転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

転職失敗者のアドバイス

派遣社員から正社員に転職したら、ブラック企業で後悔の毎日!

更新日:

派遣社員で働く事への不安から転職を決意

当時、私は派遣社員として金属加工の製造業務に機械オペレータとして勤務しておりました。

当時の職場の雰囲気はとても良く、和気藹々としておりまた仕事内容も派遣社員としては比較的高いレベルの仕事も任されていたりして責任の重い仕事も少しずつ任されてきている状況でした。

ただ、年齢が30代が見えているということで、派遣社員での仕事では限界を感じ正社員として働こうと思い、辞めて転職しようと思うようになりました。

経歴、資格、自分の武器が無い状態での転職活動は難航

職歴的には絶望的な状況でした。

職歴は派遣社員として工場勤務を転々としている状況で何社もある状況。当時の現職である金属加工の製造業務が唯一長く3年以上の経験の職場となっておりました。

そして年齢。20代前半ならまだしももう30代が見えている20代後半。

このまま30代になってしまったらさらに職を探すのが難しいのではないかという不安、このまま今のところにしがみついても正社員になれることはなくそのまま使い捨てされるのではないかという不安から辞めて正社員での職を見つけたいと思うようになり、転職活動を開始しました。

職歴的には上記の通り絶望的、資格もこれといったものもとっていなかった為、難航しました。唯一は派遣社員として磨いた金属加工の製造スキルだけといった状況でした。

何社も応募しました。10社近かったと思います。3分の1は書類選考の時点で落とされました。

残りは面接まで行きましたが、面接ではこれといった強みを見せれなかったがためか落ち続けました。

そんな時に、今の金属加工の会社を見つけました。

書類選考も通り、面接になった時でも、今のやっている仕事内容を言うと「大体一緒だな」と、即戦力になれるかもということでなかなかの好印象で、結果的には内定を頂くことができました。

同じような金属加工の製造業なのですが、派遣社員の時は手作業が多かったのが正社員の次の会社は自動加工が多いという基本的には一緒ですが、やることは少し異なった部類の仕事になります。

次の仕事での勤務が始まりました。

始めは自己紹介から。職場のほかの方も気を使われているのはよく感じていました。ただ、即戦力として雇ったをプレッシャーは勤務当初からかけ続けられていました。

正社員になったものの、職場環境や仕事量が激変!

少しずつ仕事を教えられ、機械を見ることも多くなりました。

が、前職とは圧倒的に違うことがありました。それは、一人当たりの仕事の余裕量です。

前職と現職では圧倒的に違いました。

加工作業は前職と違い半自動化していますが、その分以上に仕事量、機械をオペレートする量が3倍ぐらい違うのでまったく余裕がありませんでした。

それはまだ慣れていない初心者だからということもありましたが、ベテランでも同じ状態のことも多々ありました。

スポンサードリンク

基本的に余裕がないギリギリの状態にセットしてあるのです。

職場では基本立ち仕事なのは変わらないのですが、動く量もやはり3倍ぐらい違います。

一日中立ち仕事で計算したことがあるのですが、大体勤務時間は10時間で10kmぐらいは毎日歩いている計算になります。

更には当初は腫物のように大切に扱われてはいましたが、やはり慣れてくるとそうもなくなってきてしまい、怒号が飛び交います。

ベテランや上司も仕事に余裕がないのです。

余裕がないので結果的に優しく教える等はできずに常にイライラ状態で怒号として飛び交うという結果になります。

表面上は優しかったりしますが、仕事が始まると無理とは言えないような状況に追い込まれます。

走ってでも間に合わせる、そういった日々が続きました。

更に繊細な仕事なのですが、ミスは許されません。

ミスをすると上司からの怒号が飛び交う。いつもビクビクしながらの仕事となりました。

ミスをしないようにというより、ミスをしてしまったらいかにして怒られないようにするか、これは黙っておくとか、当時はそのようなことばかり考えていたと思います。

労働基準法なんて無視!ブラック企業で働くうちに心身ともにボロボロ

更に、それだけ余裕のない状況ですので休憩時間というものは存在しません。

休憩に行く余裕がないのです。

労働基準法で定められている休憩時間というものがありますが、正直なところ機械オペレーターとして約一人前として仕事を勤務してからほぼ一度もまともに取れたことがありません。

昼飯は移動時間込みで20分でかき上げるように食べる。食べ終えた瞬間仕事です。

元々早食いは苦手なのですが、必然的に早く食べないと昼飯の時間は終わってしまうので早食いスキルはつきました。

ひどいときには休憩時間というものは存在しなく、10時間や12時間、ひどいときには15時間以上休憩なしで勤務することも多かったです。

当然そういう状況ですのでサービス残業も多く、仕事の準備時間、片付け時間は勤務時間ではない、ミスした時は勤務時間外で作業をし取り戻すといったことが当たり前に行われておるような状況でした。

俗に言うブラック企業というものだと思います。

私は本当についていくのが無理で辞めたいと思いました。

上司に辞めるということも早々に伝えましたが引き止められてしまい辞めれずじまい、勤務を続けた結果精神病を患ってしまい、仕事を休まざる得ない状況になってしまいました。

正社員を求めた結果、ブラック企業に入ってしまい精神的に病んでしまった私の実体験になります。

派遣社員であのまま働いていたらこうはならなかったでしょう。

転職する際には、正社員にこだわるというよりそこの企業が長く続けれる企業かどうか、ブラックではないか、ということを重視したほうが良いとおもいます。





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



<よく読まれている人気記事>


-転職失敗者のアドバイス

Copyright© , 2024 AllRights Reserved.