転職チャレンジ!〜会社を辞めたい人の為の仕事の探しとやめ方まとめ

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35歳で倉庫の作業員から事務職へと転職をした益田さんの体験談

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上司と合わない倉庫の作業から転職を決めるまで

転職を決めた当時、私は35歳で大きなグループ会社の子会社で働いていました。職種は物流業で運輸部と構内部があり、私は倉庫で構内作業をしていました。

倉庫の作業は割りと単純な物が多いですが、私のいた会社では力仕事だったり、長時間無理な体勢を続ける作業も多かったです。田舎なので、地域柄年配の方が多く働いていて、35歳の私は年齢的には下から2番目でした。

構内作業は98%が女性でした。女性の集まりなので何かとトラブルが起きやすかったです。1人をターゲットにしてコソコソ陰で言っていたり、あからさまに意地悪をしたり、本当に見ていて恥ずかしくなるような事が日常茶飯事ありました。

私が担当していた仕事は、8人1組で精密な機械を使った流れ作業をしていました。その機械がよく故障をしてしまい、私が男性の上司に直接頼まれてメンテナンスをしていました。

機械のメンテナンスは、私ともう1人先輩が主にやっていました。他の6人は覚える気もなさそうだったので上司も当てにしていませんでした。

しかしそこがおばさんの悪いところで、自分は機械が故障して止まってしまうと「我関せず」と言った態度でお喋りを始めるクセに、年下の私が男性の上司に指名されるのが気に入らなくて、メンテナンスの途中で原因も分からない状態なのに「ちゃんと説明しろ」だの言って来るのです。

そして、手伝いもしないのに文句だけ言って、こちらが何か言うと無視をするのです。

こんな事が続き、上司に相談しても解決出来ずにとても働き辛かったので、私は転職する事に決めました。

これは私だけでなく他の人もそうでしたが、仕事をしなくても苛められ、仕事が出来てしまうと苛められると言う、何ともおかしな会社でした。お陰で入ってもすぐ辞めて行く人が多かったです。

転職サイトをつかって転職活動を開始!

35歳で転職を決めた私は、まずインターネットで求人サイトを片っ端から見て行きました。

基本的に土・日曜日が休みだったので、平日しかやっていないハローワークには行けないからです。

中には土曜日もやっているハローワークもあるそうですが、私が住んでいる地域ではありませんでした。

私は求人サイトを3~4週間見続けました。すると、掲載期間が切れるとまた新しく掲載されていて、なかなか決まらないのか、決まってもすぐ辞めてしまうのか分からないような会社がいくつもありました。

更に3週間程見続けると、以前再掲載されていた会社がまた再々掲載されていました。そういう会社は辞めておこうと思い、初めて見る会社を見つけては仕事内容を確認していました。

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物流業に就く前はサービス業をしていたので、業種は絞らずに幅広く探していましたが応募してみようと思う会社は見つからず、ハローワークに行くことに決めました。

仕事があると行けないので、何日か有給を使って行く事にしました。まずはハローワークのパソコンで、どんな会社が求人を出しているのかを確認しました。

すると、求人サイトに何度も掲載されていた会社がハローワークにも登録されていました。長い期間求人サイトを見ていたお陰で、ハローワークでも選んではいけない会社が分かりました。

いくつか気になる会社があったので、その日は求人票をプリントアウトだけしてハローワークを出ました。

車に乗り求人票をもう1度見直し、そして、住んでいる所が地元ではないので場所が分からない会社を実際に見に行きました。

実際に行って見ると分かる事が沢山あって、1番ビックリしたのが、一旦山を登って降りる途中に会社があった事です。そこに行くまでにはもちろん山道なので、雪が降ったら来られないんじゃないかと思いました。

そして、その山道の途中に「熊出没注意」の看板があったのです。こんな恐ろしい所私には無理です。実際に見ていなかったら、応募して面接をお願いしていました。

自分の目で確かめる事は大事だなと再確認できました。
こうして自分がやってみたい仕事で出勤しやすい会社を選び、再度ハローワークに行きました。今度は紹介をしてもらうために「職業相談」をしました。

担当の方と話をして紹介してもらえる事になったので、まずは職務経歴書と履歴書を郵送する事になりました。私は職務経歴書を書いたことが無かったので、職務経歴書の書き方が載っている冊子を頂きました。

この冊子にはどんな風にして経歴を書いたらよいのか、先方がどんな事を知りたいと思っていてどう書いたら伝わるのかが詳しく書かれていて、とても参考になりました。

また、履歴書の書き方も一緒に載っていたので再度確認し、先方に失礼の無いように努めました。郵送なので封筒に入れて送る訳ですが、必要書類を入れる順番や宛名の書き方も冊子に載っていたので助かりました。

無事に書類選考に通り、面接していただける事になりました。ハローワークで職業相談をした時に「この会社は10人応募してほとんど書類選考で落ちている」と聞いていたので、せっかく書類選考が通ったのだから面接で失敗しないように、毎日面接の練習をしました。

面接に行くと「書類の段階でほぼ決めていました。

是非来て欲しいです。」と言われました。私は拍子抜けしてしまいましたが、気を抜かずに最後までしっかり面接に挑みました。

厳しいと思った年齢もはねのけて転職成功!

年齢的に難航する事を覚悟していた転職活動ですが、なんとか無事に新しい職場が決まりました。それも、今までに経験の無い初めての接客兼事務職です。

私は、書類選考で提出する職務経歴書の重要さを初めて知りました。

自分のやってきた事と実績を、応募する会社の業務内容に合わせてうまくアピール出来れば良い印象を持ってもらえると感じました。

そして書類から真面目さ・誠実さが伝われば面接したいと思ってもらえると、面接官の言葉から感じました。"





2019年現在の今は転職の絶好のチャンスです。タイミングを逃すと転職が難しくなるのは間違いありません。

就職氷河期と比べ、好景気の今は完全な売り手市場。

企業も積極的に採用を進めており、条件面も格段にアップしています。

しかし、好景気には必ず終わりが訪れ仕事が無くなる時が必ず来ます。

実際に、『オリンピック前には状況がガラっと変わる。』と予測する専門家も少なくありません。

また、年齢とともに転職が難しくなるのは言うまでもないですよね。

将来的な転職を考えているのであれば、人生を失敗しない為にも、1日でも早く行動をする事をおすすめします。



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