転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

会社辞めたいと思った体験談

ブラック企業からの脱出!新卒で就職したスポーツクラブを3年で退職

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新卒で正社員として就職したスポーツクラブは酷いブラック企業だった

私が新卒で就職し、正社員になった会社は、某スポーツクラブです。(悪口になるので会社名は伏せます。)

スポーツ業界は低賃金だと有名で、それを覚悟の上で入社しました。いざ働いてみると、休みは月に3回あれば良い方だし、繁忙期は30連勤以上したこともありました。

1日の勤務時間は酷い時は15時間にも及び、配属先も家から1時間半以上かかる所だったので、朝6時に家を出て深夜1時半に帰って来ることもザラでした。

そんな生活でも給料は毎月15万程度、ボーナスも8万程しかありませんでした。

完全なるブラック企業です。

それでも私は仕事が好きでした。

心も身体も限界でしたが、スポーツクラブのお客様のことを考えると、退職することは出来ませんでした。

しかし、3年ほど働いていて、嫌な話をちょくちょく聞くようになりました。

私達社員が社畜のように働きまくっているのに、残業代は出ない、それなのに監査で引っかからないのは、本社の人間が社員が毎月提出している勤務表を改ざんしているという話。

明らかに仕事が出来ないのにどんどん昇格していく人も居れば、優秀なのに昇格しない人もいるのは、本社の人間がその社員をただ気に入っているか気に入っていないかで役職を決めているからという話。

実際に社長の愛人の社員は、かなり優遇されていました。

私はこの会社のドロドロとした部分に絶望し、人間不信になり、遂に辞めることを決心しました。

粛々と退職の手続きを行い、正社員ではなくアルバイトを探すことに

本当は色々と勉強してから退職すれば良かったのだと思いますが、当時の私はそんな気力もなく、出来るだけ早く簡潔に退職手続きを済ませてこの会社を去りたいと思っていたので、流れに身を任せるだけでした。

退職の日まではお客様やアルバイトへの報告と、入れ替わりの社員への引き継ぎの他は、全くいつも通りでした。

退職の次の日に、本社に来るように言われ、諸々の書類の記入や、年金手帳の返却などを行いました。

勤続年数が足りないとかで、退職金は貰えませんでした。

退職してから、とりあえず1週間は休養として無職になりました。

その間に年金や国民健康保険の手続きをしました。

無職の期間が長いと、次に働き出すのが嫌になると思い、すぐ次の職を探すことにしていたので、失業保険は貰いませんでした。

半年後に結婚することになっていたので、次の仕事は会社員ではなくアルバイトで、なおかつ効率的に稼げる時給の高い所を探しました。

最初はホテルのアルバイトをしたくて、面接に行きましたが、条件が合わず、辞退しました。

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そして最終的に決めたのが、ドラッグストアのダイコクドラッグでした。

ドラッグストアでの第2の社会人生活

ダイコクドラッグに決めた理由は、一番は時給が良い事です。

配属先は指定できませんが、私が配属されたエリアは時給1200円、早朝手当と深夜手当で時給2000円になることもありました。

また、週毎に自己申告制のシフトなので、時間の融通が効くことも魅力でした。

実際働き始めると、正直非常に辛かったです。

とにかくマニュアルがかなりしっかりあって、初日から覚えることが山盛りで、本当に毎日いっぱいいっぱいになりました。

前の会社のような身体的な辛さから精神的にやられるのではなく、身体的には元気なのに、ただただ自分の無力さで精神的にやられました。

でも、最初の数ヶ月を乗り越えて仕事に慣れると、本当に良い職場だと感じるようになりました。

以前のような、自分がお客様に指導をするという仕事に比べるとやりがいや楽しさはありませんが、とにかくちゃんと働いた分お給料が出ることが嬉しかったです。

1日たった8時間の勤務で1万以上貰え、自分で決めたシフトで遊ぶ時間だってちゃんとあるのに月に20万近く稼げて、「お金のために頑張る」ということを初めて経験しました。

そして、友達からの遊びの誘いや、旅行の誘いだって、OKの返事を出せることが、自分でも信じられませんでした。

また、ダイコクドラッグでは当時、毎月アルバイト内でのランキング表が作成されていました。

前の会社では頑張っても誰にも評価されないのが当たり前だったのに、ダイコクドラッグでは頑張れば頑張った分だけちゃんと点数として評価してもらえ、毎月ランキングがどんどん上がっていくのが嬉しくて仕方ありませんでした。

ドラッグストアではまた働きたいと思えるほどいい経験をした

新卒で就職した頃、私は社会人生活への期待でワクワクしていました。

まさか自分が転職するなんて、思ってもいませんでした。

そして働いている頃は、自分の会社がブラック企業だということにも気がついていないほど、のめり込んでいました。

現在私は、ダイコクドラッグも退職して、専業主婦をしています。

もう二度とあの会社では働きたくないと思うし、逆にダイコクドラッグではまた働きたいと思っています。

私が社会人だった約4年間で、世の中には本当に色々な会社があることに気付かされました。

ブラック企業がこんなにも身近にあることも思い知らされましたし、自分が思っているほど社会は綺麗な世界ではないことも思い知らされました。

でも、すごくいい勉強になったし、いい経験だったと思っています。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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