさんにも協力して頂いて、通院のための急な遅刻や早退や欠勤もさせてもらっていました。

しかし、スタッフさんも家庭の事情や進学・就職で退職するのもあり、人手不足に。

自分の身体のことを後回しで勤務を続けましたが、やはり限界はくるものです。

流石にその時は本部から人をまわしてもらい、お店を何とか営業させることは出来ましたが、直属の上司は自分の機嫌で左右する人。

他店のスタッフさんも、もちろん私のお店のスタッフさんも辞めたいという人がどんどん増えました。

私に対する当たりも強く、部長という立場にありながら、お客様や取引先様にまで偉そうに言う始末。

気づけば、当社系列店では人手不足が相次ぎ、本部の人間ですらお店のスタッフとして働くことの方が多い状態になりました。

何とか体調を元に戻して、うちには上司は来させないぞと思っていても、もう身体は限界すら超えていました。

体調を押して仕事をするも、上司の心無い一言で退職を決意した

きちんと病気のことは本部にも伝えてあり、中には心配してくださる方も居ました。

そこで初めて退職を考えました。

ただ、その時は【迷惑を掛けるから】とかそういう意味で伝えました。

しかし、『それでも構わない。しっかりフォローするから』と止めて下さり、まだ続けようと踏み止まりました。

その言葉に甘えさせてもらい、しっかり通院もし、また普通に働けるようにと考えていても、また無茶な勤務状態に…。

スポンサードリンク

1人で1日中やれと言われることも増えました。

それは流石に断りましたが、フォローすると言ってくれたのは何?状態の私。

出来る範囲、出された指示はやりこなして来ました。

休まないように、遅刻にならないように、医師の指示より本部の指示と、自分の身体もプライベートな時間も削れるもの全て削ってやっていたある日。

部長から出た一言。

『そんな身体で働かれて、俺がストレスなんだよね』

この言葉で私の退職希望はもうMAX。

本来、直属の上司である部長に退職を伝えるべきでしたが、更に上の立場の人に直接連絡をし、勤務状態や部長の振る舞い方、言われた言葉など全て事細かに伝えました。

それでも『〇〇さん(私)に抜けられては困る』と、出された結論は部長を私に近づけない。

それだけを願っているのではないけど、大人として全部中途半端にして辞めることは出来ませんでした。

そこで、店長という肩書きを外してもらい様子を見るという条件で残ると決めましたが、もうやはり【ストレス】と言われたことのショックがあまりにも大きくて、何人もの本部の人に限界だということを伝え、引き継ぎするためとして残り1ヵ月で退職とやっと決まりました。

退職後振り返って責任感の強さが悪循環になっていたことに気づいた

このように振り返ってみると、私自身が自分で自分を苦しめていた部分もあります。

何でも、引き受けてしまうことで良くも悪くも頼られていたんだと感じるところもあります。

しかし、どんな原因にせよ、病気になった人に『あなたがストレスです』だなんて、よく言えたもんだなと思います。

セクハラやパワハラなどに、少しの発言や行動でなってしまう今の世の中で、平気で言えるのはすごいですね。

そもそも、法に触れないように労働時間や出勤日数も本部の方で上手い具合に調整されていたし、問題はたくさんあったように思います。

だからこそ、退職と決まれば丁寧な対応をしてくれたのかもしれません。

訴えられたりするのが怖かったのでしょう…。

もっと早く無理矢理でも退職届を出していたらとか、役職が辛いと言えていたらとか、本当に何ヶ月も悩んで、考えました。

それでも調子のいいことを言って引き止めて、フォローもしてくれない、その矛盾がそこで働くスタッフを悩ませると分かってほしかったです。

責任感が強いって良いことだと思いますが、強すぎて何でも引き受けてしまうこともダメだとこの会社で働き、退職を決めることである意味勉強できたので、そこは、そこだけは良かったです( 笑 )

自分の理想通りの職場なんて、なかなかないかもしれませんが、本部が非協力的なところはオススメ出来なくなりました…。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



<よく読まれている人気記事>


-会社辞めたいと思った体験談

Copyright© , 2024 AllRights Reserved.