転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

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準備もせず退職して慌てて職探し!決まった会社は超ブラック企業だった!

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次も決めずに退職してしまい慌てて職探しをすることに

新卒で入社した会社に勤め6年が経ったころでした。

もともと転勤で配属になった店舗でしたので、いずれはまた転勤だな。と思っていた頃にその店舗で後に奥さんになる人と出会いました。

出会った頃は、私が上司で彼女が部下という立場でした。

歳も近かったこともあり、同じ歳世代で何度か飲み会を開いているうちにだんだんと彼女に惹かれ、転勤しないで彼女と一緒になりたいという思いが生まれ始めました。

その後、思い切って彼女に告白した所晴れて付き合うことができたものの、後1年もすれば転勤しなくてはいけないという時期のため、彼女と一緒にいるために転職することを決意しました。

そこで、当時の店長に退職したい旨を伝え二人とも同じタイミングでの退社が認められ、最初は喜んでいたんですが問題はそこから続きました。

退職日が近づき、有給消化をさせてもらえたもののまだ若かった私は、転職活動もしないまま彼女と一緒に暮らして遊んでいました。

休んでいても給料は貰えるし最高だな!なんて思っていました。

しかし退職日1週間くらい前に、退職日には当時住んでいたアパートを出なければならないという事を言われました。

転勤が多い会社でしたので会社名義で借り上げたアパートだったので、社員でなくなった後は住めないということでした。

さらに追い打ちをかけるように、引っ越しにかかる費用は自己負担とも告げられ、転職先も見つからない上に住む場所も失うという、まさにどん底に陥りました。

仕事もしないのに給料は貰えた生活をしていたために、時間だけが余っていて買い物やパチンコ、お酒などとにかく遊んでいたため、手元にお金が残っていなく買ったばかりのパソコンや車を手放して引っ越し費用は捻出し、彼女の実家に住まわせてもらうというか転がり込んだという状況で、何とか食いつなぎましたが彼女の両親や兄弟からも白い目で見られるため急いで転職先を探しました。

慌てて決めた次の仕事は超ブラック企業だった

少しでも条件が良い企業をと思い探していた所、目に止まった求人票。

【土日休み 給料年俸制高額支給 東証1部上場企業 未経験可 残業無し】という好条件ばかりで即応募してみました。

1週間もしないうちに、書類選考が通ったという連絡があり面接+筆記試験の日時の連絡があり喜びました。

そこで気付けば良かったんですが、当時はとにかく仕事を決めないとということで二つ返事で面接に伺う旨を伝え、約束通り土曜日の午後に会社へと伺いました。

求人票には土日休みと書いてあったのに、社員の方が何人もいて明らかに通常通りの仕事をしていたのです。

当時は仕事を決めたい一心で面接を終え筆記試験も無事に終わり、何とか採用して頂き助かったという思いでした。

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入社して最低3ヶ月は試用期間ということで、営業職として提示された条件は年俸300万円での契約で定時に帰社でき土日も休みでした。

求人票通りの条件で働くことができ頑張る意欲が湧き、人並み以上に仕事に打ち込み結果を出しました。

すると頑張りが認められ試用期間が2ヶ月に短縮されることが決定され、同時に入社した他の社員よりも早く正社員になれたことに誇りすら感じました。

その後の条件は年俸350万円になり、これで生活も安泰かと思い始めたんですが、ここからが地獄の始まりでした。

正社員になってからというもの、朝7時から会議があるから出席するようにと言われ電車通勤だった私は始発電車で勤務先に向かい、定時で帰社できていたのが当たり前のように残業となりました。

さらに夜9時からも全社会議ということで会議後に翌朝の会議のための資料作りをするようになりました。

自宅に帰るのは毎日終電。

始発電車に乗り終電で帰る生活は私自身の身体だけでなく、彼女にも相当な負担となりました。

勤務時間は毎日16時間の上、土曜日も同じような勤務時間となり週の労働時間は96時間でしたが年俸制だからという理由で残業手当もつかず、また無職になるのが怖かった私はそれでも耐える毎日でした。

限界を感じ転職を決意!次を見つけてから退職しスムーズに転職できた

勤務時間も長く、正社員になってからノルマも厳しくなり限界を感じていた私は彼女とも相談の上再度の転職を決意しました。

ちょうど同じ時期に当時勤めていた会社が報道番組で取り上げられ、社長の悪い面や本社の社風など世間のバッシングを浴びるようになりお客様からの評判も悪くなっていた時期でしたので、ちょうど良いタイミングとなりました。

しかし、以前無職となり散々な目にあっていた私は、同じ轍は踏まないと就業時間内でしたが外回りと称して転職先との面接やハローワーク通いをするようになりました。

外回りをしている間だけは会社との連絡ツールは携帯電話のみでしたので、どんどん履歴書を送りどんどん面接をこなしました。

すると1社採用通知が届き、勤務可能日も退職後という条件をもらう事が出来ました。

そこで当時勤めていた会社に退職する旨を伝え無事に退職を了承してもらい私は、無職期間を経験することなくそのブラック企業から抜け出すことに成功しました。

転職後にそのブラック企業がどうなったかというと、私が退職後半年で倒産し当時一緒に働いていた仲間たちはいきなり無職になり大変だったと後から聞きました。

転職したいという思いが強くても、即行動するのは考えものです。

退職後の生活を考え転職先を見つけるなり、貯金をしておくなど準備をしっかりしてからでないと転職して後悔するなという教訓になりました。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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